今日のブログから、「到るところ青山」を「ほろ酔い気分」に統合します。 倍旧のご厚誼をお願いします。
入院中のこと。
6階の病室の窓に、飛び交うカラスの影がよぎる。
身体の自由が利くようになるに従い、影を追いたくなる。
コンパクトカメラを持ち込んでいたので、さっそく撮影を目論んだ。
来たなと構えると、サッと飛び去ってしまう。シャッターを切った時点では、被写体はレンズの外。からかわれている気分だ。
諦めて横になると、またやって来る。まるで挑発だ。口惜しいではないか。
そんな繰り返しをしていたら、向かい側病棟の病室で、ブラインドを下ろした。
レンズの方向を誤解されたらしい。
老女らしい病人だった。
老男が老女を撮ったって、シャレにもなるまいが、誤解されてはたまらない。撮影は中止。
豆粒にも満たないカラスしか撮れていないが、やむを得ない。
それにしても、あれほど気味悪がったカラスだったのに、激励されたと詠むのだから、病気は弱気を誘うようだ。
窓の空病臥叱咤の寒鴉 鵯 一平
老女だってオンナ・・・病人だってイイオトコ・・・
カラスは憎たらしいほど精力的です。でも、わが住まい近くには少なくなったような気がします。塒を移動下のでしょうか?
病人だってイイオトコとは嬉しいお言葉です。
東京でも比較的樹木が多い地域のせいか、カラスが沢山おります。
生ゴミの問題もあるのでしょうか。
元気そうな病人ですね~
その調子でがんばってくださいね。
このブログで病気を吹き飛ばしてくださいね。
今年もよろしくね。
確かに変な病人ですね。
カメラ持ち込みの病人は、病院側としても想定外かも知れません。でも、ブログのネタにはいい場所ですよ。
カラス、巨大です。近くで見るとつつかれそうです。
新年、寒いですが、体調を回復してください。
コメントをありがとうございます。
不気味なカラスですが、それはそれとして愛着も感じます。
人間にはもっとも近い鳥ですね。