なかば荒れ地のような地面に、タンポポの黄色がひときわ目立っていた。
タンポポには在来種のニホンタンポポと、在来種のセイヨウタンポポがある。
ニホンタンポポはセイヨウタンポポに駆逐されかかって見かけなくなったとか、交雑が進んだので、見分けができなくなっているなどとも言われている。
私が追いかけたタンポポが、どちらのものか判別ついていない。
中には、綿毛をつけた気の早いタンポポもあった。
たんぽぽ(1)は、肩を寄せ合って咲いていた「団らん」タンポポ。
温もりが感じられて、私の胸の中にも、暖かな灯がともった。
仲良しこよしの雰囲気だ。
タンポポ(2)は、茎を思いっきりに伸ばし、綿毛を飛ばそうとしている。
綿毛には小さな種がしっかり掴まり、飛行準備は完了。
僅かな風によってでも、ふーわりと飛んで行くに違いない。
タンポポ(3)は(2)と同じ構図。ただ、思いっきり綿毛に近寄り、タンポポにピントを合わせようとした。
綿毛は面白い円になってくれたが、咲いているタンポポのピントがすっきりしなかった。
これはあくまでも、撮影者たる私の技倆問題。
タンポポの花言葉を調べると、「神の神託」、「別れ」、「別離」などとなっている。
不勉強のため、そのほかには知らない。
「別れ」や「別離」は、綿毛が飛んでいくことにちなんでのことだろう。
「神の神託」について、私はまだ理解できていない。
神に運命を委ねた綿毛の気持ちなのだろうか。知る人がいたら、ご教示を願いたい。
タンポポ(1)の雰囲気から、温もりのある「団らん」を感じとることは出来ないだろうか。
とすれば、花言葉に、「温もり」や「団らん」があっても、決して邪魔にはなるまいと思うのだが……?
← お読み頂きありがとうございました。
ポチッと応援クリックをお願いします。
励みになります。
タンポポによせて
私もタンポポを載せてますが、
雰囲気が全然違いますね~
小さい頃はタンポポを見つけると宝物のように大事にして誰にも教えない秘密でした。
その位貴重なお花でしたが、外来種の繁殖で感じが変わってきましたね~
ニホンタンポポは団らん 温もりを感じます。
そして大事にしたいなぁ~と思ってます。
お勤めを止められて、今は家におられるのでしょうか。
私もタンポポが好きです。
撮って撮りまくっておりますが、旨くはいきません。
心と技は一致しないようです。
「団欒タンポポ」という表現がおもしろいです。
花言葉は意外でしたね。
「ぬくもり」「団欒」のほうがいいですね。
花びらが終わると綿毛になり、その一つ一つが家族が別れるように別の所へ飛んでいくのですね。
子どもが成長して別のところでそれぞれ家庭を持つみたいな感じですね。
丸い綿毛がフワフワで可愛いです。
タンポポ(3)はおもしろい円になりましたね。
今日は久しぶりに暖かい一日でした。
これで桜も咲き出すと思います。
もうタンポポがさいてますね。
タンポポの花は暖かみを感じます。
「セイヨウタンポポ」に「ニホンタンポポ」が追いやられてしまうのが悲しい、、、、
タンポポは別離の雰囲気は持っているのでしょうが、一方では温もりの雰囲気もあるのではないか、
と思っていました。
群がって咲いていると 、
団らんを感じさせる花ではなかろうかと勝手に思っていました。
諸物価が高騰しているおり、
ノーテンキな話で恐縮でした。
私のほうでは、今日の午後、風も出たので、
桜が散り始めました。
タンポポは盛んに咲いております。
まだまだ、綿毛は少ないです。
日頃見ているタンポポが、
在来種なのか外来種なのか、確かなところ分かりません。
図鑑ではかなり浸食されていると書いてあります。
植物に限らない現象のように思え、
危機感を覚えますね。
現実は黄色が好きで強いタンポポが好きです
踏まれてもなお元気に咲く花で
その明るさと元気が今でもずーっと(なお)好きです
西洋、日本といろいろありますが
見分けは簡単です
ちなみに日本タンポポは両手を広げるようには咲きません
西洋タンポポは力いっぱい両手を広げて咲いています
どちらもみんな大好きです
ひよどりさんの写真でいっぱいいっぱい楽しみがあります
夏のひまわりはナンバーワン大好きです
青空もね
私も、花言葉に、「温もり」や「団らん」があるといいと思います。
花言葉のことよく知らないのですが、どんな風にして決めるのでしょうか?
写真のタンポポは、セイヨウタンポポと思っているのですが、お見立てではどちらでしょうか。
と言われても、写真だけでは無理でしょうね。
私の写真を「楽しみだ」と言って頂けるのは、
とても嬉しいです。
野山を彷徨うエネルギーが出ます。
しかし、まだ山には出かけておりません。
私も正直なところ、「花言葉」の由来はわかりません。
本やインターネットを見て、勝手なことを言っています。
おそらく、このような「勝手なこと」が、集積されながら、口コミ的に「花言葉」になるのではないでしょうか。
まったく分かりません。