新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

埒もなし

2019年08月15日 21時58分19秒 | 写真と俳句

 

 

   ピーマンの肩を怒らせ埒もなし   ひよどり 一平

  (ぴーまんのかたをいからせらちもなし

    ・・・・・・・・・

 どちらかと言えば、私はピーマンが嫌い。

 何を言いたいんだか、何をしたいんだか、とんと分からない。

 形も嫌いだし、味はなお嫌い。

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東京タワー

2019年08月14日 07時03分55秒 | 写真と俳句

                                                                                                                                                                  a

  新涼や東京タワーの鉄の骨   ひよどり 一平

 (しんりょうやとうきょうたわーのてつのほね)

   ・・・・・・・・・

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迎え火

2019年08月13日 19時23分18秒 | 写真と俳句

   迎え火焚き問はず語りをしてゐたり  ひよどり 一平

  (むかえびたきとわずがたりをしていたり)

    ・・・・・・・・・

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自業自得

2019年08月12日 18時21分43秒 | 写真と俳句

   何もかも失せて芒の道帰る   ひよどり 一平

  (なにもかもうせてすすきのみちかえる)

   ・・・・・・・・・

 沢山のものを持っていたわけではない。

 でも、その中の最も大切なものの一つが失せるのだから、私にとってはオオゴト。

 増上寺の裏道で、芒が穂を出していた。まだ若い芒なので、風情もなく、ツンツンと風をはね返していた。

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別れた女

2019年08月11日 23時04分17秒 | 写真と俳句

   鬼灯や別れし女のあれやこれ   ひよどり 一平

  (ほおずきやわかれしひとのあれやこれ)

   ・・・・・・・・・

 鬼灯はナス科ホオズキ属の多年草。

 古くは「源氏物語」や「栄華物語」にも登場したらしい。

 赤く熟した果実の種を抜き、女の子が口に入れて鳴らして遊ぶ。

 どこか懐旧の念を涌かせ、私は母親との思い出にすっ飛んで行く。

 かつての女性との思い出にすっ飛んで行きそうな雰囲気もありそうだ。

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