新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

秋の蝶

2022年10月23日 18時08分41秒 | 写真と俳句

     限りあるいのちなりけり秋の蝶      ひよどり 一平

  (かぎりあるいのちなりけりあきのちょう)

   ・・・・・・・

 蝶にしても花にしても、観る側の心情によって感じが変わってくる。

 観る人の勝手次第で変わってしまうのだ。

 観る人が、「悲しいなァ」と観れば悲しいし、「楽しいなァ」と思えば楽しく見える。

 秋の花にむさぼりついている蝶を見て、「精一杯生きているのだなァ」と観ていたら、ちょっぴり哀れを感じた。

 蝶やトンボに限ったことではない。人間とて同じこと。

  ・・・・・・・

 このブログ作成にも、だいぶ馴れてきた。今度こそ忘れないようにしよう。

 しかし、まだマニュアル作成とまでは行っていない。

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老残

2022年10月19日 18時46分11秒 | 写真と俳句

   老残を持て余しをり秋の蝶    ひよどり 一平

  (ろうざんをもてあましをりあきのちょう)

   ・・・・・・・

 持て余しているかどうか、私には判らない。蝶はひたすら秋の花にむさぼりついている。

 人が近寄ればさっと飛び去り、離れればまた寄って来てむさぼりつく。外聞なんぞは埒外。

 これが生きると言うことなのだ。

   ・・・・・・・

 身を持て余しているのは、蝶ではなく実は私だ。

 カーテンの向こう側には、深い秋の日差しが溢れている。

 冬に入る前のいっとき、秋の日差しが私をもてなしてくれている。

     ・・・・・・・

 はらわたの会のカラオケが、私の出渋りを見て、「大宮でやりましょう」となった。

 私の出渋りの元凶は我が家のカミさんで、なんやかんやと口煩い。

 いっときの私の「大弱り」を観察すれば、慎重になるのは当然なのかもしれない。

 そんな内情を察知したメンバーが、「カラオケを大宮で」と発案してくれた。ありがたいことだ。

 それは私の甘えなのだが、病後の初回だけは甘えさせてもらうことにした。

 

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風に吹かれて

2022年10月18日 19時51分09秒 | 写真と俳句

   穂芒や風に吹かれて右往左往  ひよどり 一平

 (ほすすきやかぜにふかれてうおうさおう)

  ・・・・・・・

 後悔は先に立たず。

 今さら、後悔して狼狽えたり泣いたりしても始まらない。

 このブログも、後悔の嘆きを吐露しているのだが、泣いて花実が咲くものか。

 しからば、今後の事態に備えて、マニュアルの整備を考えないでもないが、いざその段になると、「面倒臭え~」となってしまう。

 今まで、私はそんなことの繰り返しで、身を処してきた。

 もちろん、重要な仕事のことをはじめ、少し重たい事柄であれば、少しは丹念に考えたのであろうが、遊びっぽいブログのこととなれば、扱いが軽くなり、記憶が落ちてしまうと、再出発が大ごとだ。

  ・・・・・・・

「今、この時がなんとかしのげれば、後のことは後のこと」 

 そんなことの繰り返しで、一生を終わるのかも知れない。

 いい性格と言えば、いい性格かも知れない。

  

   

 

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烏瓜

2022年10月17日 19時00分59秒 | 写真と俳句

   烏瓜ぶらりと垂れてゐたりけり      ひよどり 一平

  (からすうりぶらりとたれてゐたりけり)

   ・・・・・・・

 私は烏瓜が好きだ。

 すべてを達観していて、そのくせ色合いもいい。

 私は幾歳になっても、このようにはぶら下がれない。

 ご近所を窺いながら、風に揺れたり堪えたりするに違いない。

 この烏瓜は用水の向う岸にぶら下がっていた。

 向こう岸なので、手に取って楽しむわけにはいかない。せいぜい写真に撮って喜んでいるのが精一杯だ。

 

 

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新松子(しんちじり)

2022年10月16日 19時21分48秒 | 写真と俳句

    五臓六腑両親に受く新松子    一平

  (ごぞうろっぷりょうしんにうくしんちぢり)

 思い出せないこともいろいろあり、体調はまだ本調子に戻ったとは言えない。

 ブログの作成ひとつを考えても、まだまだ不十分だ。

 足腰の動きは僅かづつもとに戻って来ているように思うが、どうだろうか。

 このブログについては、半ば以上諦めていたのだが、励まして下さる方がいたので、なんとかここまで思い出した。

 いつまで続けられるかが私にとっての新たな課題です。

   

 

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