本音とタテマエ

2010-05-25 05:34:42 | Bicycle
昨日に引き続き、DYNA SYS のネタ。

月曜日の仕事帰りにショップに立ち寄る。
実際のところ DYNA SYS の導入には、やはりコンポの『総取りかえ』が必要なのか?
この疑問についての答えが欲しい…。

もう一度、シマノのカタログ上の文言を確認する。
10speed 用として新規で発売されたものは、
FD・RD・クランク・スプロケット・チェーン・シフター(左)…の6点。
ただし、クランクについてはアウターとインナーのチェーンリング交換で9速からのバージョンアップ対応可能…とある。
シマノが自らバージョンアップ情報を出しているのはこのクランク・チェーンリングの件のみ。

つまり…チェーン(動力伝達の中心)を中心に考えて、『直接チェーンに触れるもの』全てを交換してほしい…というのがシマノの本音だろう。

スプロケの枚数が増える都合上、そのインデックスに合わせたRDとシフターは必須。
当然チェーンもね。

で、問題はフロントのメカ周り。
クランクはチェーンリングのみの交換でOKだから、基本構造に変更なし。
チェーンリングの交換は、アウターとインナーの歯数を合わせるため…と見る。
つまり…ミドルが変更なしで行けるのであれば 44-32-22T のギア構成を10速化に合わせて 42-32-24T に変更しただけ…動力伝達効率を考えての歯数の変更だろうが、チェーンリングの厚みなどの問題ではないのだろう。

歯数がアウターでより小さく、インナーでより大きく変更されている都合上、それに合わせたFDが必要になる…。
左右に動く幅は変わらないが(クランクの構造が変わらないからね)上下に動く幅が狭くなるってことだ。

もしもシマノ推奨のチェーンリング構成にした場合に、新しいFDが必要…となれば、9速用クランクセットならFDの交換は不要?
逆においらみたいなド貧脚ライダーなら、22T が残った方が有利?
この辺が本音なのかもなぁ。

いずれにしても、やってみてダメなら一度元に戻して、チェーンリングとFDを買い足すぐらいの覚悟が必要かも…。

どっちに転んでも、金はかかる…。

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2 Comments

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Unknown (ちんきー)
2010-05-26 00:04:55
本当自転車ってお金が掛かります。
ここの所の機材の進歩の速さといったら「デジカメ」かって言うくらい・・・:
自分は手が出ません _| ̄|○

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ちんきーさんへ (HOTAS)
2010-05-26 05:46:50
技術は進歩しているんですねー。
欲しいものが出てくるようになっているんですよねー。

何種類もの自転車を持っている人は大変だなー。
おいら1台で良かったと思ってます。
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