信じる

マウンテンバイクに乗るようになって、改めて自分の性格を考えるようになった。
あまり好きではない自分自身…はっきり言って『ネガティブ』。

基本、『自分は出来る！』という発想ができない。出来ることしかしない。
だから、あまり無理な行動はしない。
他力本願も嫌い。
当たらないと思っているから『宝くじ』も買わないし、『ギャンブル』もしない。

簡単に言ってしまえば、自分の手の中でしか行動しないのだ。

MTB に乗ってトレイルに入って『できた・出来ない』と話をするが、
結局そこの『セクション』へのアタックは、『自分の手の中にあるかどうか』だ。
先回りして良いことなんてないのに、自分でバリア張って挑戦しない。

とりあえずチャレンジしてみる。
出来なければできないでしょうがない。
そう思ってみたいなぁ。



目標
トレイルを見て、行ける、大丈夫、そう思おう。
出来なくて笑う奴なんかいないさ。

信じてみよう。

真似してみた

マウンテンバイクのトレーニングの話。
いつもブログでお世話になっている『メロビさん』が、『段差乗り越え』という記事を書かれていた。自宅前で出来るお手軽トレーニングだ。

以下、抜粋させていただいて…

「降りた状態でサドルの後ろを押して乗り越えられる障害物は乗った状態でも抜重だけで乗り越えられる」
ってのを、前にどこかで読みました。

実際にサドルの後ろ押してみると、結構な高さまで乗り越えれるんですよね。
形状にもよりますが、20cmくらいあっても行けちゃったりなのです。
ということでコンクリブロック。

…フム、こんな感じ？



そんで、こうか？



リフトさせない抜重のみでの段差越えってことは、荷重移動のみでクリアするってことだ。
前輪乗り上げ時に腰を引いてフロント抜重。
後輪乗り上げ時にハンドル上に体重をかぶせてリア抜重。

フロントはそれほど難しくない…タイミングを合わせて『せーの！』で行ける。
問題はリア…意外とタイミングがピタリと合わない。
進入速度とのバランス、フロント抜重の量で、後ろに引いた腰を前に振り戻すタイミングが微妙に変わってしまう。
タイミングが合わないと振り戻しと後輪の段差乗り上げが一緒になってしまい、『ゴツ…』と衝撃を受けて乗り上げるような感じに…。

地味だが、全身で MTB に乗る練習になる。
上半身が弱いと上手く抜重出来ないのがよく分かる。

自宅前トレの方法…探すといっぱいあるもので…。

浮き彫り

火曜日定例マウンテンバイクＮ山トレイル朝練。



集合場所、午前５時…日の出もまだ。

今回の参加者はおざっち隊長・白熊親方＠８田さん・Ｕジハラさんとおいら…。
おいて行かれるのは必至の少数先鋭（汗）。

いつものようになぎさ公園を北上、芝生面の散歩道を行く。
意識がそこに行くからか、やはり路面からの手ごたえが先週までと違う。

晴天が続きトレイルの状況も良いので、階段坂往復コースを選択。
トレイル入口の階段坂をＵジハラさんと白熊親方が難なく登って行くが、おいらはダメ…押しを入れる。
広場から小展望台までの２つ目の階段坂…今までここも登れたことはない。
で、初めて乗車成功！

後は比較的トレイルの状況が良いせいもあり、皆から遅れながらも乗車で登れる場所がやや増えたかなぁ…。
なんせ、今回の参加者のレベルが高い！
速いのなんのって…写真を撮る暇がない…。
というか、考えている暇がない…登りきることだけで、おまたせ時間を短くする努力だけで精いっぱい。



ビュースポットで…ようやくカメラを取り出す。
涼しい顔のＵジハラさん…おいらは『ゼーハー…』。
息を整えながら考える。
まず、登りでの軽さは明らかだ…一度も成功したことがなかった小展望台への階段坂を一発クリア。
クリフ登りでも、完全乗車はできないが、登れる場所は明らかに増えている。

機材のレベルが上がると登れる場所は明らかに増える…実感。
その一方で、おいら自身の弱さも露呈…スタミナと精神面の弱さ。
基礎体力の問題…それと、登りの恐怖心の克服。
機材の影に隠れていたものが、機材の問題が無くなった途端に浮き彫りになる。

登りが怖い…。
致命的なおいらの欠点が大きな壁になって立ちふさがる。

暫しの雑談の後、お待ちかねのダウンヒル。
Ｎ山のダウンヒルはすごく楽しい。
何度も降りたこの下り、わかっているからホイルの違いもはっきりするはず。

『！』、イケる！
トレイルの状態が良いせいもあるが、前輪がラインを外さない。
限界点が上がる…減速幅が小さくなる＝ダウンヒル速度が上がる！
おざっち隊長に振り切られることなくＹ字路まで到着…『おぉ！』我ながら感動のダウンヒル！

ST の効果は十分に理解できたこの日の朝練。
そして、おいらの課題も。



スタミナと地道な基本トレーニング。
さぁ、ロードバイクに乗ろうか…スタミナつけなきゃ。

吸いつく…

おいらのマウンテンバイク『赤鋸号』のホイル変更後、なんやかんやと忙しく、いまだにトレイルデビューできず。
オンロードでの地道なスタンディングトレが続く。



ようやくおいらもニューホイルの感覚に慣れてきたみたいだ。

ここにきて思うこと。
ホイルが、タイヤが地面に吸いつく…というか表現しかできない。
吸いつくように静止できる…接着剤でくっつけたみたいに。
他の人が見ていたら今までのホイルと変わらないように見えるかもしれないが、乗っている本人の感覚はまるっきり違うので…。

火曜朝練。
トレイルにて、本日シェイクダウン。

ハスの花

おいらの実姉は東京暮らし。
旦那様は名古屋の方で、お盆で帰省中…。
一足伸ばせば滋賀なんてすぐなのに、いつもすれ違いで来てもらえていなかった。

今年はお盆までに家族が帰ってきたので、『会おうか…！』と言うことになり、滋賀まで来ていただくことになった。



まずは、お庭で BBQ !
都内のマンション暮らし、こんなことは絶対に出来ないそうで…。
まぁ、当然だな。

そんで、琵琶湖。



ハスの花が見ごろを迎えていた。
甥子が湖岸で菱の実を拾う…撒菱の正体だと知ってご満悦。

短い時間だったけど、都会っ子の目からみた琵琶湖はどんな風に映ったんだろうか。
まったりと緩く、琵琶湖を眺める。

おかえり

実家においてきた連合いと子どもたちが帰ってきた。
またいつも通りの賑やかな夜。

去年までは高校野球が始まって終わるくらいまでゆっくりと帰省していたのだが、長女が中学生になり、部活やなんやと滋賀にいる用事も増え、今年は短く１週間強。
年に多くても２回ぐらいしか孫に会えない祖父母とすれば、ここぞとばかりに甘い甘い…。
子どもらを見てもらっているうちに連合いもリフレッシュっていうのが今までの流れだったのだが、今年は短かったので、その辺のことがちょっと心配。

核家族ゆえの気楽さの反面、近くに頼れる親類がいないので、悪い方向に動き始めると雪崩状態で全てが悪い方を向いてしまう…。
帰ってきたみんなの顔をみて、『笑顔』。
大丈夫！ちょっとホッとする。

新型インフル休校の影響で、１週間早く学校が始まる今年。
あと１０日ほどの夏休みを楽しんだらいい。

片意地張らず、のんびり行こうか。

夕暮れ

旧盆で世間はお休みの方が多く、道路も閑散としている。
ここにきてようやく夏らしい強い日差しが戻ってきた。
一日中、よい天気だったのは本当に久しぶりな気がする。



夕方、仕事が終わった帰り道、強い西日が比良の山々に隠れようとしている頃。
夕暮れ時の空は、夕焼けにならなくても日差しが薄紅色で、世界がほんのりと色付く。
気が付けば田の稲は穂をつけ頭を垂れ始めている。

日が暮れる。
このなんとも優雅で美しい時間を良く言う表現は乏しい。
『西日』や『斜陽』…暑さや沈むイメージのネガティブな表現が多い。
こんなに美しいのにね。
いつもはそんな物思いに浸る余裕もないが、せめて一日ぐらいのんびり夕陽を眺めていようか。
あぁ、そうか。余裕がある時に見る夕日は優雅なのか。



今日、実家に行っていた連合いと子どもたちが帰ってくる。
いつもの賑やかさが戻ってくる。

のんびり夕陽を眺めている…次はいつのことか。

『寅』の威を借る…

おいらのマウンテンバイクにステッカーチューンを施してみた。
ニューホイルを Get した記念（笑）。



なんか、ただステッカーを貼っただけなのに『速くなった』気がする。
気がするだけなんだけどさ…。

そんで、ついでに愛称を考えた（笑）。
Piranha = ピラニア = 鋸刺鮭 と書くそうな…。
赤い鋸刺鮭だから、赤鋸号…？

そんな感じで今日もお仕事。
晴れそうなので乗っていきます！

すげぇ！

おいらのマウンテンバイク Piranha 号が『ついに』Ver. up !



MAVIC CROSSMAX ST DISC
08年モデルの出物があると声をかけてもらっていたのだ。
10年モデルの話が始まるこの時期、08年モデルは前々代のモデルになるが、
お世辞にも良い出来とは言えない普及モデルの Shimano M495 CenterLock disc hubs と Bontrager Ranger disc rims の組み合わせだった純正ホイルセットから見ると、
２年の『型落ち』なんて関係ない…恐ろしくハイスペックなホイルだ。
なんせ３ヶ月に１回『振取り』をしなければならないほど純正ホイルは頼りなかったわけで。
『いや、Piranha を選ぶ人の乗り方じゃないッスよ…酷使してます。』って、笑われたけど。

そんで、とりあえず乗ってみる。

驚いた。
すげぇ、軽い！
ウソのように軽い！
まだオンロードでしか試していないが、とにかく軽い。



実はこのホイル、中古リアタイヤを頂いた７月中旬からすでに『お取り置き』だったのだ…。

ちょっと考える…そもそも Piranha は XC Racing なバイクではない。
山遊びをメインにしたトレイルバイク。オールマウンテンとも言われるオーソドックスでバランスの良い設計が持ち味で、その中でも比較的安価な普及モデル。
それゆえに重量もそれなりにある。
このバイクにこのホイルはオーバースペックなのではないかと…。

いや、違う。
『このバイクに』ではなく『おいらに』だ。
おいらが、このホイルを使うに値するのか？

また始まった…悪い癖だ。
いつもそう考える、自信がないネガティブな発想。
振り払え！弱気の虫！

そんなことをグルグルと考えていた２週間。
ようやく踏ん切りをつけて、購入！

頑張りましょうか、新しい『蹄』に負けないように。
早くトレイルに行きたいと思う。
逸る気もちを押さえて、じっと Piranha 号を眺める。

Fresh Man

朝起きて外を確認…路面は乾いている。
『行ける』と思い、PC の掲示板に書き込みを入れるが…。
皆さん都合が悪いみたい…今回はあまり集まらないかも。

火曜日定例のマウンテンバイクＮ山トレイル朝練…今回は I-drive さんと初登場のユキチさんとおいらだけ。
みなさん盆前で仕事が追い込みの状態と見える。

いつもの集合場所…毎週日の出の時間が遅くなっていく。



トレイルは確実にウェットコンディション。
ただ、アスファルトは乾いているのでぬかるんではいないと判断、小関越え鉄塔押上げコースで行くことにする。

ユキチさんは今回が初トレイル。
ロードバイク乗りだが MTB に興味を示されたので、強引に朝練にお誘いした次第。
今日はＤテンチョーの TREK 8000 をレンタル。
年期は入った貫録のあるバイクだが…間近で見ると『すげぇ』。
ホイルは MAVIC CROSSMAX ST ブレーキは MAGURA MALTA SL でコンポセットは SHIMANO XTR …。
強烈だ。

もともとロードで足のあるユキチさん、Ｄテンチョーの軽量バイクで小関峠をガンガン登って行く。
鉄塔まで押上げの後も、初のトレイル登りで結構登れるユキチさん…おぉ！センスあるねぇ！負けそうだ。
ビューポイントで一息ついて、お待ちかねのシングル下り。



クリフも問題なくクリア。
最後の階段坂も無事に下り、下りは初トレイルでフル乗車、しかもコケなし。
おいらなんかより全然上手だよ。



最後に記念写真を撮ってＮ山を後にする。
ひさしぶりのトレイルライド。
途中、帰省なんてしたものだから、１週間ぶりなのにもっと空いた気がする。
やっぱり山は楽しいねぇ。
今回は朝練と言うよりも、まったりトレイルライド…後半戦の立ち上げにはちょうどいいお楽しみだったね。