先般、6人の鵜匠さんたちは鵜飼いというショーの共同出演者であると同時にライバ
ルだと、気になることを書きましたね。
今回は、その続編です。
よく見る鵜飼いの写真などでは、六艘の船が舳先をそろえて鵜匠さんたちが揃って
鵜を操っているものがありますね。
絢爛豪華で絵になりやすいのでそうした写真が多いのですが、実はあれは、「総が
らみ」といって鵜飼いの終章での、いわばフィナーレ・ショーなのです。
宝塚歌劇でいったら、最後の大階段での総出演によるフィナーレのようなものです。
新緑に囲まれた岐阜城
それに至る前の鵜飼いはどんな風に行われるかといいますと、6艘の船が上流から
順次漁をしながら下ってくるのです。
ではその順番は決まっているのでしょうか。
実は、毎日違っていて、その日その日の出漁前のくじ引きによって決められるので
す。
なぜ、そんな面倒なことをするとお思いですか。
それは、鵜飼いが私たち見物人にとっては華やいだショーであっても、鵜匠さんた
ちにとってはあくまでも鮎を獲るという漁だからなのです。
つまり、その下ってくる順番によって漁獲量か違うのです。
これが、6人の鵜匠さんたちが、鵜飼いというドラマの共演者であると同時にライ
バルでもあるというわけです。
岐阜城から東南方向 黄色いのはツブラジイの花
ところで、先般、少し心配なニュースがありました。
今年は鮎の漁獲量が半減どころか河川によっては2、3割だというのです。
どうも長良川でも、そして鵜飼いでの漁獲量も例外ではないようです。
その原因は、春の終わりの天候異常で、川の水温が例年より低く、鮎が活発に動く
高さにまで達していないことのようです。
これを聞いて安心しました。とりあえず、水温が上昇すれば例年並みに戻りそうだ
からです。
でも長期的には、川の環境は微妙ですし、そこに住む鮎のような小動物にとっては大
きな変化にさらされているわけです。
先に報告しました「豊かな海づくり大会」をきっかけに、そこへと至る河川につい
ても、とりわけ岐阜の宝物である長良川の環境保全にも官民一体であたらなければい
けないと強く思った次第です。
(長良川命のホテパクちゃんでした)
ルだと、気になることを書きましたね。
今回は、その続編です。
よく見る鵜飼いの写真などでは、六艘の船が舳先をそろえて鵜匠さんたちが揃って
鵜を操っているものがありますね。
絢爛豪華で絵になりやすいのでそうした写真が多いのですが、実はあれは、「総が
らみ」といって鵜飼いの終章での、いわばフィナーレ・ショーなのです。
宝塚歌劇でいったら、最後の大階段での総出演によるフィナーレのようなものです。
新緑に囲まれた岐阜城
それに至る前の鵜飼いはどんな風に行われるかといいますと、6艘の船が上流から
順次漁をしながら下ってくるのです。
ではその順番は決まっているのでしょうか。
実は、毎日違っていて、その日その日の出漁前のくじ引きによって決められるので
す。
なぜ、そんな面倒なことをするとお思いですか。
それは、鵜飼いが私たち見物人にとっては華やいだショーであっても、鵜匠さんた
ちにとってはあくまでも鮎を獲るという漁だからなのです。
つまり、その下ってくる順番によって漁獲量か違うのです。
これが、6人の鵜匠さんたちが、鵜飼いというドラマの共演者であると同時にライ
バルでもあるというわけです。
岐阜城から東南方向 黄色いのはツブラジイの花
ところで、先般、少し心配なニュースがありました。
今年は鮎の漁獲量が半減どころか河川によっては2、3割だというのです。
どうも長良川でも、そして鵜飼いでの漁獲量も例外ではないようです。
その原因は、春の終わりの天候異常で、川の水温が例年より低く、鮎が活発に動く
高さにまで達していないことのようです。
これを聞いて安心しました。とりあえず、水温が上昇すれば例年並みに戻りそうだ
からです。
でも長期的には、川の環境は微妙ですし、そこに住む鮎のような小動物にとっては大
きな変化にさらされているわけです。
先に報告しました「豊かな海づくり大会」をきっかけに、そこへと至る河川につい
ても、とりわけ岐阜の宝物である長良川の環境保全にも官民一体であたらなければい
けないと強く思った次第です。
(長良川命のホテパクちゃんでした)