浄土真宗本願寺派 法徳寺ブログ

神奈川県厚木市にある浄土真宗本願寺派(西)のお寺です。
永代供養墓10万より受付中です。

明日、雪が降ると信じています

2024-02-04 17:59:00 | お知らせ
毎日、境内の見回りをするのですが、今朝はとても寒く感じました。




明日、関東地方は雪が降る予報になっております。私は、明日、雪が降ると信じています。これは正しい日本語です。しかし、明日になって、雪が降っている時、私は雪が降ると信じていますと言ったら、おかしなことになります。実際に、雪が降っているのに信じていると言う言い方はしません。なぜなら、雪が証明してくれているからです。信じているとは、今の話ではなく、未来の話です。今ここの話ではありません。阿弥陀如来が、私をお浄土に救うと信じています。これは、浄土真宗の救いではありません。仏教は、いつでも今の話です、救いは未来にあるのではなく、今の話であります。今、私に、南無阿弥陀仏が届いています。南無阿弥陀仏が私を救うと、今、証明してくださっています。私の信じていますは必要無いのです。それを無疑心と言い、決定心といいます。救いが決定していることに対して信じていますは必要ないのです。私の救いは、阿弥陀如来が決めてくださっているのです。私が信じたから、阿弥陀如来が、重い腰を上げて救うのではありません。浄土真宗のお寺の中心にある阿弥陀如来は、全て立像です。坐像ではありません。それは、南無阿弥陀仏をご仏像で表しているのです。いつでも、阿弥陀如来の救いが、先にはたらいてくれているのです。皆様のご自宅のご仏壇の掛け軸もご覧になってみてください。阿弥陀如来は、全て立像です。いつでも、あなたの元へ至り届いている事をあらわしています。阿弥陀如来は、蓮台の上に乗り、空中に浮いています。自由自在に、あなたのそばに寄り添ってくださっていますという意味です。

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