浄土真宗本願寺派 法徳寺ブログ

神奈川県厚木市にある浄土真宗本願寺派(西)のお寺です。
永代供養墓10万より受付中です。

お経は、阿弥陀如来の私へのお手紙

2024-02-11 21:58:00 | お知らせ
私は、楽しいドラマを観たり、為になる本を読むと、誰かに紹介したくなります。紹介したからといって、相手が私と同じように反応してくれるとは限りませんが、良いものは黙っていられないのであります。皆さんも、おいしいお店や素敵なお店などに行きますと、黙っていられなくなると思います。こんな良い店は、内緒にしておこうと最初は思うかもしれませんが、そのうち、黙っていられなくなると思います。仏様の話も、同じでございます、私もありがたい話を聞かせていただくと、誰かに伝えたくなります。皆様、お経と言うのは誰が、説かれたものでしょうか?それはお釈迦様であります。しかし、実はそうではないのです。お釈迦様は、阿弥陀如来様から直々のお言葉を、私に、伝えてくださったのです。伝えると言うのは大変難しいことなのです。それは、お釈迦様は、阿弥陀如来の御説法を一字一句、自分の思いを交えず、そのまま、私たちに伝えて下さったのが、お経でございます。お経は、阿弥陀如来からの私への直々のお手紙と言って良いのです。私は、時々、法話を聞いていて、このお坊さんの話は、面白くないとか、ありがたくないとか、そういう偉そうなことを思いました。それは、その僧侶の話を聞いているからであります。法話と言うのは、僧侶の話を聞いても駄目です。阿弥陀如来の直々の御説法を、人間の口を通して聞かせていただくのです。それが、私に、教えが、伝わったということであります。法話を聞いて、ありがたいなぁという思いが起こった時は、それはその僧侶のお言葉ではなく、阿弥陀如来様の直々の御説法が、私の耳に伝わったからなのです。また、お浄土に生まれている大切な方の直々のお言葉が、皆さんの心を感動させてくれたのだと思います。私も、とてもありがたい法話でしたと褒めてくれる方がいらっしゃいます。でもそれは、大切な亡き方が、とても良い方だったからなのです。そして、その方が、今も仏様となって、その方を救い続けてくれているからこそありがたい法話になるのです。





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