今日から、3月に入りました。3月は、春のお彼岸がありますので、お寺にとっては忙しい月でございます。しかし、今の私は、無理せず仕事をしていきたいと思っているので、忙しければ、誰かに手伝ってもらい、仕事を優先せず、自分の好きなことをやりながら、日々勤めていきたいと思っています。皆さんは、毎日、鏡で自分の顔を見ますか？疲れていたり、怖い顔していませんか。もしそのような、お顔であったら、きっと心も疲れていて、イライラしているはずであります。心と体は一体であります。心が楽しくて、ウキウキして、幸せだったら、必ず顔に出るのであります。イライラしていたり、気難しい顔をしているお坊さんに、良い法事や良い葬儀はできないと思います。ご法事やご葬儀は大切な方を、亡くされ、心に悲しみを抱えている方々ばかりです。イライラしていたり、難しそうな顔したお坊さんであったら、その傷を癒すどころではなく、心の傷を広げかねません。やりたいことをやり、やりたくない事はやらない、そうして、毎日、気分良く過ごしていきたいと思うのは、そのためであります。それが、結果的に良い仕事にもなり、周りにも迷惑かけず、健康で過ごせるのではないかと思っています。いつもの話ですが、仏教には、明日という言葉はありません。あぁすればよかった。こうすればよかったと、後で後悔しても後悔先に立たずであります。でも、ほとんどの人は、今は仕方がない。我慢しなきゃいけない。もう少ししたら楽になる、いつかを期待して生きています。しかし、未来は、誰にもわかりません、生きているのは、今しかないのです。自分の人生は、他人に代わってもらえません、自分の行いが自分の未来を決めるのであります。
