浄土真宗本願寺派 法徳寺ブログ

神奈川県厚木市にある浄土真宗本願寺派(西)のお寺です。
永代供養墓10万より受付中です。

今日は法話会でした

2024-03-04 19:06:00 | お知らせ
本日は、3月の法話会でした。3月はお彼岸があるため、今日は、お参りは少ないかと思ったのですが、意外にも、多くの方がお参り下さいました。「死にたくないという思いが、人生の幸福度を下げます」逆に言えば、死を受け入れることで、幸福度は上がるということであります。私たちには、必ず、平等に死がおとずれます。それは、仕方ないと諦めて、今を大切に楽しく生きることが大事なのであります。いつまで、生きているか分からないのですから、今を、楽しまないのは、やがておとずれる死を前にした時、大きな後悔を生むのではないかと思うのであります。言葉で言うのは簡単ですが、死を受け入れるということは、簡単なことでは無いように思いますが、実は、簡単です、浄土真宗の救いは、その死の解決であります。阿弥陀如来は私に代わって、死を越えてゆく、お浄土への道を説いているからです。阿弥陀如来の願いは、皆さんを幸せにしたい、幸せに生きてほしいという願いです。皆さんの大切な方も同じです。私たちの人生の障害となるのは、ご病気だと思います。しかし、病気と言うのは、気を病むと書く通り、病気になった時、落ち込んでしまい、何もかもやる気を失い、生きる気力さえなくしてしまうのが1番の問題なのだと思います。特に、日頃、元気で、健康に自信があり、明るい方ほど落ち込むのであります。みんな死にたくないのです。皆さんの大切な方も、もっと、生きたかったはずです。もっと、人生を楽しみたかったはずです。残された皆さんも、亡き方の願いを、忘れないでいただきたいと思います。残されたものにできる事は、今、生きていることを大切に思い、感謝をし人生を楽しんでいただくことだと思います。今、生きているのに、落ち込んでいる暇などはありません。皆さんが、今も苦しみの中で生きている事は、仏様はよくご存知です。だからこそ、いつもあなたに寄り添い、あなたをいつも離れる事はないよ。あなたをいつも大切に思っているよと願ってくれているのであります。目には見えませんが、その願いの中にあることを、知らされたとき、前を向いて生きていけるのではないかと思います。もし、病気になって、家に閉じこもり、毎日テレビばかり見ていたら、それこそ、もっと気持ちは落ち込みます。テレビを見ていれば悲しいニュースが多く、そして、健康食品、生命保険そのような人の不安は煽るコマーシャルばかりじゃないですか。それよりも、外に出て、太陽の光を浴びてください。それだけで免疫力が高まるのではないかと思います。阿弥陀如来は、必ずお浄土へ救うから、私に任せてくださいと南無阿弥陀仏と告げてくださっています。それは、今の救いです。そして、その救いは、あなたの人生を無駄にすることなく、人生を楽しみなさい。と告げてくださる仏様のお言葉であります。
今日は、手作りの生チョコをお土産に差し上げました。






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