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俗に騙すより騙されろと言います。
言うまでもないことですが、人を騙すことは一時的には得をしても将来的には必ずその報いは自分に降りかかってくるし、精神的な苦痛も伴います。
反対に騙されるのは人を傷付けず、自らの未熟さを反省し成長の糧ともなります。
勿論これは一般論で世の中にはこの範疇から外れる人も多く困ったものです。
例えば詐欺を働いて何の痛痒も感じない人とか、あれ程振り込め詐欺の注意が喚起されているのに手もなく引っかかってしまう人とかが跡を絶ちません。
私自身もこれ迄世間並に、人を騙したり裏切ったりしたことはない積りですし、騙された経験もありませんでした。
株式や投資信託の投資でささやかに儲けたり損をしたことはありますが、これは全て自己責任で自分の判断が的中したか、外れたかの結果で通常の経済行為にほかなりません。
ところがしかし今回はじめてやられました。
今騒がれているMRIインターナショナルについては慎重に3年以上の期間をかけて見極めた積りで最低額を投資し、最初の利払いも受け、その後のフォローも実に素晴らしかったので、つい安心して再投資をしました。
いい状態の時に何処で仕舞うかの難しさを改めて感じました。
何年もかけて騙し騙されたのだからどうしようもなく、相手が1枚上だったということです。
まぁ命や生活に影響するほどのことでもなく、国内の株式市場が活況で僅かでもその穴埋めをしてくれているのがせめてもの慰めでしょうか。
そしていつも思うのは犯罪者達はそれが露見した後の人生が悲惨なものになるのが何故分からないのだろうかということです。
多くの人の心を捉え企画、実行する並外れた勇気と能力を何故正業に向けないのか不思議で残念で仕方がありません。