大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

批判(土井)

2007年05月29日 15時23分43秒 | Weblog
松岡農相の自殺という衝撃が安倍内閣のみならず日本中に走りました。
死ぬ前に事実を明らかにするべきだった、説明責任を果たさず死を選択したことへの不満というか批判が大方のようです。
世の中の全てのことに賛否両論があり、批判と賞賛があるのはどうしようもないことで、人は誰でも自分の判断で好きなことを言います。
上に立つ人程大きな批判の対象になります。
夫々の立場で批判に耐えられる人と耐えられない人がいます。そしてその双方共が形は違っても他人に迷惑や負担を強いることになります。
出来ることなら批判に屈して負の負担を与えるより、耐えて頑張って正の貢献をしたいものです。
以上述べたことも一個人の勝手な言い分ですが、七面倒臭いことをくどくどという積りはありません。
現役の人や当事者はどんな事があっても頑張り抜かねばなりませんが、OBはあまり批判されるようなことも、批判することも遠慮して、分相応に楽しみを見つければ良いのではないでしょうか。
罪の無い批判の対象を提供します。
先日の吟行の句です。自分でも上手く出来てないと思っていますので、下手だなぁ、面白みが無いなぁ、この程度でよく載せるなぁ等と気軽に批判して下さい。

   さわやかや古き堂宇の地蔵像
   さわやかや関の地蔵の笑みほのか
   お地蔵の堂は重文風薫ろ
   新緑を切り取って見る躙り口
   風薫る関に名代の銘菓かな
   つばくらめ関に名代の老舗菓舗
   関の戸てふ銘菓関宿つばくらめ

第105回鳳陽会コンペ(土井)

2007年05月26日 23時18分17秒 | Weblog
昨日一日降り続いた雨もすっきり上がり、澄み切った青空の下・・・の筈だったのですが、黄砂の為に空は白っぽく、遠景も霞む一日でした。
養老C.C.での第105回目の鳳陽会コンペは、初回から参加され、100回以上の出場回数を誇っておられた上杉先輩が今年4月逝去され、一抹の寂しさを感じました。(因みに私の出場回数は半分を少し上回る程度です)
その代わりという訳でもありませんが、87歳の谷口先輩が参加され、レディスティながら99で回られ「このコンペは実に楽しい、次回(11月8日・予定)も是非参加したい」とお元気そのものでした。我らの年代もまだまだです。
例によって、スタート前は理事長室でビールを戴きながらひとしきり歓談、終了後は特別室での表彰式と簡易パーティーは何時も通りでしたが、今回は石井君が優勝、私は5位に甘んじました。
まだ現役の城谷君は今回は都合で欠場しましたが、次回は参加すると言っています。
東京は「かじか会」として定期的にやっておられるようですが、名古屋は人数が少なく縦のこの会と所謂「月一クラブ」です。
大阪も有志で時々らしいので、近いうちに大阪・名古屋の有志で中間の京都か滋賀辺りでやろうかと話し合っているところです。

回転寿司(土井)

2007年05月24日 13時24分32秒 | Weblog
理由(わけ)あって何年振りかで回転寿司の店に行きました。
私は刺身が駄目なので、海老、蛸、とりかい、しゃこ等の湯通ししたものとか卵、かっぱ巻き、山牛蒡巻き等々になるのですが、今回は穴子の他にうなぎの蒲焼とかわさび茄子等の私には珍しい品もありました。
またデザート用にケーキや大学芋、スイートポテトなどというのもありました。
カウンターに座ると醤油差し、ガリの入れ物の他にお茶の粉末まであって、自分で勝手に湯呑みに入れ、前の蛇口に押し付けて熱湯を注ぐのです。
席の色が決められていて、前のインターフォンで注文すると「○○色のオーダー品」と書かれた台に乗ってその皿が回って来ます。
従業員は訓練されたアルバイトの女性ばかり、徹底した合理化によるコスト削減の賜か商品は全て一皿2こ盛で105円でしたが、その値打ち感が受け入れられて、週日というのに、満席の盛況で順番待ちの人までいました。
私はといえば、まぁこんなものだろうかなという程度でした。
駐車場の車幅もギリギリで帰り際何回か切り返しをしなければなりませんでした。
そんなこんなで又行ってみたいという気にはなりませんでした。

吟行(土井)

2007年05月22日 22時54分00秒 | Weblog
今日、三重県の関宿と椿大社に吟行しました。
一宮市芸術文化協会の登録団体の文化活動ということで、市から入館料、高速料金、その他若干の補助と、運転手付きのバスの提供が受けられました。
昼食費こみ2,000円の会費で30名で出掛けました。
普段では中々行けない所へ連れて行ってもらえるので皆少々無理をしてでも参加します。
関宿は、馬篭、妻籠、奈良井等と並ぶ、昔からの町並みを保存する、東海道53次の江戸から数えて47番目の宿場町です。
境内の本堂、鐘楼、愛染堂が国の重文となっている地蔵院、本陣跡の他江戸時代から明治時代にかけて建てられた古い町屋200軒あまりが1.8KMの間に残っています。
1部は資料館となっていますが他の家々は外観はあまり変えずに改造して、多くは商店を営みながら実際に生活をしています。
結構多くの観光客がぶらぶら歩きを楽しんでいました。
椿大社では松下幸之助が寄贈した茶室で抹茶を戴きました。
800円と少々高かったのですが、お菓子の立派な銘銘皿が持ち帰り出来たので記念にもなり、家で使うにも重宝です。
俳句は1句も出来ていませんが、これから思い出しながら、次の句会までには何句か創らなければなりません。

せせらぎ街道(土井)

2007年05月19日 17時38分12秒 | Weblog
郡上八幡から高山へ抜ける「せせらぎ街道」は私の推奨する一番のドライブコースです。
昔は沿う川のせせらぎを聞くにふさわしい細く曲がりくねった道で今よりもっと風情がありました。
今はすっかり整備されましたが、通行車両は少なく、70~80KMでぶっ飛ばすことが出来ます。
秋の紅葉と春の新緑の頃は特に素晴らしく毎年訪ねていましたが、ここ2~3年機会を逸していました。
昨日、思い立って出掛けてみました。
郡上側の入り口辺りにコーヒーや食事の店が何軒か出来たのと、途中の一ヶ所で別荘の開発がされているのが目につきましたが、これまでと変わらず新緑の素晴らしさは感動ものです。
谷底を行く感じで、両サイドの山は濃淡とりどりの緑で装い、街道近くでは今、山桜が満開の花をつけ、場所によって群生する白樺と落葉松の緑が一際美しく眼に沁みました。
道路脇にはタンポポの黄が帯をなし、沿線の家々の庭や石垣にはチューリップや芝桜、躑躅が咲き乱れています。
ここへドライブする時はほぼ定番の立ち寄りスポットがあります。
郡上市内のうなぎ料理屋「吉田屋・美濃錦」は料金はリーズナブルで味は良く店も品があり、絶対のお奨め。街道中央あたりの小さな茶店「助さ」は老姉妹の手作り五平餅と焼草餅が絶品です。
終点近くの清見村ウッドフォーラム敷地内の即売所では、農家手作りの野菜、花、苗が安く、殆どは100円です。
春は蕨が採れる場所も探索済みで、昨日も20~30分位で袋に一杯採れ、帰って計ってみたら2.2KGあり、数軒におすそ分けしました。
道の駅も「磨墨の里」と「パスカル清見」の二つあり、前者で「こしあぶら」という山菜をはじめて買ってみました。
店員が楤の芽より美味しいと言っていましたが、確かに風味が有り、春の味覚そのものでした。
調べてみると、楤の芽が山菜の王者といわれるのに対して、こしあぶらは山菜の女王と呼ばれ最近人気が出ているということで、今回の新しい発見でした。

趣味と稽古(土井)

2007年05月17日 11時50分09秒 | Weblog
「月一クラブ」のメンバー乾さんは絵画では、小路君同様、個展を開く程の腕前、謡の名手でもあり大きな舞台も経験されている高尚な趣味とマルチな能力の持主です。
日々の研鑽も大変なものだろうと思います。
5・13(日)、知り合いのご婦人3名が謡の発表会に出るので時間があったら見に来て下さいと誘われ、徒歩で5分の市民会館に出向きました。
ホールには、例の大きな松の背景やら両脇には竹の描かれた大道具、踏んで音のする床等、立派な能舞台が設えられていました。
ご婦人3名は最初の出番で素謡「菊慈童」と「羽衣」でした。
和服でびしっと決め、正座したままで30分以上勤めた後はすっと立って退場されました。
普通の人なら足が痺れて立ち上がれない筈なのに、これも日頃の修練の賜でしょう。
演題は夕方まで続くので、一端帰宅して、終わりごろまた出掛けて能「船弁慶」と人間国宝・大槻文蔵の番外仕舞「難波」を見せて頂きました。
ホールの前の展示場には絵の作品展とお茶席が設けられていました。
作品の中に知人2人の名前がありました。
お茶を戴こうと思って聞いてみると、前売り券だけで、当日券は無いとのこと、がっかりしていたら、舞台を終えた件(くだん)の美女の一人が一枚用意してくれました。
私もかつてお茶の講座に通い、その後も同好会を作って引き続き指導を受けていましたが、マスターすることなく止め、袱紗も懐紙入れも触ることもなくなってしまいました。
それでも基本的な精神と所作を学べたのは良かったと思っています。


新緑に風薫る(土井)

2007年05月15日 12時04分52秒 | Weblog
絶好の季節になりました。
昨日もまた好天に恵まれ、例の「月一クラブ」の第2回例会を先週と同じ森林公園ゴルフ場でやりました。
今回は来週末の第105回鳳陽会の前哨戦の意味合いはなかったのですが、なかなかに伯仲して、私を含む3人が同スコアでした。メダルの獲得数も5枚、6枚(私)、7枚、8枚でした。
私は全く気が付かなかったのですが、25年勤めているというキャディさんに、以前にも私に付いたことがあると言われてびっくりしました。
ベスグロの羽根君が老人クラブの休暇村に来たようだと言いましたが、見る限り全てのゴルファーが年金受給者の仲間同士といった感じでした。
かつては仕事を休んで来たと見られる若者達で溢れていましたが、隔世の感(観)です。
若い人達はゴルフはしない、麻雀はしない、他のスポーツもそれ程やっているようには見えない。
一体何をしているのでしょうか?
まぁ彼等は彼等なりに色々頑張っているのでしょうから、オジサン達がとやかく言う必要は全くない訳です。
そして仕事から解放されて、元気でいられること、たまに仲間とゴルフが出来ることの幸せを感謝、感謝の今日この頃です。

若緑(土井)

2007年05月12日 17時07分57秒 | Weblog
春風に乗って颯爽と・・まで洒落なくても、運動靴で自転車に乗りぶらりと周囲を巡ってみるのも悪くありません。
思わぬところに祠や碑があったり、自動車の出入り出来ない路地に迷い込んだり、立派な屋敷を発見したりと新しい体験が出来ます。
今は蔓薔薇と躑躅が最盛期で道々目を楽しませてくれます。
葉桜、柿若葉、銀杏、楠、楓の若葉、あらゆる木々が生命と緑に輝いていて、見るだけで心が落ち付き、息をすれば肺の中までキレイになりそうです。
自然だけでなく、人の営みも休み知らずというか、其処ここに随分多くの新しい家が建っています。田圃や畑は少なくなっていくばかりです。
宅地の間の畑の多くは区割りされて家庭菜園になっています。
やや注意して見てみると、何処も一所懸命手をかけておなじみの夏野菜を育てています。
職業でなく趣味となった畑作が多くの人に老後の楽しみを提供しています。
出来た野菜を人にあげるのも、貰うのも楽しいものです。
今も、はじめての道を通っていたら、前方に手ぬぐい、麦藁帽のご婦人が立ってこちらを見ていました。
通り過ぎようとすると「アラッ!土井さんじゃあない、似てるなあと思って見ていたのよ、ここが私の畑、見て行ってよ。」と呼び止められました。
ご主人とお爺ちゃんとの協同作業とのことでしたが、周囲の仕切りから道具入れ、キュリやトマトの支柱など見事に手をかけて立派にやっていました。
そしてサニーレタスの大きな一株を切ってポリ袋に入れてもらい、持ち帰って来たところです。
酢味噌にやや多めに砂糖を入れた即席のドレッシングが一番良く合い、今夜のビールのつまみになります。

木曽川・春景色(土井)

2007年05月10日 14時38分42秒 | Weblog
土筆を摘む人が其処ここに見られた堤防の土手も、縁や中洲の木々もすっかり緑に包まれてきました。
川面を黒くしていた鴨の群れも大方は去り、僅かに「残る鴨(季語)」の姿が見られます。
渡る風も春の気配となり、天気の良い日には水上バイクが爆音と共に疾走し、ウインドサーフィンの色とりどりの帆が滑走します。
客があれば、県営の無料の渡し舟が向こう岸に向けて大きな弧の澪を引きます。
河川敷も整備が進み、休みの日は野球やサッカーに興じる少年達の歓声が一日中聞かれます。
平日はオジサンやオバサンたちの天国でグランドゴルフやウォーキング、犬の散歩をさす人達の姿が絶えません。
反対に動物達は災難で、雉もすぐ近くで鳴いたり、急に足元から飛び立ったりします。
狸に至っては住む林が狭くなったせいか、堤防道路で時々、交通禍に遭った姿をさらしています。
上流にポッカリ浮かんでいた御嶽山は姿を消し、西方の伊吹山は春霞の中に淡くその姿を留めます。
木曽川は天井川で水面は地面より高く、愛知県側の堤防が切れれば、我が一宮市は水浸しになる筈です。
しかし岐阜県側は、昔からの暮らしの知恵が生かされ、輪中(わじゅう)堤でブロックを形成し、各戸も丸石(おそらく川から拾って来たものと思います)で石垣を築く、軒先に小船を吊るす、仏壇をロープで吊り上げる仕組み等の洪水対策を施した家が少なくありません。

帰国第一戦(土井)

2007年05月08日 20時52分41秒 | Weblog
パブリックの愛知県営・森林公園ゴルフ場はかって、予約を取るのは大変だったが、安く出来るのでゴルフを始めた頃は最もよく通ったゴルフ場で、ハンディキャップも18迄いきました。
しかしバブルの崩壊後、民間のゴルフ場の値下げに対応し切れず、割高な料金となり、客足が遠のき経営が苦しくなりました。
運営を第三セクターに切り替え、クラブハウスの建替えやコースの整備をし直して今年の4月新装オープンしました。
すると珍しさも手伝って、また予約が取り難くなりました。
石井君がキャンセル待ちをしていたら、今日1組取れたので、ゴールドコーストの3人組プラス1で行って来ました。
バブルの時代に出来た豪華なクラブハウスとは違って、簡素で明るく気持ちの良い造りでした。
コースも各所で改良されており、途中の売店は無人の自動販売機のみ、現金ではなく、カードホルダーをかざして商品を取り出す仕組みです。
このカードホルダーは貴重品預けや料金の精算でも同じように使って自分でやるようになっていました。
食堂はかなり有名なシェフを連れてきたという話ですが、メニューを見ると、材料もかなり厳選されており、種類も色々ありました。
ゴルフ用品や特産品の売店も出来て、やはり県職員の運営とは一味違うものが感じられました。
ゴルフは天気も良く充分楽しめました。オリンピックはmayさんと私が他の2人からかなりの枚数を戴きました。
料金はキャディー付き、乗用カート、モーニングコーヒー、売店、昼食・生中で12,260円(65歳以上割引料金)でした。