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5月28日市役所のバスを利用して伊賀上野へ吟行しました。
他のグループにも呼びかけたら39名が集まり満席、私と数名が補助椅子になりました。
名阪がリフレッシュ工事中で行きも帰りも大渋滞に巻き込まれました。
若い頃2年位三重営業所長をしていたので上野も当然テリトリー内、何度も行き来していましたが商売一筋でした。
唯一度だけ経験と勉強のため上野城や芭蕉関係の所に歩を運びましたが勿論中に入ることはなく外からざっと見て帰っただけでした。
今度は吟行ですから芭蕉生家や記念館にも入場料を払って入り、上野城の天守閣にも登りました。
この吟行句を5句持ち寄っての句会が6月1日なので取り敢えず少しまとめてみました。
この中から5句を選んで推敲し提出することになりますが、別の句が出来てそれに変わる可能性も十分にあります。
緑陰に望む天守閣
日本一の高さともいわれる石垣、何故か見下ろす女性が一人
天守より見る雨の俳聖殿
急勾配の瓦屋根と新樹
各界著名人の揮毫になる天守閣の天井
左の月が大観、右は玉堂
渋滞の列延々と竹の秋
蕉翁の館クルクル竹落葉
釣月軒(ちょうげつけん:生家の芭蕉の居室)芭蕉巻葉の天を突く
太き幹捩れる柿の若葉かな
枇杷大樹釣月軒を覆ひ垂る
出入り口低き生家や若葉雨
牛まぶし戴く老舗百合ほのか
入選額俳聖殿は緑雨中
天守より箱庭めける新樹かな
石垣を攻め登りゐる蔦若葉