大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

「二月尽(にがつじん)」(土井卓美)

2016年02月28日 16時21分07秒 | Weblog

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平年なら今日、今年は閏年のため明日が「二月尽」となります。
昔から一月は行く、二月は逃げると喩えられているようにその去り行く早さに変わりはありません。
「二月尽」の季語にはあっという間に二月が終わってしまったという感慨と共に、明ければ三月いよいよ春も本番になってくるという期待と喜びが込められています。

私にとってこの二月は全く特別な月となりました。
家内の旅立ちから既に20日近くが過ぎていますが、その間に何があったのかふっと分らなくなってしまう瞬間があったりします。
しかし実際には生活のペースは維持しながら、やるべきことはやらなければなりません。
葬儀社と病院への支払い、市役所と保険事務所への必要な届出は既に済ませました。
今は保険と相続の手続き中です。
昨日は子供、孫も一緒に49日の法要と納骨の段取り(契約)をして来ました。


今年も畑の隅の蕗の薹を摘んできました。

「コストコ」に行ってみた(土井卓美)

2016年02月25日 18時04分22秒 | Weblog







帰途木曽川に架かる濃尾大橋正面に満月が昇る




昨夕隣市羽島の「コストコ」に行ってみました。
昨年末だったかに出来て高速道路のインターが近く、関西圏やかなり遠くからも来客があると評判になっていたのは知っていましたが、特に行ってみたいと思うほどのこともなく過ぎていました。
時々行く娘が一度行ってみると面白いからと連れて行ってくれました。
旦那が泊まりの出張で、我家で孫達と一緒に夕食をとって賑やかに過せたらという気配りもあったと思います。
もうお終いのキャベツ、白菜、ブロッコリー等を持って帰らせました。

広い駐車場も休日には一杯になってスペースを見つけるのが大変なようですが、昨夕は簡単に停められました。
卵や野菜、肉などの材料から加工飲食品、衣類、自転車、家電品、宝石類に及ぶ実に多様な品揃えをしていました。
売価の単位も殆どが1000円を超えており、1個辺りの値段は安くても単身や少人数の家庭にはマッチしません。
買い物の時間が取り難い共働きの夫婦が大量に安く買って、冷凍庫に保存して使う分には最適で、そういう顧客が狙い目のようでした。
年寄は好きなものを好きなだけ、好きな時に近くの店で買うのが分に合っています。

























Gゴルフ役員慰労懇親会(土井卓美)

2016年02月23日 17時51分32秒 | Weblog

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今日の天気予報は曇後雨でしたが珍しく大きく外れて晴天のいい天気になりました。
お陰で予定していたGゴルフ役員の年度末ご苦労さん親睦会も実にスムーズに出来ました。
朝の通常プレイ後に、土曜日に「裸まつり」のあった稲沢市の料理屋さんのマイクロバスが来てくれました。
参加者23名で先ず善光寺・東海別院に参拝してから懇親会場に行きました。
食事終了後はまっすぐに帰って来る予定でしたが、今回は時間と予算に若干の余裕があって出発(帰着)地近くの喫茶店を事前予約して、全員がそのまま参加してコーヒーでの二次会となりました。

この会のメンバーも高齢化が進み亡くなる人、体が自由に動かず出て来られなくなる人の数が年々増えてきています。
配偶者に先立たれた人の割合も多くなっていますが、出て来る人は同年代の人に比べてはるかに元気で生き生きしておられます。
体を動かすこと、人と話をすることが健康維持に欠かせないことは広く言われていることですが、Gゴルフは生涯スポーツとしてそのことに大きく貢献しています。


朝の通常プレイ


善光寺・東海別院 参加者全員


懇親会


「三寒四温」(土井卓美)

2016年02月21日 16時21分22秒 | Weblog

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今朝見るともなしにNHKの総合テレビを見ていたら「三寒四温」を取り上げて話をしていました。
この時季本当に「三寒四温」のペースで季節は変化するのだろうかと過去数十年(?)に亘って実際に調べてみたら1番多かったのが「一寒一温」つまり寒い日と温かい日が1日置きに入れ替わっているということでした。
その他では「一寒一温」とか「二寒二温」とか比較的短い周期で寒さと温かさが交差しながら春になってきているケースが上位を占めていました。
最も人口に上る「三寒四温」は統計上は確か12位か13位くらいでした。
しかし語呂も良く、寒い日と温かい日が数日置きにきて段々と春になっていくこの頃の気候を良く表していることから季語としても、俳句に縁のない人にも広く親しまれる表現の1つとなっています。
試しに「歳時記」をめくってみると採用されている句に「三寒四温」の入っているものは極端に少なく、「三寒」だけ又は「四温」だけのものが殆どで中でも「四温」だけが圧倒的でした。

この所急に寒くなったりその反動で季節外れの温かさになったり、その変化を例年よりも激しく感じたので昨日の地元句会に「極端な三寒四温救急車」という句を出してみたら1点しか入りませんでした。
しかし「鶯の正調を聞く峠茶屋」と「寒稽古女師匠の玉の声」の2句は先生が講評句に取り上げて評価してくれました。


妻逝きてより(土井卓美)

2016年02月18日 16時58分00秒 | Weblog

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今日は穏やかな天気、明日もいい天気のようですが明後日隣市国府宮神社の奇祭「裸祭り」の日は雨の予報が出ています。
何年か前一緒に見に行った時も雨で、傘を差しながら見たり写真を撮ったりしたことが思い出されます。

出来るだけ近隣に知られないようにして生活のペースを保つようにしていますが、それでもブログを見た人や話をした最少限の人たちから電話、メール、コメント等様々な形で心のこもったお悔やみや励ましのお言葉を戴きました。
本当に有難うございました。謹んでお礼を申し上げます。

今日の午後は信金、銀行、郵貯、介護施設を回り、葬儀社への支払いその他の必要な手続きをしました。
明日は病院の精算支払いに行くことにしています。
いましばらくは何かとやることがあってバタバタと過ぎている感じで、当分はこの状態が続きそうです。
四十九日の法要と納骨が済んだ辺りから本当の寂しさがくるのかも知れません。


妻逝きて(土井卓美)

2016年02月16日 17時28分14秒 | Weblog

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葬儀が済んで3日が過ぎ4日目に入っています。
その間息子や娘が来たり、知人から花が届いたり、葬儀社の人が来て費用の明細を説明したりしていて、それなりの対応はしているのですがそれらのことも夢の中だったような気がしないでもありません。

見舞いに行くことがなくなり、朝晩のお参りが日課となった違いはあっても朝起きてから夜寝るまでのルーティーンは変わり様がありません。
唯ある種の虚脱感というか気落ちの状況を否定することは出来ませんが、あまり深刻にならないように気をつけている積りです。
何の束縛もない1人の生活になって一番困るのはどちらでもいいこととか、必要なことでも今直ぐやらなくてもいいことはつい先延ばしにしてしまうことです。

自分を励ますためにも周りを安心させるためにも出来るだけこれまでの生活ペースを維持しようと思っています。
その為もあり土曜日の俳句教室、月曜日の詩吟の稽古、昨日、今日のBゴルフと全て通常通り行いました。


妻逝く(土井卓美)

2016年02月12日 20時37分34秒 | Weblog

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昨2月11日未明妻が旅立ちました。
入院をしたことがないのが自慢の元気な家内でしたが、人生の最終章も足早に走り去って行きました。
夕方遺骨と共に1人帰ってきました。
その後で葬儀場の人が2人来て仮安置の台を設定してくれ、供養の仕方などを説明して帰って行きました。
昨日から今日と息子、娘とフル稼働して、取り敢えずしなければならないことを済ませたら、この後のことに自信がないので気の張っているうちにとペンを取りました。
今もそうですがこの2日間いろんな場面で涙が込み上げてきて困りものです。

一昨日の夜は子供、孫全員が揃ってやや寒い一宮西病院10Fのロビーで短い仮眠はとれても殆ど眠れない夜を過しました。
夜明け前看護士さんに告げられてベッドサイドに行くと、激しい息は治まりかすかな寝息に変わっていました。
そしてすぐに文字通り眠るように息を引き取りました。
映画やテレビによくある目立ったしるしは全くなく、唯モニターの心拍数が静かに0になり、1番したの折線が水平な1本の線になりました。
霊安室に移されるのを待っている間に東の空に真っ赤な朝日が昇りました。
終日付き合ってくれた孫2人がせめてもの心を癒してくれました。

     冬銀河仰ぎ看取りの病棟へ

     暖房の部屋に点滴音もなく

     冬の夜の灯(あかり)煌々息荒し

     冬の夜の孫も健気に看取り待つ

     看取り待つロビーに明けの寒さかな

     冬の星一つ生(あ)れたり妻逝きて

     妻逝くや冬の朝日の赤かりき

     妻逝けり行く手は春の花園か


通夜の部屋


式場入り口


祭壇


孫の焼香


喪主(長男)の焼香


精進落とし、孫のパフォーマンス


同、孫の合唱





御岳の噴煙と俳句(土井卓美)

2016年02月08日 19時45分05秒 | Weblog

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今日も昨日に続いて日本晴れの素晴らしい天気になりました。
午前中のGゴルフの会場からは伊吹山がきれいに見えましたが、ゲームの途中で慌てて隠しどりをしたので撮り損ねました。

午後はライン川句会(岐阜県坂祝町)の句会と新年(?)懇親会をしました。
この会は関係する会の中で唯一私が最長老の会です。
今日は新入会員もあり9名の参加でした。
往路の高速道路上からは冠雪の山々の見事な景観が望めました。

御岳山の頂上付近はいつも雲に被われているように見えていましたが、雲ではなく噴煙だと確認出来ました。
しかも2ヶ所から上がっており、風が強ければ頂上を隠して横にたなびき、弱いと立ち昇ります。

懇親会の席で、こうして誘われて一緒に楽しませてもらえるのは本当に有難いことで、俳句と出会えた縁に感謝しているということを複数の人から言われました、全く同感です。

     冬麗の空に御岳噴煙(けむり)吐く


昨日の御岳山


Gゴルフ(背景の伊吹山はかすかにしか見えない)


懇親会


今日の御岳山

老境へ(土井卓美)

2016年02月06日 15時31分36秒 | Weblog

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学友でゴルフ仲間で同じく一宮市在住のJ君が自分の一代記をブログに書いています。
今場面が丁度大学時代で写真も結構載せているので、見ていると自然に当時にタイムトリップしてあれこれ思い出すことがあります。

今日昼食時にテレビを付けたらBS「日本のうた・熱唱マヒナスターズ&三沢あけみ」という番組の再放送をやっていました。
それが又丁度昭和33、4年頃の歌が中心になっていて懐かしく最後まで見る羽目になりました。
我々の青春時代はムード歌謡の全盛期で思い出も歌と共にあります。
今の若い人達の感覚には合わないかも知れませんが我々の年代には実にしっくりきていました。
メロディーも勿論ですが歌詞もちゃんと韻を踏んでいて正しく詩の形態を維持していました。
昨今の口語調の文章や言葉の投げかけのような歌詞に無理矢理曲をつけたようなものと違って正調な作詞・作曲であったという感覚です。
そんなこともあって最近の歌を聞いていても字幕が出ない限り、何をいっているのか判らないものが殆どです。

繰り言を言ったり、過去を懐かしくふり返ったり確実に老境に向かって邁進しています。