大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

奨めたい本(土井)

2008年09月29日 12時56分17秒 | Weblog
朝からの雨で庭の楠、南京櫨、桜等がしっとりと緑を濃くして紅葉を待っている感じです。(尤も楠は紅葉しませんが緑は深くキレイです)

暇だったので他の連中もそうだろうと思い電話をして、3人で喫茶店に集まり1時間半位話して帰ってきました。

今日29日付で日経新聞朝刊の北原謙三の「望郷の道」が完結しました。
天明屋 尚という画家の挿絵も素晴しく毎朝の楽しみでした。
快男児と快妻(私の造語?)の物語が九州弁の会話で快いテンポで進み、その面白さに何度も読み返した日が幾日もありました。
混迷の世に男も女もかくあるべしという指針と警鐘の意味合いも持たせているのではないかと思わせもします。
性描写に凝るものや、新人類と呼ばれる人の我々からすれば突飛な言動が人気を呼ぶものもありますが、やはり定評を得た実力作家の作品は読み応えがありました。
近いうちに必ず単行本として発刊されると思いますので、一読をお奨めします。

感動の表現と共有(土井)

2008年09月26日 12時13分28秒 | Weblog
先日、古賀武陽君から彼の俳句と短編小説の載った同人句集と同人誌を送って頂きました。
地元のTVにも出ているそうで相変わらずのマルチな活躍ぶりに感心します。
小説はノースカロライナ州での体験が題材になっています。
彼はその体験を気の効いた会話や微妙な心理描写も含めて見事な短編に纏め上げています。文才の為せる技でしょう。

小説だけでなく、絵画、彫刻、書、詩、俳句その他どんな作品でも作者の創作意欲から生まれます。
自分の体験や感動を、我一人の内に留め置くのではなく、自分なりに表現して、それを周囲の人に伝え、その喜びを共有したいという願望は誰にでもあります。
唯その方法が人様々で、各種の作品になったり、パフォーマンスになったり、会話になったりします。

スポーツ番組はTVで見ても十分楽しめますが、金と時間を掛けて競技場まで足を運ぶのはその生の感動と興奮を、自分一人ではなく、周囲の大勢の人と一緒に味わいたいが為に他なりません。

この感動を共有したい思いは、それ程大げさなものではなく、日常茶飯にもよくあります。
二人か数人で居る時でも、美しいものや珍しいものを見つけると「おぃ、あれを見ろ!」と自然に、必ず呼びかけます。
感動は共有することにより更に大きくなることを本能が知っているからだと思います。

私の場合、俳句はそれなりに詠んでいますが、23日の同窓会は懐かしく、楽しく
ある種の感動ものでした。想いを共有出来たからだと思います。
そしてこれも感動の表現と、共有したい願望の一例といえると思いますが、24日、出席者の内の数名(女性も含め)から電話が掛かってきました。
私も数名(女性も含め)に電話しました。

ふるさとの人と自然(土井)

2008年09月24日 08時14分47秒 | Weblog
柳井の実家に二泊し、昨夜帰って来ました。
お墓参りもし、家の周りを少し歩いてみました。
畦道には彼岸花が咲き、昔遊んだ川には魚が帰ってきており(十何年か前には殆ど居なくなっていた)心が安らぎました。

    ふるさとの川澄みにけり鮠(はや)の影

22日は私の帰郷を口実に高校の同期が集まり、柳井C.C.で好日の下8人で楽しみました。
ニアピンを銅メダル相当とすることも含めてやり方は全く同じでしたが、呼び方がオリンピックではなく、パラリンピックには笑っちゃいましたが、どう考えてもこちらの方がピッタリで、これからは当地でもこの呼称にしようと思った次第です。

23日は中学校の同窓会に卒業以来はじめて出席しました。
総数78名中、住所不明や故人が十数名で、男性16名、女性11名の出席でした。
半世紀を経ての再会はさすがに顔を見ても誰か全く判りませんでした。
しかしそれはそれ、名前を聞くとトタンに何だお前か、やぁあなたでしたかとなり、和やかで懐かしい時間を共有することが出来ました。
小柄だったと記憶の男性が堂々たる体躯になっていたりもしましたが、大方は昔のイメージをそのままに相応に年をとってきた感じでした。
女性の方はというと、実はこちらの方が興味深かったです。
お転婆がそのまま大きくなった人、可愛かったのが年をとってもそのまま可愛い人、おっとりともの静かなご婦人になった人、今でもお色気溢れる人、そして、それ程目立たなかったのに、ビックリするほど美人で愛想のよい婦人になっている人等様々でした。
次回は3年後と決まりましたが出来ればまた出席したいと思わせる楽しい同窓会でした。

目標が努力と成果を生む(土井)

2008年09月20日 20時33分39秒 | Weblog
営業経験者なら誰でも、あーこのノルマさえ無ければどんなに楽だろうと一度や二度ならず思ったことがあるのではないでしょうか。
しかし改めて言うまでもなく、このノルマがあってこそ個人も、チームも、組織全体も順調に機能していきます。
個人差もあって、戦線から去る者、何とかついて行く者、大いなる工夫と頑張りで更に上位に進む者等々様々です。
現役時代は、営業なら、表現はいろいろでしょうがこのノルマに、他の部門なら夫々の目標に向かって日々精進する訳で、その達成度によって、給料も地位も大きく変わってきます。

ところが現役を退くとこの努力目標が無くなってしまいます。
引退間もなくボケがきたとか、体調を崩したとか、亡くなったとかの話をよく聞くのも、急激な環境の変化にうまく対応出来なかった不幸な例と言えるでしょう。
そうならないように現役の時から引退後の生活設計をしておくべきだと説く人や書物も沢山目にします。
しかしどうでしょうか、目の前の目標に懸命になっている時、その先のことまで考えと行動が容易に及ぶとはとても思えません。
かといって、目の前のことだけに集中していればいいという訳のものでもなく、最低でも引退後の生活に必要な資金計画と必要な蓄えは必須のもでしょう。
これさえあればその場になっても、慌てることなく、自分なりの目標をしっかり設定して、これに取り組めば、それなりの充実した生活が送れるのではないでしょうか。



一段落(土井)

2008年09月18日 11時36分09秒 | Weblog
朝から雨が断続的に降っています。
十月の同期会でお世話になる九州の諸兄には台風の接近中で何かと心配のことでしょうが、大したことのなければよいがと思っています。

先日少し触れたパソコンの環境は順調さを取り戻しました。
アドレスを変えた後も旧アドレス宛に迷惑メールが次々に来ていましたが「コミュファ」に電話して、その指示通りPCを操作して、残っていたYahoo Mailを取り除くと全ての迷惑メールがピタッと止まり、他に何の支障もなくなりホッとしています。
後は請求書が来た時、電話代も含めてどの位安くなっているかだけです。

懸案だった畑も昨日、一昨日と十何種類かの種を蒔いたり、苗を植えたりしたら、今日からの雨で、苗はしっかりと根づき、種は発芽を早めてくれるでしょう。
こちらも一段落といえます。

明19日予定だったゴルフも台風情報で10・14に延期され、心配なくなりました。
年金生活者は時間的には比較的余裕があるので悪天候の遊びごとは容易に繰り延べできるので助かります。

9・23に中学校の同窓会があり、卒業以来はじめて出席しますが、それに合わせて天野武昌君が高校の同窓生を集めてくれたので、9・22に2組でゴルフをすることになりました。
この時分には台風一過の爽やかな気候の下、旧友との再会が楽しみです。


季節を味わう(土井)

2008年09月16日 11時16分55秒 | Weblog
昨日は休日で会場が取れずGゴルフがなかったので、俳句仲間の3人が絵を出品している自宅隣の美術館の作品展を朝9時の一番で見に行きました。

夕方からは雨の予報だったので、句会に出掛ける前に、ホウレンソウと大根の種を蒔いておこうと思い、月曜定休は分かっていたが祭日だからやっているかもと期待して農協に行ってみると、やはり休業でこちらは空振りに終わりました。

11時前家を出て何時ものようにレストランで昼食後会場に行きました。
会場には貰い物だという栗の渋皮煮が皿に盛られていました。
更に会員のこの家の主がすぐそばの畑から無花果を採ってきて出してくれました。
また参加者の一人が自宅で採れたと沢山の茗荷の子を持ってきたので希望者で分けました。
当然のように「栗」「無花果」「茗荷の子」が席題になりました。
私の即席の駄句は「居酒屋の仕上げに喫す茗荷汁」と「無花果の葉裏に色を増して来し」でした。
帰る前主に頼んで無花果の下の方の枝で、地に着いている部分から根が出ている一本を切り取って持ち帰りました。
今バケツの水につけてあり、今夕畑の隅に植える積もりにしています。

昨夜は久しぶりに阪神の打線が繋がり快勝の一戦でした。
最後のヒーローインタビューまで見ていたりして時間がなくなり、原則として、月曜日に更新していた本稿も一日遅れになってしまいました。

環境が整い一安心(土井)

2008年09月12日 12時26分00秒 | Weblog
ぼつぼつ冬野菜の準備に取り掛からなければならず昨日の午後、畑に積み上げていた雑草と夏野菜の残骸を燃やし、石灰を撒きました。
序でだと思い一番体力を使う荒起しにかかり、休み休みやりましたが、暑くてしんどく半分が精一杯でした。
それでもようやく何とか冬野菜への態勢は出来上がりました。
フラフラになり、帰ってすぐ風呂に入りビールを飲んでようやく一段落しました。
風呂の改造後はボタン一つで5分で浴槽が一杯になるので助かります。
さすがに今日は疲れが残っており、古希の体力を実感させられます。

パソコンが修理から帰り(原因はACアダプタだった)、9月10日電話が光に切り替わった途端電話が通じなくなり、サポートセンターに電話して指示された通りに配線を繋ぎかえると通じるようになりました。
ところが今度はインターネットが繋がらなくなり、昨日またS.C.に電話して指示を仰いでこちらも出来るようになりました。
素人でも分かるように丁寧に教えてくれるので助かります。
申し込みから、安定使用出来るようになるまで随分時間もかかり、すったもんだしましたが、ようやく何とか環境が整った感じです。

重陽と長幼(土井)

2008年09月10日 17時09分03秒 | Weblog
陰暦の9月9日は陽の数である9が重なる五節句の一つで最も重要なものとされていました。
中国ではこの日、高い所に登り菊の酒を飲むという行楽の行事があり、これを「登高」といい秋の季語になっています。
(因みに3月3日野辺に出て若草を踏んで宴を催す中国の習俗からきた「踏青」は春の代表的な季語です)
日本では奈良時代より宮中で観菊の宴が催され、菊の節句と呼ばれる非常に盛んな行事でしたが、明治以降急速に廃れ、今では「チョヨウ?」、「ナニ、それ」と言われかねないようになりました。
同じチョウヨウの長幼についても昔ほど厳しく言われなくなりました。
時代の流れと共に全ゆる階級社会において年功よりも実力が重要視されるようになり年下の上司が普通になってきたのも一因でしょう。
上下関係の分かり難いプロ野球界では高卒、大卒、社会人出身が同期生となりますが、一般的に年齢によって敬語を使っているそうで、長幼の序が維持されているようです。
これが大相撲になると番付が絶対で、年齢がどうであれ下位は上位に絶対服従が原則だそうです。
実力本位そのものは間違っていないのでしょうが、あまりにも短期間に出世をすると相撲以外の常識や教養、品位等の要素が養われる期間が短く人格的に不十分な横綱や大関が誕生する心配もあります。
日本の家元制度のお稽古事のように昇段には一定の期間を設ける(例えば横綱は前二場所ではなく、前六場所の成績を参考にする)ことも考えてみたらどうでしょうか。

勝負の勢い(土井)

2008年09月08日 08時22分13秒 | Weblog
世界で断トツの年俸と実績を誇る選手を集めた五輪の野球日本代表チームがメダルを取れず、監督への批難が集中しています。
銅メダルも取れなかったことは情けなく残念なことですが、個人的にはある意味で良かったとも思っています。
もし銅メダルを取っていたら監督の責任は半減され、あの厚顔無恥な星野は巧みに立ち回り、これまで以上に傲慢になり、金儲けに邁進することが目に見えていたからです。
その点、低迷するオリックスの指揮を任されて、今や首位に迫る活躍を見せている大石は男を上げています。
こう見るとチームの勝敗はリーダーの資質や力量に依ることが大きいことが良く分かります。
しかしながら今一つ大きな別の要素があります。
個人的には好きになれない落合の監督としての力量は認めざるを得ません。
その落合が率いる中日が今シーズンはAクラスの確保に汲々としています。
多少の故障者はどの球団にもあるので、謂わば同じチームを同じ監督が指揮している訳ですが、昨年までとは様変わりの戦況です。
同じようなことは阪神にも言えます。
史上初の椿事だそうですが、昨夜はマジックが5度目の消滅をしました。
今や楽勝モードがヒヤヒヤモードになっています。
何故こうも変わるのでしょうか。
勝敗には人智を越えた勢いというものがあり、鍛えて実力を養い、更にこの勢いを呼び込み、それに乗ってはじめて最後の勝者が誕生します。

   阪神のマジック消滅肌寒し

パソコンがまた故障した(土井)

2008年09月05日 13時55分34秒 | Weblog
昨日の午後、曇って風も出てきたので思い切って畑仕事に出掛けました。
ナスやキュウリ、トマト、カボチャ、大豆、青紫蘇等の茎を引き抜き、雑草も一緒に取り、畑の2ヶ所に積み上げました。乾いてきたら焼きます。
風は止み気温は高いまま、その上蚊にも襲われ、かなりハードな作業になりました。
汗と泥まみれになりましたがシャワーで流して一服、パソコンを点けたら、立ち上がる前に電源が落ち使用出来なくなりました。
7月に修理に出したばかりなのですが、修理から帰って間もなくから使用中に電源が落ちたり、一回では立ち上がらず、二回、三回とスイッチを入れ直して立ち上げ、ダマしダマし使っていました。
それが今日遂に何回トライしても立ち上がる前に電源が切れる修理前と同じ状態になりました。
メーカーに電話すると、修理後3ヶ月以内なので無償で修理しますとのことでした。(ということはこれが3ヶ月経過後だったらまた有償ということです)
再修理が無償などは当たり前の話ですが、また初期化されたら、データの入れ直しからインターネット接続等手に余る作業が生じます。
その手間と費用や修理期間中PCが使えないことの不自由さに対する配慮などは全くありません。
二年も経たない内に故障し、有償修理後にすぐ再故障するような製品を買ってしまった無念さとメーカー・NECに対する不満と不信と怒りが込み上げてきます。
(本稿は息子のPCから投稿しました)