大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

集中豪雨(土井)

2008年08月29日 11時30分10秒 | Weblog
異常気象のことが言われだしてもう何十年にもなりますが一向に改善の気配はなく、少しづつその度合いを増しているように思われます。
この夏の異常な暑さも段々異常ではなく、これが普通になっていくのかも知れません。
それから感じ的にはこの異常現象が、より局地的に、程度も激しく発生するようになりました。
昨夜ベランダで雷鳴を聞きながら、稲光に照らされて一瞬昼のように明るくなる中の激しい雨脚をしばらく眺めていました。
家に居る分には見ているだけのことですが、通勤の息子は名古屋ー一宮間で線路冠水の為に列車が動かなくなり、車中で一夜を過ごし、今朝早く帰って来て、一時間ばかり寝てまた出て行きました。
夕立といえば元々はもっと趣のあるもので、歳時記を引くと次のように載っています。
「夏の午後などに降る局地的な驟雨。急に曇ってきたかと思うと、大粒の雨が落ち、時には雷鳴が聞こえ、激しい雨になるが、短時間でやんでしまう。後は何事もなかったように晴れて、また蝉の声が聞こえてきたりする」

   山の香の庵おそひ来る夕立(ゆだち)かな   原 石鼎

   蓬生に土けぶり立つ夕立かな         芝 不器男

   マンホールの蓋噴き上がる夕立かな      たくみ

ひかり通信(土井)

2008年08月27日 21時39分02秒 | Weblog
迷惑メールが日に数百通、それに通信速度も遅くなってきてイライラの度合いも増してきたので光への変更を申し込みました。
申し込み受付はしてくれましたが、関連の工事の日程が立て込んでいるとのことで2ケ月近く待たされ、ようやく今日開通しました。
先ず3時過ぎに配線関係の人が来て必要な工事をやってくれました。
5時半過ぎにPCの設定担当の人が来て3台のPCのインターネット接続その他必要な作業をしてくれました。
プロバイザーもこれで5社目になりますが、各社間の競争も激しいらしく、今回の設定は全て無料でした。
詳しいことは良く分からないのですが、何故か電話のアナログからデジタルへの切り替えは9月10日になるということでした。
開通したばかりで効果の程はまだ分かりませんが、メールアドレスを変えたので迷惑メールからは開放される筈です。
諸兄へも順次新アドレスをお知らせしますので、お手数ですが手許のアドレス帳の訂正をよろしくお願いします。

五輪閉幕(土井)

2008年08月25日 15時52分52秒 | Weblog
さしもの猛暑も影をひそめてきたのと時を同じくして、北京五輪が幕を閉じました。
昨夜はうつらうつらしながら閉会式の模様を見ました。
式の終わり頃には眠気もとれたので、引き続いて録画の女子の新体操団体を少し見ましたが、こちらも少なからず感心しました。
選り抜かれた美女達が、それこそ一糸乱れず演技する様は見事としか言いようがありませんでした。

閉会式も、開会式や競技の運営と同様、中国の国威を掛けたもので、立派過ぎる位立派にやってみせました。
かって映画で見た大スペクタクルを目の前に実現させて見せましたが、国力の支えがあってこそのことでしょう。
東京オリンピックで我国がその発展振りを世界にアピールしたと同様に、否それ以上に、中国は「大国」に成長したことを全世界に印象付けることに成功しました。
多少の問題はあったとしても、テロの脅威も封じ込め、平和裏に世界の人々が一様にこの大イベントに関心を持ち、興奮し、感動しました。
そして何より全世界の多くの人々がこのオリンピックを大いに楽しみました。
「北京オリンピック大成功」といって良いと思います。

次回はロンドンですが、こちらは成熟した国のまた違った趣の大会になることが期待されます。
北京は施設整備などに4兆8500億円投じましたが、ロンドンの会場建設などの大会予算は1兆8650億円だそうです。

悲願の金メダル(土井)

2008年08月22日 13時57分00秒 | Weblog
ソフトボールチームが金メダルを獲得しました。
チームも国民も大喜びで本当に良かったと思います。
ずーっとTVを見ている訳でも、新聞を詳しく読んでいる訳でもありませんが、
人並みの関心はもって見ているので大体のことは分かります。
何といっても優勝の原動力となったのは3試合を3連投で投げ切って、押さえ込んだ上野投手の奮闘でしょう。
それに全員力を合わせて良く頑張ったことが運までも味方につけたようです。
雨が止んだこととか、もう一つ不思議に思える幸運の一つは相手の先発投手があのアボットという長身の投手でなかったことです。
彼女が最初から出てきて上野のように頑張って投げていたら展開は変わっていたと思います。

何かをしながら見たり聞いたりしているのでソフトボールの選手ではなかったかも知れませんが「オリンピックに出られるのならお嫁に行けなくてもいい」から「絶対にメダルを獲ってお嫁に行きたい」に変わってきとアナウンサーが紹介している声が耳に入りました。
非常にいじらしく、正直で可愛く、ガッツがあり印象に残りました。

オリンピックは後3日で終わり、出場した選手達のその後も、これまでとは大きく変わってくることと思われますが、この貴重な経験を糧として有意義で幸せな人生を送って欲しいものです。

社会のバランス(土井)

2008年08月20日 18時57分07秒 | Weblog
自明の理であってもその理解の仕方は年代によってかなり違うようです。
理解の仕方と共にその考え方そのものにも年代差があるように感じます。
まず自分も含めて振り返ってみると、若い時は革新思考がやや強く、保守政党の独断専行に無性に腹を立てていました。
段々と世間的な智慧がついてくると、共産党の主張は無茶苦茶だと覚るようになり、暫く民社党的立場になり、民社以降は次第に保守的な傾向が強くなります。
それは全体が見えるようになると、極端な主張や机上の理想論では全体のバランスがとれた健全な運営が出来ないことが分かってくるからでしょう。
例えば、アメリカ一辺倒とか屈辱外交などと言われて批難されても、これ迄アメリカの意向に反しては日本は成り立たなかったので、現実の外交はそう言われても仕方の無い面もあった。
といっても、主張する所はして、ギリギリの妥協を図りながらやって来た筈です。(このことに対する理解の仕方も人夫々でしょうが・・・・)
しかしこの事実を理解するには相当の見識と経験が必要になります。
全体論は兎も角、個人をとってみても全体とのバランスが重要なことは言うまでもありません。
一人勝手なことを言ったりしたりしても始まりません。
自分が社会に如何に貢献し、その何分の一かの報酬を受け取るのだと考えたいものです(これも理想論・・・?)。

オリンピックのメダル(土井)

2008年08月18日 15時16分06秒 | Weblog
さすがに昨日の夕方から今日にかけては風に涼しさが感じられるようになりました。
お盆休みだったGゴルフも今日から再開し、喫茶店経由で帰って来ました。
日本代表がカナダに1-0で辛勝し、切り替えて高校野球の決勝戦を見ながら書いていますが、14-0と一方的な試合になってきています。
オリンピックも日本のメダルが期待される個人競技はほぼ終わりました。
結果を見ると誠に妥当な感じがします。
世界一の環境で、世界一の練習を積み、世界一の実力をつけた選手が期待通りの金メダルを獲得しました。立派としか言いようがありません。
それに比べて、選手も含めて親や周囲が金だ金だと騒ぎすぎて「銅」だったケースも2つばかりあったようです。
「有言実行」はいいのですが、実行が伴わなかった時は格好が良くありません。
予選を通過出来ない選手が多く出ている中で、「銀」も「銅」も世界に誇れる結果なのに、事前の騒ぎの大きさの為に負けたような印象になるのは残念で、気の毒です。
選手は一所懸命頑張っています。
これからも最後まで暖かい応援を送りましょう。

(お知らせ)
コメントの書き方が少し変わりました。
本文下のコメント( )の中の数字をクリックして画面を出し、
名前、タイトルを入れ、URLに”http://blog.goo.ne.jp/hoyo10"と入れてから
コメントを書き、最後に4桁の数字を入れて「投稿する」をクリックすればOKです。



真夏の農園(土井)

2008年08月15日 15時12分28秒 | Weblog
連日の猛暑と、蚊のため畑に行く回数とその時間が極端に少なくなっています。
それでも植物達は夫々の営みを必死に続けています。
一番威勢のいいのは雑草で我物顔に根を張り、茎と葉を伸ばしています。
今日の昼前一寸の間だけその雑草に鍬を入れて根を引き抜いて来ました。
2~3日前にそうしたスイカとスイカ畑の雑草はほぼ枯れていましたが、僅かに鍬を免れた雑草が生き残っていました。
キュウリとミニトマトと青紫蘇を採って来ました、どれも炎天に健気に頑張っていますがまもなく終わりです。
現役で健闘している一つが里芋ですが、これもこの暑さに葉の一部が枯れかけていました。
今一つが幻の南瓜の「ギフカボチャ」で、これは3本植えたのですが現在完全に実がとまっているのは3個だけです。
雌花は多く付き、10個以上雄花を摘んで人工授粉したのですが、何故かこの南瓜受粉が難しくなかなか実を結んでくれません。
それだけに成っている3個は順調に熟れて欲しいと思っています。

柔道に思う(土井)

2008年08月13日 12時52分25秒 | Weblog
腕力はあった方がいいとか、あまり金がかからないとか、武骨さがあるとかの理由で柔道部に入り、はじめて柔道に接しました。
受身から教わり、やや脚を開いて立ち、両腕を前に突き出して号令をかけながら力を込めてグーとパーのくり返し、兎跳びで亀山に登る石段の昇り降り等で基礎体力の増強にも励みました。
練習中の骨折でギブスをつけた不自由な期間も経験しましたが、卒部まで続けたのは学部では山田信夫君と二人だけでした。
我々の習った柔道は、最初に少しの間の組み手争いはあるが先ず組む、組んだら、お互いに自然体で相対することを基本としました。
腰を引いた防御の姿勢などは恥ずかしいものだとされていました。

今、テレビで見る柔道は、組み手争いで時間をとり、殆ど組み合わないし、組んでもすぐ振り払ってまた別れて腕だけを上下に振る状態に戻るか、体を折って腰を引いた無様な姿勢になるのが普通になっています。
だから、「双手狩り」や「抱え投げ」等の従来はなかった邪道に近い技が多くなっており、これぞ柔道という技の切れを見ることが少なくなっているのは残念でなりません。
国際化の為には仕方がないのかも知れませんが、ポイント争いが主流となっている柔道は、その精神も含めて、日本の主導で見直す方向に向かって欲しいと思います。

そんな中、谷本歩実選手のオール一本勝ちの連覇は久々に溜飲が下がる快挙でした。

天然鮎の塩焼き(土井)

2008年08月11日 22時44分29秒 | Weblog
今日10時に集まって準備開始、天然鮎が次第に焼き上がり、先ずはその味から賞味、続いて野菜や烏賊等も加えてビールを飲みながら歓談しました。
例の句会のメンバーの今月のイベントで、私も車で参加しましたが、時間に余裕があったのでビールも戴きました。
会員の一人が投網で獲った鮎とその他の食材を用意してくれ、その庭にパラソルを立て、汗をかきながらのパーティーになりました。
鮎を焼くのは主に地元の男性二人、野菜をきったり、食事の仕度は女性会員の仕事で、私は近くの畑から茗荷を抜いてきたり、蠅退治などの脇役に専念(?)しました。
鮎雑炊で仕上げて、井戸水で冷やしておいたスイカを二つ切って一段落。
1時半頃から句会を開始、6時過ぎの散会となりました。

   蠅叩く役も一役庭料理

オリンピック開幕(土井)

2008年08月08日 15時23分28秒 | Weblog
本日午後8時8分(日本時間9時8分)から第29回夏季オリンピックの開会式が行われます。
IOCに参加するすべての205の国と地域から1530人の選手が参加するということで平和の象徴でもあります。
日本からも東京大会を除いては過去最多の339選手が参加し、開会式の行進は23番目です。
ロゴマークを見て最初にオヤッと思ったのは、「京」の字がランナーにうまく図案化されていることと、日本人の感覚ならPekinの筈なのにBeijingだったことです。
ということは発音もペキンよりベイジンに近いのだろうと思います。
今回の大会は人権問題、環境問題、テロの恐怖等の矛盾を抱えての開催だと盛んに言われています。
しかし中国はその威信にかけても成功裡に大会を終えるだろうと思います。
世界、国、自治体から会社や小さな親睦団体にいたるまで全ての組織は必ず内部に矛盾や不平分子を抱えています。
しかし指導部特にトップがしっかりしていれば、それを克服しながら全体としていい方向に導いて行くことが出来ます。
破綻が表面化するのはその指導者の力が衰えた時か、引退して指導部が従来の力を維持出来なくなってきた時です。
中国の現状を見る時、まだしばらくは現体制に指導される発展が続くような気がします。
今夜は中国が国を挙げて世界に発信するメッセージの開会式の様子をゆっくり楽しもうと思っています。