異常気象のことが言われだしてもう何十年にもなりますが一向に改善の気配はなく、少しづつその度合いを増しているように思われます。
この夏の異常な暑さも段々異常ではなく、これが普通になっていくのかも知れません。
それから感じ的にはこの異常現象が、より局地的に、程度も激しく発生するようになりました。
昨夜ベランダで雷鳴を聞きながら、稲光に照らされて一瞬昼のように明るくなる中の激しい雨脚をしばらく眺めていました。
家に居る分には見ているだけのことですが、通勤の息子は名古屋ー一宮間で線路冠水の為に列車が動かなくなり、車中で一夜を過ごし、今朝早く帰って来て、一時間ばかり寝てまた出て行きました。
夕立といえば元々はもっと趣のあるもので、歳時記を引くと次のように載っています。
「夏の午後などに降る局地的な驟雨。急に曇ってきたかと思うと、大粒の雨が落ち、時には雷鳴が聞こえ、激しい雨になるが、短時間でやんでしまう。後は何事もなかったように晴れて、また蝉の声が聞こえてきたりする」
山の香の庵おそひ来る夕立(ゆだち)かな 原 石鼎
蓬生に土けぶり立つ夕立かな 芝 不器男
マンホールの蓋噴き上がる夕立かな たくみ
この夏の異常な暑さも段々異常ではなく、これが普通になっていくのかも知れません。
それから感じ的にはこの異常現象が、より局地的に、程度も激しく発生するようになりました。
昨夜ベランダで雷鳴を聞きながら、稲光に照らされて一瞬昼のように明るくなる中の激しい雨脚をしばらく眺めていました。
家に居る分には見ているだけのことですが、通勤の息子は名古屋ー一宮間で線路冠水の為に列車が動かなくなり、車中で一夜を過ごし、今朝早く帰って来て、一時間ばかり寝てまた出て行きました。
夕立といえば元々はもっと趣のあるもので、歳時記を引くと次のように載っています。
「夏の午後などに降る局地的な驟雨。急に曇ってきたかと思うと、大粒の雨が落ち、時には雷鳴が聞こえ、激しい雨になるが、短時間でやんでしまう。後は何事もなかったように晴れて、また蝉の声が聞こえてきたりする」
山の香の庵おそひ来る夕立(ゆだち)かな 原 石鼎
蓬生に土けぶり立つ夕立かな 芝 不器男
マンホールの蓋噴き上がる夕立かな たくみ