散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

2024年9月のカクテル

2024-09-30 23:49:21 | 飲み歩き・日本国内
旅先でもまあまあ毎日バーに行っていたのだが、そんなに数は多くない。

ウイスキー 9
オリジナル 4
ウイスキーソーダ割り 4
マンハッタン 2
ジンソニック 2
青ゆずのジントニック 1
ベリーニ 1
巨峰のマティーニ 1
カルヴァドス 1
ギムレット 1
合計 26
コメント

そして富山(27)締めに良きバーを

2024-09-25 20:39:26 | 飲み歩き・日本国内
18:06高岡から富山に向けて出発。



ホテルでちょいと休憩してから、バー「A」へ。19時開店のはずだったが、張り紙に「本日19時半開店」となっており、あたりで彫刻を撮影して時間をつぶす。



19時半になり、やっと開店した「A」へ。開店したばかりなので、先客なし(最後まで私1人だった)。カウンター上に季節のフルーツカクテルメニューが出ており、まずはそこから青ゆずのジントニックを注文。マスターは「フルーツのメニューだけ出してますけど、スタンダードでも、お好きなウイスキーでも」と、親切な感じがする。



さて、ジントニックは私には時に甘すぎることがあるのだが、これは柚子の香りと酸味がよく、またトニックウォーターもちょっと特別なやつなので、相当美味い。

フット後藤が髭を生やしたようなマスターに旅行で来たことを早々に話し、2杯目はしっかり目のマンハッタンを注文。



意外なことにウイスキーはジャックダニエルだったが、味の特徴がはっきりしており美味しい。普通はカクテルの中に入れてしまうチェリーも別添えで、しかもしっかりアルコール漬けにされた大人のチェリーであるところがいい。

他に誰もいないので話をすることになったが「北海道は何となく親近感がありますよね」とマスター。北海道人にとってはそれほどでもないが、富山の人からすると北陸銀行がしっかり北海道に根付いているように、なんか親近感があるらしいのだ。それにしても富山の人って、富山のことが本当に好きみたいだね。

3杯目は私も打ち解けてきて「一時スモーキーなウイスキーをガーンと飲んだのですが、そこから戻ってきていて、コクがあるけど穏やかな、そしてあまり高くなく、飲んだことのなさそうなウイスキーをお願いします」という、無茶注文をしてみた。

すると出てきたのが、富山のウイスキー会社(とその関係者)がスコッチのブレンデッド用モルトを樽ごと買って、自社の樽で寝かせたというザ・バルクVOL.2(樽買をバルク買いというのだよね)を出して来た。他にも2本候補があったが、少し迷いつつもこれにしましょうぞ。



これはなかなか以上に飲みごたえのあるウイスキーで、樽熟成の効果も良く出ている(中身はマッカランという噂も)。

いい流れで3杯飲んで、話も盛り上がって楽しかった。またいつか富山にくる日があったら、ぜひ伺うことにしよう。

コメント

そして富山(26)高岡の名店

2024-09-25 17:40:27 | 飲み歩き・日本国内
高岡市でも一応良い居酒屋が無いかと事前に調査しておいたのだが、なんと15時に開店するという評判の良い店があるではないか。高岡駅に戻り、繁華街方面に向かって少し歩いて、居酒屋「T」へ。

店内に入るとすでに結構な客がいるので大丈夫かと思ったが「18時半まででしたらこちらで大丈夫です」と2人用の席に案内してもらった。今日はこの旅で一番暑い日だったので、もちろんビールスタートだ。


→超美味い!

通しは魚の南蛮漬けで、ちょっとした酸味が体にしみる。



まずは刺身盛り合わせでも頼んでおくか。



刺身はやはり時期ものなのだろうアオリイカとカンパチが美味い。それからどこの店でも定番らしい平目に縁側の部分が添えられており、これもいい。そして、あまりお目にかからなかったカツオが出てきたところが珍しい感じがするね。ビールはたちまちなくなってしまい、高岡市の酒、勝駒純米を注文。



そういえばこの店でやっと気がついたのだが、富山の醤油は少し甘めに作っているそうなのだ。九州地方との交流によるものなのだろうか。



続いて、魚ばかり食べていたので、ちょっと気分を変えて牛すじ煮を注文。これが実に美味い。体が肉を求めていたのが分かるね。



そして本日のおすすめメニューの中から松茸の土瓶蒸しを注文。これは出汁がとにかく美味しいのだ。この値段では国産ということはありえないだろう松茸はまあ良かろう。



後は「当店特製」まで書かれては注文するしかありますまい、すりみハンバーグだ。ほぼ100%魚のすり身にカレー風味オーロラソースとでも言うべき珍しい味付けがなされている。



酒は成政の純米酒に切り替えて飲んでいたのだが、つまみにポテトサラダを追加。これはソーセージ入りで芋の感じを残したサッパリ味の素朴なポテトサラダであった。





料理は美味いし、酒は富山の銘酒を押さえてあるこの店だが、なんといっても素晴らしいのは接客である。結構な混雑店であるが、どの人もしっかりとした、かつ素早い対応をしてくれて、何一つ文句はなかった。

勘定をしてもらう時にサービス券(1か月有効)を頂いたのだが、「県外から来られた方は有効期限無期限です」と言われて、その気の効き方が嬉しくなった。まあ、そう簡単にもう一度行くとも思えないのだが、このサービス券は記念にとっておこう。

看板の文字の色に一抹の不安を感じたのだが、入って間違いなし。まさに高岡の名店であった。

コメント (2)

そして富山(17)富山の伝道師

2024-09-24 23:05:34 | 飲み歩き・日本国内
1軒目の店でモヤったところで、次は富山でおそらく一番古いバー「H」へ。私は9年前にも行っているのだが、その時と同じく道に迷ってなんとか店にたどり着いた。しかししかし、店がやってないのだよね。来る前に調べたところによると、ホテルの12階に新店を出したという話もあり(旧店舗を閉めたのかどうかは分からない)、そちらに行って見ることにした。

割と老舗ホテルの12階、幸いなことにこちらの店は営業しており、私が9年前にお会いしたマスターがカウンターにいた。


→ホテルのロビー。


→12階へ。

まずは1杯目、ジンソニックで行こう。



前来た時も老舗バーの割には調子のいいマスターだなと思っていたが、今日もマスターの喋りは絶好調だった。もうこの人、富山の伝道師なのだろうね。

通しは五箇山豆腐、マス寿司、吉田のチーズ(地元産らしい)などが出てきた。五箇山豆腐はとても硬いイメージを持っていたのだが、それは硬い豆腐好みの人に向けて一軒はそうしているだけで、すべての店で硬い豆腐を作っているのではないそうだ。



2杯目は「ウイスキー味のカクテルで」ということで、カナディアンクラブのマンハッタン。ベルモット赤にしっかりしたものを使っていたので、これが美味い。



マスターの喋りでメモしてきたことを書いておこう(内容に関する責任は私にあります)。

・加賀百万石というが、元々加賀は40万石で、後は富山(やはり金沢に関する怨念がありそう)。
・富山から北海道に入植した人は多い。全日空も元々富山の会社(筆者注:そういう情報はネット上では見つからなかった)で、札幌便がなくならないのはそのため。
・富山では味の濃い黒トロロを食べて、おぼろ昆布(白いの)や塩昆布は食べない
・置き薬は損するかもしれないのに薬を置いていく商売。一人で千戸は相手にしていた。
・徳川家から「越」と名をもらったのは福井(越前)、富山(越中)、新潟(越後)。金沢は飛ばされた(「越」の地名が付いたのは徳川幕府ができるずっと前というのが定説っぽい)。
・富山に来る外国人で目立つのは、ブラジル、イスラエル、ジャマイカの人(順位でいうと台湾、韓国、中国らしく、これはそれ以外の国の人を主観的に上げたものだろう)。

3杯目は三郎丸のウイスキーを出してもらおうと「ほどほどの値段のを」とお願いして、三郎丸玉兎ブレンデッドを出してもらった。これなかなか美味いね。



後は富山のソウルフード「昆布パン」(塩気と香りがあって、これが思った以上に美味い)を出してもらって初めて食べるなど、いい富山の夜だった。次の客が来たところで、お暇することにしよう。



そういえばマスターに伺ったところ、このホテル店と駅前店は両方営業しており、駅前店は息子である3代目がやっているが今日、明日は大会参加のため店は休業とのこと。結果的にではあったが、私より年配のマスターがいるこの店に来ることができて良かった。



1軒目で食べた量が物足りなかったので、帰りにコンビニでスモークタンと厚焼き玉子を買って、三郎丸ウイスキーで一杯。

 

今日は移動が多くて疲れた。乗物中心に移動していたが、そこそこ歩いて12924歩。
コメント

そして富山(16)ザギンか

2024-09-24 18:30:09 | 飲み歩き・日本国内
ということで立山黒部アルペンルートを経て電鉄富山駅に戻ってきて、スーパーマーケットでちょっと買い物。ホテルに荷物を置いてから、駅近くの飲み屋に出陣である。ちょっと今日の移動の激しさに疲れてしまい、繁華街まで行く気力が無くなったのよね。

候補は2軒あったのだが、過去の出張の時に行かなかった方の居酒屋「TH」へ(いや、郷土料理店なのか)。

入口すぐはカウンター席しかないのかと思ったが、奥にテーブル席があったのでそちらに座らせてもらうことにした。まずは富山の酒、玉旭純米あかねこみちを注文。食べるものは本日の刺身盛り合わせと色々盛りだ。



おつまみなので先に出てきた色々盛りは、ホタルイカ沖漬け、クリームチーズ味噌漬け、イカの黒造りの3品である。



これ、それぞれやりすぎない味付けで美味いのよ。

刺身はカンパチ、鯛、平目、シイラの昆布締めの4点盛り。気になっていたシイラが入っていたが、白身の味がスッキリしつつ、水分が抜けて凝縮した感じだ。それから、昨日も食べた平目だが、富山で食べるとすごいモチモチした歯触りなのである。



ただ、いかんせんこの店、銀座本店らしく値段が高めで私にはまあ似合わない。どうも企業が始めた「地域の食文化をお伝えします」的な店って、落ち着かないんだよね(貧乏性のせいでもあるが)。



この後、酒は風の盆八王と、がすえび唐揚げを頼んで、これで締めることにした。



富山の酒の豊富さは認めるし、がすえびも美味かったけれども、なんかもう一つなあ…。
コメント (2)

そして富山(5)惜しむらくは…

2024-09-22 22:33:18 | 飲み歩き・日本国内
2軒目はバーに行きたいが、やはり日祝に営業している店は少ない。そんな中、数少ないやっているバーが「JT」である。



まずは様子見でジンソニック。さっぱりしており、大変美味しい。



2杯目はカウンターに置いてあった、ロストディスティラリーシリーズのジェリコというウイスキーにしよう(店名からしてこれを頼むしかないではないか)。アルコール度数は43度、マイルドでかなり美味い。シェリーカスクらしく干し葡萄っぽい味がする。このシリーズは文献からウイスキーの特徴を読み解き、現代の材料と製法で再現を試みているものらしい。これが1500円なら、お得感があるね。



ちなみにマスターはものすごく腰の低い人で、気分良く過ごせたのだが、惜しむらくは長年の伝統なのだろう。店内がメチャクチャタバコ臭いのだ。ここに少しいるだけで、全身に臭いがしみ込んでくるような気がする。そこだけ残念だったよ。



勘定をしてもらい、コンビニで明日の朝食を購入して、ホテルへ。ホテルのドリンクサーバーがまだ使えたので、カフェラテを入れて落ち着く。今日は飛行機に乗っていたこともあり、あまり歩かず歩数は10825歩であった。


コメント

そして富山(4)ぐるっと回って名店

2024-09-22 21:18:29 | 飲み歩き・日本国内
帰りは雨もそこそこ上がったので、歩いて富山駅まで戻る。そして、とりあえずホテルにチェックイン。新しいホテルだと思うがなかなかシックで落ち着きがある。





窓から見えるのは駅前の楕円形バスターミナル。市電も含めて、市内交通は良く整備されていると思う。



次の写真はホテルのロビーにある「miroir(ミロワール)」(=mirror+terrior)。という飾り。富山は「ガラスの街」というアピールは強めである。



雨が大体おさまったところで繁華街に向けて出発。



さて、今日は3連休中日の日曜日である。地方都市では日祝に営業している飲食店は少なく、事前に探しておいた店も電話をしたら予約は無理だということであった。これは開いている店に客が集中することと、富山まつりも影響しているかもしれない(打ち上げなど)。

ということで、どこか開いているといいなあと思ったが、見た感じが良い店は当たり前のようにかなりの混雑だ。ところが、しばらくさまよっているうちに、富山で評判の名居酒屋「O」を発見した。この店は日曜休みのはずだったが、明日が祝日とあって営業しているようだ。おそらく無理だろうと思ってのぞき込むと、カウンターの席が一部空いているようで、念のために入れるかどうか確認してみた。

すると、なんと狭い席ながら座れるというではないか。周りに相当気を使いつつ席に座り、瓶ビール(サッポロ黒ラベル)でスタート。通しはキュウリとクラゲとミョウガの酢の物である。



さて、何を食べたらよいのか判断が難しいメニューの中から、まずは刺身盛り合わせで様子を見つつ、考えよう。



刺身の盛り合わせはいずれも良かったが、印象的なのは白海老のちょうど良い甘味である。もう一つ、平目はガツンと昆布締めしてあって、刺身と干物との中間といったら言い過ぎなのだが、そのくらい旨みが凝縮している。この辺は富山の昆布文化のなせる技だろう。その他、今回はどの店でもアオリイカが季節なのか、美味しかった。それからカンパチも歯ごたえ十分であった。



これはたまらず、よしのとも純米燗を頂く(酒のメニューにもかなり悩まされた)。コップに表面張力をフルに発揮して出てくるので、まずは口からお迎えに行くしかない。味は程よく辛目で食中酒にもってこいの感じである。




→写真は一口飲んだところ。

続いて、昆布の活用に興味を持ち長芋昆布締めを注文。昆布の味わいはあるが、ちょっと醤油をつけても良いのかな。



そして、静岡での海つぼに続いて、日本海側に来たらバイ貝煮である。幸いなことに「身を取りましょうか」と店の人が聞いてくれたので、ここはお任せして身を取り、さらに適当な大きさにカットしてもらったのが実にありがたい。バイ貝の肝は海つぼより海寄りの味がするね。



酒は富美菊特別純米酒(常温)にしてみると、これまたハッとする美味さがある。新潟もそうだが、富山の日本酒レベルは高いと言えるだろう。



さて、私がメニューにあったら頼まざるを得ないのがあら煮である。私の前にこれを注文した客にはカンパチのかぶとが出ていたように思うが、私のあら煮は鯛かぶと(しかも大量)であった。


→皿の横幅は30cm近くある。

静岡に続いて、あら煮で腹いっぱいになるという珍しい目にあってしまった。鯛は目の下の肉から目玉から、カマに至るまで、とにかく美味いのである。

さて店は第一陣が帰り始めると少し落ち着いた感じになってきた。私は先客の随分狭い間に座ることになったのだが、右手にいたのが名古屋から来てここに通っているというオジサン。もう1人は珍しい日本酒を中心に攻める富山愛好家(酒好き、山好き)で、当然のことながら富山の話題を中心に会話がはずみ、かなり盛り上がった。

それではそろそろ勘定をしてもらうことにするか。心残りとして神通川の地あゆ(もう品切れだった)、煮こごり、げんげ汁、ずいき昆布〆などいろいろあるが、人間には食べられる限界というものがある。残念だがやむを得ないのだ。



何とか日曜日の一軒目を成功させて、次へ。
コメント (2)

またも静岡(24)静岡のちょい飲みはスゴイ

2024-09-12 11:35:16 | 飲み歩き・日本国内
6時起床。朝食は鶏めしおにぎり。静岡県限定と書いてあったが、どのへんに特徴があるのか分からず。

今日は特に見学はせずに、昼前になったら昼食を取って、空港に移動することにしよう。結局、静岡市美術館に行かずじまいだったのだが、まあしょうがないかな。昨日は疲れもあって見なくてもいいかという気がしてしまった。



この後、ダラダラと過ごして10:30頃にホテルをチェックアウトする。ちょっとお土産を見ておくことにするが、静岡も通算5回目だから、そんなに買いたいものも無いのだよね。

11時になったので、早速昼飲みと行こう。静岡駅周辺の飲食店街は各店で11時に始まるちょい飲みセットの内容を競っているのではなかろうか。事前に歩いて調べておいた中から「M」へ。静岡堪能セットというベタなセットがあるのでこれにしよう。


→カウンター各席にタブレットがあるが、詳しく説明してほしい場合は、店の人が親切に説明してくれる。

セットメニューが充実しているのだ。



まずはビールを注文して、静岡おでんは黒ハンペンと竹輪。



これを食べてから、先に出てきた刺身は後に残しておいて、黒ハンペンフライだ。これはソースにつけて食べるのだが、ビールとの相性がいい。



セットの2杯目は日本酒。静岡産の銘柄酒が選べるのだが、ここが店の上手なところで全部セットの250円増しなのである。まあ、ハイボールとかより単価が高いのは間違いないからな。

お店の人に特徴を聞きつつ、「逆刃刀」(どこかで聞いたことがあると思ったら「るろうに剣心」由来なのだろうか)を選んで、まずはマグロと合わせる。マグロはビンチョウと言っていたが、まあまあ。それから生しらすと桜海老がついていて、ちゃんと新鮮だと思う。なかなかやるよね。これ、どこの店でも単品で頼むと結構な値段なのである。



酒の肴にメニューを見ていると、おおイルカのタレ(イルカのジャーキーのようなもの)、マグロの心臓焼きがあるな。



それから本鮪とかそういうのを食べたいって人には、専門店であるから値段はさておきちゃんとあるので個別に頼むのが良いであろう(丼だけではなく、刺身もある)。でもこの値段、昨今の札幌・小樽の海鮮丼よりずいぶん良心的ではないだろうか。



静岡の酒は少し辛めだがスッキリして食中にはいい感じであった。私は追加注文はやめておいて、そろそろ空港バスの乗り場に行くとするか。
コメント (2)

またも静岡(23)静かだ…

2024-09-11 20:00:05 | 飲み歩き・日本国内
少し歩いて、2階にあるバー「O」へ。先客なくカウンター席の真ん中あたりに座るが、これ、なかなかの緊張感なのだろうなあ。

というのも、私は過去何百軒というバーに行っており、ひどい目にも遭っているので全然怖くないが、あまりバーに行ったことがない人がこの空気感だと辛いよねえ。声掛けとか、説明もぜんぜんしてくれないのでどうするのかとおもったら、一応メニューが出てきたので、とりあえず見てみよう。

ふむ、クラシックなカクテルが充実しているのも特徴の一つだが、カルヴァドスだけでメニューの1ページを使っているというのが、この店の最大の特徴だろうな。

それは一旦置いておいて、まずはおすすめフレッシュフルーツカクテルのコーナーから、巨峰のマティーニを注文だ。

うむ、巨峰のマティーニは(どう作っても)美味い。通しはトマトとツナのサラダである。

相変わらずバーテンダー氏2名は無言のままなのだが、客が話しかけない限り喋らないという流派の店なのかね。確かにこの流派の店は時々あるのだが、別にちょっと話しかけても悪いことはなかろうと思うけれどもね。

続いて、豊富なカルヴァドスメニューのページから見たことがないのを頼んで見たら「品切れです」と来た。だったら、線を引いて消しておいたら良いと思うけどね(将来入荷する当てがあるのだろうか)。これをきっかけに会話が生まれるならまだしも、全くその気配はないのである。

結局、じゃあということでミシェルユアールのお手頃なものを勧めてもらって飲むことにした。これは香りよく、実に美味しいのだが、この緊張感の中で飲まされるのもなあ(という私は面白くなってきて、緊張はしていない。しかし、写真を撮る雰囲気では全くない)。

まあ、若干いかがなものだろうという気持ちがしながら、2杯で勘定をしてもらった。高くはないが、これはまた次に行くかというと考えさせられるものがある。特にバーに不慣れな人は注意した方が良いかもしれないが、質問すれば丁寧に教えてくれるのかも知れないなあ(そんな風に見えないけど)。



この後、ホテルに戻る。今日もとにかく疲れた。歩数はそれほどでもなく、13898歩。
コメント

またも静岡(22)三度目

2024-09-11 19:10:57 | 飲み歩き・日本国内
さて、2軒目はどうするか。昨日まで行っていたバーで教えてもらった店はあるのだが、19時にならないと開かないのよね。

ということで、ちょっと時間調整もあり、また今日の結果を話したくもあり、3日連続となるバー「g」へ。

今日は少々控えめにシーバスリーガルユニティカスクソーダ割りを飲む。いつものミズナラに加えてフレンチオークを組み合わせた樽で熟成させたウイスキーで、ちょっと香りが違う。私は純正ミズナラカスクだと、ちょっと物足りなかったりするのよね。



2杯目はジョニーウォーカースイングをストレートで。一通り飲んだことのあるジョニーウォーカーシリーズだが、これはあまり飲んだことがないかも。そして、なかなかしっかりしたコクがある。



先客が昼過ぎまで甲府にいて、そこから静岡に来たという話をしていたのだが、静岡駅で列車の行き先掲示板を見ると、結構「甲府」というのが目につくのよね。今回は静岡がメインなのだが、甲府(山梨)にも行ってみたいと思う私であった。

よし、昨日教えてもらった店に行くので、今日は2杯にしておく。今回もこの店にお世話になったが、またいつか来る日もあるだろう。

コメント