散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

そして富山(29)終わり

2024-09-26 15:13:40 | 旅日記
7時起床。いよいよ最終日であるが、空港へのバスの時間からして、あまり何もすることはできない。

朝食は最終日に初めてホテルの朝食を食べることにした。とりあえず素泊まりにしていたのだが、ここに朝食をつけると、そこそこのホテルなので(また、寿司の食べ放題が入っているため)、値段が結構するのだよね。

食べたものは、ニギス、五箇山豆腐のグラタン、白エビのピザ(アルザス風)、富山かまぼこ、氷見牛味噌、白エビの佃煮、寿司(イカ、カンパチ、ホタルイカ、甘エビ、鱒寿司)。



氷見牛味噌と白エビの佃煮はご飯、味噌汁(おぼろ昆布入り)を持ってきて合わせる。やっぱりご飯が美味しいのだ。



続けて、サラダ、白エビのマリネ、ホタルイカのマリネ、寿司(甘えび、鱒寿司)ごぼう漬け、野沢菜。寿司はまあまあ美味い。



締めにフルーツ、ケーキ(リンゴのシブースト)、ほうじ茶のブランマンジェ、ヨーグルト。ケーキとほうじ茶のブランマンジェが美味かった。



文字にしてみると大量に食べているようにも見えるが、実際は写真の通り極めて少量づつ取っているのでそれほどでもない。もはや、食べ放題にメリットを感じなくなってしまったなあ。まあ、一回食べられたから、これでいいか。



テイクアウトしたコーヒーを部屋でゆっくり飲んで、10:30頃ホテルを出発。お土産売り場でそこそこ散財してしまう。

11:20の各停バスで空港へと向かう。空港でも売店を眺めてから荷物検査を行い、入場してから立山の水を購入する。



本当、最終日は移動だけになってしまうよなあ。この後は特に何事もなく終了。窓側の席ではなかったため、飛行機からの写真も無し。

自宅に帰って、おみやげ品を広げる。堅あげポテト白えび味、岐阜タンメン、本店の味。堅あげポテトはそもそも大好きなのだが、それの白えびバージョンとあってつい購入してしまった。本店の味は別に富山の名物ではなかろうが、とても久しぶりに見たので購入。



酒は苗加屋、成政(瓶ではなくて缶なのがありがたい)、北陸のウイスキーサンシャイン、米から作ったジン「ブラン」(おっと、金沢製だった)。ウイスキーはモルト乾燥時に泥炭を使っているそうで、スモーキーさが楽しみである。



後はお手軽な白えびだし、しろえび煎餅、富山名物「さくら飴」とホテルのコーヒー。



大して中身もないのに富山旅行記は超巨編(全29回)になってしまった。まだ富山の街並みと富山のアート写真もあるから、乞うご期待(誰も期待していないか)。
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そして富山(18)今日も軽めに

2024-09-25 08:30:45 | 旅日記
6時起床。この前の静岡に行ったときもそうだったのだが、夜に無理をしないせいで、全く二日酔いにならない。私もやっと大人になったと言えるかもしれないな。さて、朝食はクリーミーカルボナーラ。美味しいコーヒーも飲んで、今日はゆっくり出動だ。

 

今回の旅行、ここまでほとんど汗をかいていない。今日は気温が29度くらいまで上がりそうだが、さてどうだろう。
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そして富山(15)黒部

2024-09-24 16:30:15 | 旅日記
さて、今日はある意味、移動の日である。

8:20にホテルを出て、富山地方鉄道の電鉄富山駅に行き8:40の特急で立山へと向かう。天気は快晴かな。



切符は普通の乗車券とは別に特別急行券を買わねばならず、初めて見る形式の自動券売機にやや手間取った。



この移動ルートは日によっては大混雑になるらしいが、今日は平日なので、そこまでではない。まあ他人と隣の席にはならなくて済むくらいの混雑である。



それにしてもなかなか古めかしいというか、山に向かう気分が高まるというか、特急感の薄い座席に座る。



順調に立山まで移動。立山駅はまあまあの混雑である。時間がちょっとあるので駅舎から外に出てみると、近くに「立山カルデラ砂防博物館」というマニアックな博物館があるようだったが、今回はそれを見ている余裕はない。


→これは立山駅。


→後ろの斜めになっているのがケーブルカーの路線である。

立山から10:00のケーブルカーで美女平へ。ここが一番の激混みで、ただ乗ってるだけに近かった。人のすきまから、何とか外を撮影するが、ケーブルカーらしさは皆無であろう。



ケーブルカーはあっという間に美女平に到着し、続いて立山高原バスに乗る。この道は通常の車は乗り入れ禁止で(当然、業務用車両は入っているようだった)、室堂というところまで行くにはこのバスに乗るしかない(歩いても行けるそうだが、とても大変なのだろう)。また、山に登って行くだけあって、道は激しく左右にカーブしている。子供の頃、乗り物酔いの常連だった私は微妙に嫌な予感がしたが、二日酔いではないおかげもあって、無事ではあった。



途中、落差日本一という称名滝など名所があるのだが、ちょっと撮影するのは難しいよね。


→滝の名前が入った石碑は写ったが、肝心の滝が写らなかった。

1時間弱で今回の最高地点である室堂(標高2450m)に到着。ここには散策路があるのだが、行きはまず目的地まで急ぐことにしよう。11:00にタイミングよく来たトロリーバスに乗る。今年の年内で廃止になるという日本唯一のトロリーバスである。さすがにバスマニアっぽい人もいるな。いや、実は「トロリーバス」は「バス」と呼ばれているが、「電車」の仲間になるので、やはり鉄道マニアと言うべきかもしれない。



乗る車両はバスそのものなのだが、電車線から電力の供給を受けて走ることと、専用のルート(良く知らずに来て初めて見たのでビックリ)を運行するため、正式名称は「無軌条電車」で、法律上も「鉄道」に分類されるのだそうだ。そしてここはもう少し下りになっており、大観峰(標高2316m)というところで下車。ここから立山ロープウェイにのる。



どうだろう。とにかくあらゆる種類の乗物連発である。そして、黒部平(標高1828m)に到着し、11:30黒部ケーブルカーに乗る。とりあえず、行きは急いでみよう。



黒部ケーブルカーはすごい急角度を降りていると思うのだが、外はほとんど見えないので何も分からないままに黒部湖・黒部ダムに到着。黒部ダムは、その周りの景観を含めてすごかった。


→ダム湖とその上にそびえる岩山。

黒部ダムでは放水が行われているため、虹がかかっているのだ。



それでは黒部ダムの上を歩いて渡ってみよう。



まさしくここは観光地でもあり、渡り終えたところに黒部ダムレストハウスというレストラン兼休憩所がちゃんとある。



ダムを見やすいポジションに行くと(階段の上り下りがキツい)、放水の様子が良く見える。



展望広場の近くには特設会場があって、黒部ダムの歴史や、映画「黒部の太陽」の紹介がされている。



最初に見た時は、なんでこんな植樹記念碑があるのかと思ったが、映画の関係なんだね、きっと。



特設会場内では模擬トンネルのようなものがあり、その奥に映像コーナーがあった。



さて、ちょうど昼時である。昼食はレストランにも興味があるが(もちろんダムカレーなどが販売されていた)、ちょうど昼時でかなり混雑している。そう思って持ってきていた笹寿司(ブリ、牛)で昼食を済ませよう。


→炙り鰤(左)、能登牛しぐれ(右)。

黒部ダム周辺の景色は素晴らしいが、そうそういつまでも見ていられるものでもない。そろそろ戻ろうということで、13:00に黒部ケーブルカーに乗り、13:20立山ロープウェイへと乗り継ぐ。幸いなことに、どれも行く時ほど混雑していない。それから、このロープウェイは上下の駅間に支柱がないワンスパン方式なんだそうだ。





13:30黒部平から臨時のトロリーバスに乗る。乗り継ぎがとても順調なため、次々と乗物に乗れてしまうのだ。トロリーバスはこんなトンネルの中(バスの幅にピッタリの専用軌道)を走るのである。



トンネルの中で青い光がついているのはトンネル工事の時に破砕帯で大変な苦労をしたところらしい。



そしてこの専用軌道の中間地点辺りにトロリーバスの行き違いエリアがある。



これで室堂まで戻ってきた。ここが立山黒部アルペンルートの最高地点なので、少し散策してみることにしよう。少々ひんやりする室堂(長そでのシャツとジャケットを着ている私にとっては寒くはないが、暑いエリアから来た人は注意した方が良いかも。気温は10℃ちょっとだ)の景色は多少賽の河原感がある。







少し歩くと、みくりが池が見えてきた。美観の一つということらしいのだが、日差しが陰ってきたので、あまりそうは見えない。。



昔は地獄谷というエリアも散策できたらしいが、今は立入禁止となり、そんなに高原を歩く趣味も気力もない。14:20の立山高原バスで下ることにした。辺りにはかなり雲が出てきており、景色や植生は高地なので、何となく北海道に似てるかも。

途中には立山杉という樹齢1000年を越えるであろう木があるのだが、何しろバスで移動中なので、写真撮影には限界がある。



美女平から15:00のケーブルカーで立山へ。ほぼ待ち時間なしである。このケーブルカーは人間が乗る車両の下に貨車が付いていて、荷物の運搬に使われているそうだ。ケーブルカーの貨車としては日本最大級なんだって。

ケーブルカーを降りると、15:27特急電鉄富山行きがすぐあった。全行程を通して、必要ならすぐに臨時便が出るし、乗物を次々に乗り継いで移動する際、移動しづらさを感じさせない。





とはいえ移動疲れなのか、バス酔いなのか、高地で酸素不足になったのか、少し頭がクラクラする。

話が急に変わるが、列車の車窓から景色を眺めていて、とても気になるものが目についた。それは「墓」である。田んぼの脇で、まさに線路のすぐ横に「墓」(数基から数十基)あったりするのだ。



現在の富山はもちろん通常の墓地に墓が作られるのだが、墓地埋葬法が成立するまでは自分の家、または集落に墓地を作っていたらしい。今から新設は出来ないだろうが、できてしまっている墓を移設することもできず、そのままになっているのだそうだ。ふーん、いろいろな事情があるものだね。
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そして富山(14)軽めに(朝食も記事も)

2024-09-24 07:57:06 | 旅日記
富山にやってきて3日目、朝は6時過ぎに起床。昨日飲んだ部屋に置いてあるコーヒーが美味しかったので、今朝の朝食はそれに合わせてパンにしてみた。



ま、軽めの朝食として食べやすくはある。

今日は一日の行程が大変なことになりそうだ。
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そして富山(6)朝食は簡潔に

2024-09-23 09:32:07 | 旅日記
さて、富山で一泊した翌朝、5時くらいから断続的に目が覚めてはいたが、7時に本格的に目が覚めた。二日酔いもなく快調だ。

朝食はパスタ入りカップスープ。体が温まって目が覚めるのだ。

 

その後、部屋に置いてあったホテルのコーヒーを入れると、これもなかなか美味しい。



最近は常にあまり食べ過ぎないようにしなくてはならない。
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そして富山(1)移動

2024-09-22 13:30:53 | 旅日記
今年の私の夏休みは2回に分けて10連休と9連休になった(通常の仕事をしている人からすると「なんということだ」と思われるかもしれない)。ちょうど区切りよくというか、実は仕事が無かったのだよね。「じゃあ思いっきり休みますね」ということで話が通ってしまったのだ。

第一弾は静岡に4泊5日で行ってきて、第二弾は富山に行くことにした。富山は以前出張で2回行ったことがあるのだが、1回目は1泊して翌早朝に帰宅。2回目は東京から日帰りで往復とかえって不満を募らせる結果になっていた。その清算のためもあって、今回の富山行きが決定したのである。

6時起床。8:30過ぎのバスでJR琴似駅へ。気温は12度くらいで、バス待ちの間、ひんやりとした感じがする。直通のエアポートで新千歳空港に移動。今日はエスコンフィールドで何かあるらしく、北広島でかなりの人が降りた。ずっと隣で喋っていたクソババアも降りたので良かった。

空港は混雑もなくすんなり。今日は幹線航路では無いので、乗降口は101。地方空港行きの、一階フロアから乗ることになった。



バスで飛行機の所まで移動する。バスに乗り込むときは優先登場順に乗るのだが、飛行機に乗るときはバスから降りた順なので、私はなんと2番目に乗り込むことになった。優先登場の意味がまったくないなあ。

最初は3人並びのギュウギュウの席だったが、幸い横の列が空席で、そちらに移ることができた。前に席がない席だったので、ゆったりできて良かった。キャビンアテンダントから久しぶりに機内誌を受け取る。まだ紙方式の機内誌があったのか。



現在の新千歳空港は曇り。



搭乗する飛行機はもしかしてプロペラ機かとも思ったが、ちゃんとジェット機であり5分遅れで富山へと向かう。今日の富山は雨。昨日から隣の石川県が豪雨で大変なことになっているようだが、果たしてこの先どうなるのか。



今日は全国的に天気が良くないのだろう。雲の上に出れば青空だが、地上はほぼ雲海で見えなかった。珍しく機内で寝ていないので、飲み物サービスでアイスコーヒーを頂いた。たまに飲むと美味い。



機内モニターで上映されているのは「孤独のグルメ」だったが、字幕が中国語(台湾?)のため、良く分からない。



少し早起きしたせいか、途中からうとうとしてしまい、気がついたら富山空港に到着していた。



到着が若干遅れたが、バスが待っていてくれたので、12:50すぎに富山駅へと向かう。このバスでは一般的な交通系ICカードは使えず(なんかローカルなやつは使えるみたい)、現金で420円だ(安い)。それにしても外は雨で、そこそこ涼しいのではないか。



運転手さんの話を聞いたが、なんと今日は富山まつりなんだそうだ。そのため、バスも少し迂回して街中に入ったが、これは市内は大変なことになっているのかもしれない。今日の晩飯は無事に食べられるのだろうか。しかも富山まつりに参加しそうな人が歩いているのだが、その服装が「〇〇〇〇〇〇〇〇祭り」の服装だ。あのクソ祭りが富山も汚染しているのか。最悪だな。
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またも静岡(17)今日は無理しない予定

2024-09-11 09:00:52 | 旅日記
6:00起床。寝たのが24時過ぎだったので、少し遅く起きるが、相変わらず二日酔いなどの体調不要はなし。朝食は緑のたぬき小といなり寿司。もう少し野菜を食べないといかんなあ。

 

今日は遠出せず静岡市内をあちこち回ることにして(多少の移動はある)、9:00にホテルを出る。
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またも静岡(10)今回は二日酔い無し

2024-09-10 07:00:09 | 旅日記
5:30起床。二日酔いは皆無である。

朝食はじゃがいものコロッケパンとお茶。パンはそこそこボリュームあり。



飲み物は部屋に用意してあるお茶を飲んだのだが、パンとなるとコーヒーが欲しかったな。ホテルの経費節減かと思ったが、いや、ここ静岡がお茶の国だからか。
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またも静岡(1)静岡へ

2024-09-08 12:30:37 | 旅日記
私の夏休み第一弾が始まり、今日から4泊5日で静岡に行くことにした。また静岡なのかい(旅行は5回目、その他宿泊研修で伊東に行ったことがあるので計6回目だ)という話もあるが、飛行機一本で昼頃に着くことができるとか、程よく都会であるとか、美術館などが多くあるとか、まあいろいろな理由である。

朝は早く起きて、バスでJR琴似駅まで移動する。これも昔であれば駅まで歩いて行ったのだが、昨今の腰痛もあってなるべく歩数を減らしたいのである。バスは空いており、快適に移動。



琴似から札幌駅へ。札幌で乗り継ぐ時に一本乗るのを遅らせれば良かったのだが、込んでいるエアポートに乗ってしまい座れなかった。どうみても空港まで行きそうにない軽装の家族がいたので、その前に立っていたら、新札幌で座ることができた。なるべく無理をせずに行きたい。

その後は無難に新千歳空港に到着し、荷物検査をしてから水を購入。空港はそれほど混雑しておらず、飛行機もそんなに込んでいないのではないかと思ったら、満席に近い予約なんだとか。私の隣にもかなり体格のいい人が座ってしまったが、逆側の列が空いていたので、そっちに移っていった。ふう、良かった。



飛行機の中で1時間ほど眠って、上手いこと目が覚めた。下は雲で覆われていて、新潟から長野のあたりは何も見えなかった。静岡空港は海に出て南側からのアプローチとなり、予定通りに到着。


→多分、大井川の河口付近。

バスの発車まで少し時間があるので、空腹しのぎにコンビニで浜名湖のりの佃煮入りおにぎりを購入して食べる。佃煮が結構入っていて悪くないですな。



外に出てバス停のところに行くと、これは札幌と次元が違うほど暑い(空港のある場所は静岡市内より少し涼しいはずだが)。札幌ではなかなかない灼熱感があるのだ。滞在中の最高気温は大体32℃だったが、それ以上に湿度の高さが北海道人には響く。



それではバスが来たので、まずは島田駅に向かうことにしよう。
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気をゆるめると言ったら小樽(4)銭湯

2024-08-10 16:00:58 | 旅日記
心と共に体も休めるといったら、日本人は風呂であろう。先日、花園グリーンロード近くを歩いている時に銭湯を発見したので、その「T」湯に行ってみることにした。



入口を入ると休憩室は男女兼用となっており、さらに脱衣場への入口が分かれている。入浴料は確か480円だった気がする(ネットで調べると統制額は490円っぽいのだけれども)。

浴室にはかなり高齢の先客が3名。今どき、あまり銭湯に来る人もいないのであろう。大きな浴槽とサウナ、奥の方にはプール(サウナの水風呂兼用であろうか)がある、あまり見たことのないスタイルの浴室であった。

ゆっくり入るつもりがお湯の熱さにのぼせそうになり(その代わりカランから出るのはかなり低温で、体にかけると少しひんやりするくらいの水であった)、誰よりも早く浴室から出る。

休憩室では何か飲みたいところでもあるが、これはどこかの店でビールを飲むに限るであろう。汗が少し引いたところで、繁華街(といっても人は少ない)へ。道の角には「祭灯」というのがいくつも置いてある。

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