散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

2022年1月のカクテル

2022-01-31 23:43:10 | 飲み歩き・札幌市内
今月はバーの営業に貢献しようと、1回に1杯ずつくらい多く飲んでみた。

ウイスキー 7
オリジナル 7
ウイスキーソーダ割り 3
ベネット 1
スカイボール 1
カルヴァドスソーダ割り 1
ギムレット 1
ブランデー 1
ジン 1
アクアビットモスコミュール 1
フレンチ68 1
合計 25
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20220130最近読んだ本

2022-01-30 23:21:41 | 読書
■「日本史の謎は「地形」で解ける 環境・民族篇」竹村光太郎
地形論だったはずが、「日本スゴイ論」へ。たった8年前に出た本なのに、もはや痛々しい(再読だった)。

■「源平の怨霊」高田崇文
源平合戦とはいったい何だったのかを深堀りする。

■「狐火の辻」竹本健治
論理性よりは話の筋道を順番に明かして読ませるタイプの本。サスペンスかな。

■「電気じかけのクジラは歌う」逸木裕
作曲の分野ではAIがすでに人間を上回っていた。減りつつある作曲家と演奏家はどう生きるのか。

■「札幌の喫茶店」
いくつか行って見たい店をピックアップ。

■「ほろ酔い道草学概論」zinbei
こういうのは当たり外れが多いが、読みごたえがあった。

■「蓬萊島余談」内田百閒
台湾・客船紀行集。相変わらずの百閒節だ。

以下、図書館の1冊。
■「大学4年間の西洋美術史が10時間でざっと学べる」池上英洋
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20220130ギャラリー巡り(続き)

2022-01-30 15:00:17 | 美術・アート
続いて、札幌彫刻美術館前で開催される、「さっぽろ雪像彫刻展2022」へ。

記念館の前には三角山小3年生ミニ雪像彫刻展が開催されている。



佐藤隆之「Potrait of a wolf」:相変わらず強い日差しと白一色のため、写真が全くなってなくて申し訳ない。



熊谷文秀「交差する4つの螺旋」:いずれも造形の工夫はなかなか素晴らしい。



北海道芸術デザイン専門学校「おおきなくち」:カバの口だな。



川崎ゆかり「風にまかせて」:面白い形なんだよなあ。



清水宏晃「揺光」:タイトルの割には直線的だ。



高坂孝明「冬の棘(winter thorns)」:ナメクジチックな感じもある。



伊藤隆弘「Spring wind」:春まだ遠しではあるが…。



清水郁太郎「コロコロとどけ」:氷の球が中を転がるらしい(試さず)。



前田裕人「凍雲」:表面の模様が凝っているね。



ということで、形の分かりにくい、誠に酷い写真ですみませんでした。
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20220130ギャラリー巡り

2022-01-30 14:30:09 | 美術・アート
本日は本郷新記念札幌彫刻美術館へ。天気も良く、足元の状態も悪くないので、気分が良い。美術館に向かって坂を上る所に、見たことのない赤い実を付けた植物があった。



途中、除雪も除雪した雪を積まれることも無いと思われる、更地があった。すなわち自然に雪が積もった状態なんだと思うが、雪の高さはちょうど私の目線くらい(1.5mほどか)ありそうだ。



■本郷新記念札幌彫刻美術館「はじめてのほんごうしん」。



本館に入ると、雪像展にも参加されている水戸麻記子「HOCCA-LAY」が展示されていた。



「少女の首」:1928年、かなりの初期作品だろう。初めて見たかも。



普段見る彫刻も並べ方を変えると、また新鮮に見える。



「太陽の賛歌(部分)」:完成作は手のひらに像が立っているので、そのための手のひらの穴かもしれないと思ったが、他にも手に穴の開いた作品があった。ひょっとすると「聖痕」をイメージしているのかもしれない。



作品企画段階のスケッチを見ると、相当いろいろ考えてから造っていることが分かる(当たり前か)。



「少年の壁」:シーツを広げて遊ぶ少年に想を得た作品。これ、素敵な造形だよね。



雪像展では「カミシバイズム」をやっていて人が集まっているので、それを避けて記念館へ。記念館の前ではいつもこの人が雪の多さに途方に暮れているようだ。



■本郷新記念札幌彫刻美術館「本郷新・全部展④ 100の石膏像」。
「鳥を抱く女」(小3点)、「暁(鳥を抱く女「暁」)」(大1点):「鳥を抱く女」シリーズが4点揃う。こういう展示も目新しい。これ以外の部屋は前回までとほぼ同じ感じであった。



しばらく時間をつぶしてから、雪像展を見に行こう(別項へ)。
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なるほどデザート

2022-01-30 13:50:27 | 食べ歩き
今日は雪像彫刻展が開催されている彫刻美術館に行かなくてはなるまい。途中、イタリアンレストランに立ち寄ろうと思ったら、第4日曜日は休業という掲示が出て、休みなのであった。しかし、今カレンダーを見たら、今日は第5日曜日ではなかろうか?

いずれにせよやむを得ずに、途中にあるファミレス「CCS」へ行くことにする。昼過ぎの時間に到着し、意外と13時台が混みそうだよなと思ったが、それほどの混雑ではなかった。しかも私が到着した時がピークで、段々客は減っていくのであった。

さて、注文の品は悩んだ結果、ジャポネギハンバーグ&カットサーロインステーキとライス。ライスセットにするとドリンクバーがついてくるので、ライス単品で注文。どうもドリンクバーは私の性に合わないような気がする。さほど待たずに注文の品が到着。



まあ、こんなもんですかねという感想だが、ハンバーグはかなり熱々のところが良かった。カットステーキもさえないとはいえ、ポン酢で食べる肉も悪くないものである。これを食べ終えて、デザートを持ってきてもらう。



注文したのはストロベリーグラスパフェというもの。上がバニラアイス、中間がカット苺を凍らせたものとゼリーかな? 下がパンナコッタみたいな感じのものの3層だ。アイスが予想以上に硬く、本を読みながら片手では食べられないのが残念だったが、集中して食べているうちに満足感が湧いてきた。やっぱり、締めにデザートというのは正しいですな。



今日は天気も良いし、路面もちょうど歩きやすいくらいの圧雪で良かった。坂を上って彫刻美術館に行こう。
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予想外のお言葉

2022-01-29 20:55:32 | 食べ歩き
さて、すすきのから狸小路を歩いて西へ。そろそろ酒類提供制限時間の20時になるが、6日ぶりの俗世である。もうちょっとだけ飲みたい。ということで、狸小路のわきにある蕎麦屋「MH」へ。メニューを眺めてまず酒を注文すると、店の人から意外なお言葉が出た。「うち、認証を取っていないので、酒を出せないんですよ」「ええっ!」。

もちろん驚きの声までは上げなかったのだが、予想外のことであった。認証を取らない叛逆の道を選んだのなら、深夜まで酒を出せよ!(いや、そうじゃない)。これだけ酒のつまみ(ちょい飲みセットもある)を用意している店なのに、酒を出さずに食べ物だけで勝負する道を選んだのか。

私はふと我に返り「まあまあ飲んでるしな」ということで、酒は諦めて、初めてとなる塩ラーメンを注文。



いつもは醤油ラーメンなのだが、悪くなかったよ、塩ラーメン。勘定をしてもらいながらお店の人と何か話をした記憶があるのだが、内容を覚えていない。さすがに酒が出せないことに絡んだ訳ではないことだけは間違いない。何かプラス方向の話をしたと思う。



その後は西11丁目まで歩く。途中、歩道の雪は山脈のごとし。



地下鉄で琴似に戻る。メインの通りにはちょうど除雪が入っていたようだ。



そして帰り道、二十四軒で割と良く行く居酒屋さんが休業になっていた。そうか、ここも休みなのか。長いコロナ禍でもあり、今がまさしく飲食業界の危機ではなかろうかということに、遅まきながら気づく私であった。
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開店を待ちグルグル歩く

2022-01-29 19:35:56 | 飲み歩き・琴似界隈
串かつの店を出たが、バーの開店まで少々時間がある。時間をつぶしにノルベサへ。1階はテナントが激減し、前回、外から見た飾りつけがやたらに綺麗だが、むなしさも強い。



地下の飲食店街に行くと、半分以上休業しているんじゃなかろうか。どうも今回のまん延防止期間中、休業する店が結構多いようだ。1階に戻り、ガチャガチャを見ると、こんなの(ペーストスパイスシリーズ)があった。



もう一つは「閉店しました、あといっぽ」シリーズ。私の場合、閉店に間に合わなかったというより、開店前に来ちゃったという方が多いかも。



さらに外を歩くと、もう一つ候補として考えていた焼鳥店が休業。うーん、思った以上にすすきのへのインパクトは大きいのかもな。というところで、18時になり、バー「N」へ。もちろんのこと、一番目の客になってしまう。

1杯目はジン+イチゴ+レモンのカクテル。フルーツで早めに使った方が良さそうなものを出してもらうことにした。



まん延防止措置入りしてから、やはり客足はよろしくないらしい。「休業したほうが良かったかも」と言われてしまったが、私も来たことだし、まあそう言わずにお願いします。

通しに麻辣ピーナッツとでもいうものが出る。ピーナッツも十分辛いのだが、混じっていた山椒をつまんでみると、舌がしびれた。これは食べるためのものじゃないかも(好きな人は良いのかな)。



2杯目はダークラム+イエーガーマイスター+ベネディクティンのカクテル。これは濃厚ラム+薬草風味+甘味ということで、綺麗に透き通った色の仕上がりも含めて、間違いない味になった。



しかし、次の客が来る気配がしないね。3杯目はあれこれ考えた結果、酸味と苦みの両立するベネット。



締めにちょうどボトルの最後となった、クラガンモアダブルマチュアード。クラガンモアは昨年自宅用に買って美味さを再認識したのだが、これはさらにその上位版ということで、深みも加わり、一層美味かった。



ついつい話し込んでしまったが(バーテンダー独占)、やっとここで次の客が来たので、心の中でパトンを渡して、勘定をしてもらった。

この後、そういえばと気になり、割と普段から行くもう一軒のバーの様子を見に行ったところ、休業になっていた。店を開けるのが趣味のようなマスターだが、さすがにやってられないよということか。これだけの負担をかけるのだから、感染が減ると良いなあ(と、飲みに来ている私が偉そうに言う話ではない)。
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やや迷走の結果

2022-01-29 17:40:43 | 飲み歩き・すすきの周辺
さて、酒のみタイムに入ろう。ところが喫茶店を思わぬことで早く出てしまったので、まだ行く予定だった店が開店していない。何となく歩いているうちに違う方向に来てしまい、結果、串かつ「S」に入ることになった。1番目の客となり、カウンター席の端に腰を下ろす。

ハイボールでスタートし、前回、刺身盛合せを頼んだ時にハッとする美味さだった、しめ鯖を注文。しめ鯖も普通に出すものと酢味噌があるので、ここは珍しい酢味噌にしてみよう。東京あたりだと「ぬた」というメニューが割とあるが、北海道ではそんなに見かけないよね。



客が次々来ると思ったら、常連客が早い時間に集まったのだろう。一段落するとパタリと客足がとまった。常連客の揚げ物注文(今日はタチ天が大人気)を準備しながら、しめ鯖酢味噌もやって来た。



早速食べると、脂ののりが良いねえ。こりゃ美味いよ。たまらずにハイボールを飲みほして、コップ酒燗を注文。



私もしめ鯖にはなかなかうるさく、浅締め派の美味いものは色々食べたことがあるのだが、ここのは全体的に締められているように見えながら、しっとりとした食感も残っている。

次は揚げ物、串貝が到着。貝の風味を生かして醤油で食べよう。



そして串かつ(豚肉)。これはソースと辛子だな。



コップ酒をもう一杯もらい、酸味のあるタレがかかっているため、味が変わって楽しいゲソ揚げをもらう。



揚げ物を食べつつも、串かつについてきた辛子を使い、辛子酢味噌を作ってしめ鯖を食べる。これも新たな味覚でなかなか良いね。

ということで、最初から最後までしめ鯖を堪能し、勘定をしてもらうときに「揚げ物はもちろん美味いんですが、しめ鯖が美味しいことに気がつきました」というと、女将さんがニッコリして「自家製なんですよ」と教えてくれた。そりゃそうだよね。

次は普通のしめ鯖も食べてみるかなあ。マグロも単品で頼むと、また美味しそうなんだよな。マグロ+酢味噌でまぐろぬたとかやってくれんかな、と妄想も広がりつつ、すっかり暗くなった外に出た。

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休憩にならず

2022-01-29 16:35:33 | 食べ歩き
ギャラリー巡りを一通り終えたが、夜の店が開くにはちょっと早い時間帯である(開いている店もあるけど)。少々休憩ということで、喫茶「KS」へ。前回来た時は、いかにも常連らしい客が一番奥の席にいたのだが、今日はカウンター真ん中辺に座っている先客を避けて、私がその位置を占める。

しまった、この席に座ると店内にかかっているメニューが見づらいのね。ということで、目の前にあるプレートから「50thブレンド」というのを注文。開業50周年を迎えたということなんだろうね。



コーヒーは飲んでみると酸味の少ないスッキリ味。それでいて物足りない感じがしない。

これは良かったのだが、先客がかなりの問題児で、特に男の方がずっと喋り続けていてうるさい。とっくにコーヒーが無くなっているのに、マスクを付けずに良くまあしゃべり続けられるものだ(店の人も、言ってやってくれよ…)。

私の念力「黙れ」「帰れ」も効かなかったので、そそくさと勘定をしてもらうことにした。

とは言え店を出るまでに頭を冷やして、マスターには「これ(50thブレンド)、スッキリしていて美味しかったですね」とお声がけして店を出る。そんなに値段も高くないし、割とここはお気に入りなのだが…。
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20220129ギャラリー巡り

2022-01-29 16:00:12 | 美術・アート
本日は大丸→紀伊国屋→創→市民→アートスペース201→スカイホール→SONY→三越→らいらっく→富士フイルム→大通の11か所。

■ギャラリー創「土田倫子作品展 積もる雪は自然世界の毛布」。雪の結晶などをモチーフにした、小ぢんまりとした版画展。この季節に雪を想う。

■札幌市民ギャラリー「札幌大谷大学芸術学部美術学科卒業制作展2022 三年展2022」。
川村あゆり「空ろ」「華」:動物の剥製と花の中でこちらを向く女性を描いた2作品。現実には存在しない空間という感じがする。
村田桃花「黎明」:青い森の手前の空間に水滴が横一列になって浮かんでいる。4.5m×1.22mのスケールの大きな作品。

■アートスペース201「群青-GUNSEI- Vol.09」。
Yasushi Ito「ススキノ」:すすきのの風景写真。私は南5条以南にはほとんど行かないので、なかなか新鮮な風景が多い。これを見ながら酒が飲めるという、情報量も多くて魅力的な作品群だ。
鈴木比奈子「気配A」:今回は手のひらから飛び立つ蝶を描いたのかな。私、毎年触れているようだが、この人の作風が好きなんだろうね。単純に幻想的というのでもなく、引き付けられるものがある。

そして、小部屋を圧倒する久藤エリコの切り絵作品。これまでよりも、より濃密な空間になっているように見える。





■スカイホール「セントラルで働くスタッフの展覧会 vol.4」。
川村新吾「セルフプロモーションポスター」:自分の仕事内容を切り絵文字でポスター風に仕上げたもの。
荒木田ちさと「中毒」:コーヒーカップを描いたもので、たっぷり入ったコーヒーから愛が伝わる。
佐々木ゆか「VR~ウタカタの存在~」:本人も作風を変えてみたと書いていたが、SFチックにシフトしたように思える。

ロビーの椅子でちょっと休憩。



■富士フイルムフォトサロン「卒業制作作品展 サッポロビジュアルアーツ22期生写真学科」。
廣瀬翔馬「果て」:街の風景を撮影したものを白黒の2色に加工したもの。何となくマンガ風の風景に見えるが面白い。
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