昼食を取り、小樽のギャラリー・美術館巡りだ。まずは普段行かないこちらから。
■アンワインドホテル&バー小樽「澤田千香子写真展 あわいとはざま」。おそらく小樽市を中心に風景や街角の様子がとらえられた写真展。相当おしゃれなバーの雰囲気と相まって、なかなか感じの良い写真である。
ついでにクラシックなホテルの玄関を撮影。
市立小樽美術館・文学館の建物へ。市民ギャラリーでは「小樽ユース展」「押し花アート展」が開催されていた。また、1階会場では古書市をやっていたので、本を2冊購入。
■市立小樽美術館「小樽の色、ことばの小樽~中村善策と小樽風景~」。作品に中村善策の言葉が添えられた展覧会。
「東京風景(四谷見附)」:東京タワーが描かれていて、見たことがないかもと思ったら2012年に見ていた。
■市立小樽美術館「一原有徳記念ホール 酒井忠康への手紙」。「東京画廊/恩師・土方定一と一原有徳」と題した一角の展示が、あまり見たことのない作品ばかりで新鮮だった。
■市立小樽美術館「絵画における炭鉄港/3人展 伊藤光悦・輪島進一・羽山雅愉」。
伊藤光悦「過去りし刻」:廃屋に人の影だけが浮かび、かつて大勢の人がそこで暮らしたことを想像させる作品。
伊藤光悦「石棺の街」:夕張の廃墟だけではなく、原子力発電所を石棺として処理したチェルノブイリ原発のことを描いているのであろう作品。街の死というものは重くて冷たいものだ。
輪島進一「海への思い/死守せよ、Sdgs」:今展覧会の輪島作品はメカニックでアンドロイドやサイボーグを思わせるものが多い。
羽山雅愉「黄昏・23」:小樽の風景を描いては空に月を浮かべる作者。これまでの作品に描かれた赤、黄、青の月はいずれも円形だったのに、この作品は青と白で描かれた月が二重円になっているように見える。あえての破調か。
■市立小樽文学館「マンガ家・つげ義春と調布」。「ねじ式」の印象から夢を思わせる妙なマンガを描く人という印象だが、それ以外の作品は意外と地元密着スタイルなのである。よって、描かれた場所(多分、調布なのだろう)と現在の写真が並べて展示されている。
■市立小樽文学館「貸本小説と貸本屋の世界展」。私の年代だと、貸本屋には縁がない。もしかすると子供のころにはやっている所があったのかもしれないが、地方都市だと営業が成り立たないよね。
札幌市民だとこの看板を覚えている人もいるだろう(2010年頃まであったということで、もちろん私も存在は知っている)。
ケースの右上にあるのは栗田信「醗酵人間」というSF調小説。その他、小野稔「武蔵は右左投手」(宮本武蔵張りに左右両手投げ、二刀流のピッチャーが活躍するのだろうか)、真鍋元之「金さん暴れ傘」(遠山の金さんが熱海旅行で殺人事件のトリックを暴く話らしい)など、一周回って読んでみたくなるような本が並んでいる。
小樽文学館得意の貸本屋再現コーナー。
貸本料金は1日(初日)20円~30円だったらしい。
■市立小樽文学館「文学×ドライブ展」。私、車に一切興味がないのだ。
というところで、後はコーヒーを頂いて、ゆっくり読書をして、さてどうしようか。
■アンワインドホテル&バー小樽「澤田千香子写真展 あわいとはざま」。おそらく小樽市を中心に風景や街角の様子がとらえられた写真展。相当おしゃれなバーの雰囲気と相まって、なかなか感じの良い写真である。
ついでにクラシックなホテルの玄関を撮影。
市立小樽美術館・文学館の建物へ。市民ギャラリーでは「小樽ユース展」「押し花アート展」が開催されていた。また、1階会場では古書市をやっていたので、本を2冊購入。
■市立小樽美術館「小樽の色、ことばの小樽~中村善策と小樽風景~」。作品に中村善策の言葉が添えられた展覧会。
「東京風景(四谷見附)」:東京タワーが描かれていて、見たことがないかもと思ったら2012年に見ていた。
■市立小樽美術館「一原有徳記念ホール 酒井忠康への手紙」。「東京画廊/恩師・土方定一と一原有徳」と題した一角の展示が、あまり見たことのない作品ばかりで新鮮だった。
■市立小樽美術館「絵画における炭鉄港/3人展 伊藤光悦・輪島進一・羽山雅愉」。
伊藤光悦「過去りし刻」:廃屋に人の影だけが浮かび、かつて大勢の人がそこで暮らしたことを想像させる作品。
伊藤光悦「石棺の街」:夕張の廃墟だけではなく、原子力発電所を石棺として処理したチェルノブイリ原発のことを描いているのであろう作品。街の死というものは重くて冷たいものだ。
輪島進一「海への思い/死守せよ、Sdgs」:今展覧会の輪島作品はメカニックでアンドロイドやサイボーグを思わせるものが多い。
羽山雅愉「黄昏・23」:小樽の風景を描いては空に月を浮かべる作者。これまでの作品に描かれた赤、黄、青の月はいずれも円形だったのに、この作品は青と白で描かれた月が二重円になっているように見える。あえての破調か。
■市立小樽文学館「マンガ家・つげ義春と調布」。「ねじ式」の印象から夢を思わせる妙なマンガを描く人という印象だが、それ以外の作品は意外と地元密着スタイルなのである。よって、描かれた場所(多分、調布なのだろう)と現在の写真が並べて展示されている。
■市立小樽文学館「貸本小説と貸本屋の世界展」。私の年代だと、貸本屋には縁がない。もしかすると子供のころにはやっている所があったのかもしれないが、地方都市だと営業が成り立たないよね。
札幌市民だとこの看板を覚えている人もいるだろう(2010年頃まであったということで、もちろん私も存在は知っている)。
ケースの右上にあるのは栗田信「醗酵人間」というSF調小説。その他、小野稔「武蔵は右左投手」(宮本武蔵張りに左右両手投げ、二刀流のピッチャーが活躍するのだろうか)、真鍋元之「金さん暴れ傘」(遠山の金さんが熱海旅行で殺人事件のトリックを暴く話らしい)など、一周回って読んでみたくなるような本が並んでいる。
小樽文学館得意の貸本屋再現コーナー。
貸本料金は1日(初日)20円~30円だったらしい。
■市立小樽文学館「文学×ドライブ展」。私、車に一切興味がないのだ。
というところで、後はコーヒーを頂いて、ゆっくり読書をして、さてどうしようか。