本日は丸井→ニューオータニ→エッセ→大丸→紀伊国屋→レタラ→ミヤシタ→資料館の8か所。
富樫ビルの跡地に立派なビルが姿を見せた。
■丸井今井催事場「〈丸井今井〉〈資生堂〉創業150周年 歴史をつなぐパネル展」。三越は写真展示だけだったと思うが、こちらでは「丸井今井」(丸井は○に井)のプレート、店祖今井藤七の銅像レプリカ、丸井(○に井)マークの鬼瓦などが展示されていた。
10階食堂街から外の写真を撮る。直通エレベータがあるので、非常に移動しやすい。この食堂街も全店押さえておきたくなるね。
今日の大通公園はまあまあ春めいている。ベンチも復活したし、花壇の整備ができたようだ。
■ニューオータニイン札幌「佐藤仁敬展」。
「渇」:肉体的な渇望か、精神的な渇望か。何とも恐ろしい雰囲気を持つ作品。他の作品も無音のように思える画の中で、手や指が雄弁。
かなり立派なポートフォリオが無料配布されており、もちろん入手。
■ギャラリーエッセ「魅世物小屋展」。バリエーション豊富で、見るべきものがある。
■ギャラリーレタラ「仲村うてな 辻悠斗 光のあと」。辻の一番大きなサイズの写真は情報量が多くて私の好みである。仲村の感情を抑えるかのような端正な絵画は興味深い。
「何かご覧になって来られたんですか?」と聞かれて、どうこたえるべきか悩む。結局私の答えは「(何か見たかと言われれば、情報はほとんどが視覚的なものだから、ラジオや電話で聞いたのでなければ、そりゃ)…まあ(何か見て来たというしかないよね)」であった(カッコ内は内心の声)。こういう質問は作家の関係者であるかどうか聞かれているようでもあり、休みの日は対人能力が極端に低下していることもある私にはとても困るのである。
■ギャラリーミヤシタ「井上まさじ展」。元のギャラリー主催者が2020年に亡くなってしまい、ついにこのギャラリーも閉鎖、これが最後の展覧会となった。2階には献花台(室)が用意されていた。
作品はこの作家ならではのもので、今回は全体的に新緑を思わせる緑色が目立っているような気がした。それから、全面灰色の作品が2つ並んでおり、静かな終わりのようにも、いわゆるテレビの「砂の嵐」のようにも思われた。
→建物の左側に花が咲いていたのだが、あまり写ってないね。
東に向かって歩く。
札幌医科大学創建○十周年の記念植樹碑を発見(年数は読み取れなかったが、昭和の事のよう)。
伊藤隆道「よろこび・愛」を発見。何度もこの前を通ったことがあるはずだが、盲点となっていたのか気がつかなかった。
→角度によって、見た感じがかなり変わる。
■札幌市資料館「高田稔 個展」(高ははしご高)。
最近の作品は津波で滅んだ街を子どもと犬が歩く風景のように感じていたが、今年はどこか人の生きている風景の感じがする。東日本大震災から11年、新型コロナ禍を経て、再生の時なのか?(被災地、特に福島の実態はそんなものではないことは良くご存じと思うが)。
資料館の裏にはにはまだ雪が残っていた。
資料館2階の窓からの眺めも印象的。