小樽バザールヴィタ美術館の前から、小樽公園の方に向かい、紅葉橋を渡る。
小さな小川を渡ると、小樽市民会館が見えてきた。今日は催し物が無いようで、結構な廃墟感が漂っている。
近くにある小樽市能楽堂には「夏季公開」の看板が出ていたが、明日からだった…。
総合体育館の前で彫刻を発見。
二部黎「野に躍る」である。
市民会館の裏手に上っていくと、斉藤吉郎の「少女の像」があった。両陛下(昭和天皇・皇后だろう)が来樽した記念に寄贈されたものらしい。
そして、巨大な一原有徳「炎」。
石川啄木歌碑「こころよく 我にはたらく仕事あれ それを仕遂げて死なむと思ふ」。
小樽市民会館の前に戻ってきて、中野五一「藤山要吉翁像」。この他、市民会館内にも彫刻や絵画があるように外から見えたのだが、どうにも今日は入館できる感じではなかった。
山を下ってきて、小便小僧がある池。
後志地方には放射線量を計るモニタリングポストがある。単位はマイクログレイ/時であったが、この数値がどの程度のものかは私には分からない。
題字石原健三「表慶」。後の大正天皇が皇太子時代の「御成婚記念」らしい。皇室が絡むとなにかと面倒だね。
そして、市立小樽図書館を久々の訪問。入口を入るとすぐに鈴木吾郎「十月の女」を発見。
「贈 北潟谷仁」とある絵画。画家のサインが入っているのだが、どうにも読めない。
一原有徳作品。安~い額(額というかアルミの枠)に入っているが、本物だろうか。
「贈 株ヤマハブランズショップ札幌・小樽店」とあるが、ミロの版画か?
鈴木吾郎「若い女」。逆光で見づらい。
階段で2階に上り、振り返ると見えるステンドグラス。
「?.Yoshiharu」というサインのある画。小樽の風景なのであろう。
「野原にて」。作者は国画会会員 椿本俊子と書いてあるように見えるが、検索しても何も情報が出てこない。
→2022年6月5日追記。コメントで教えていただきましたが、「藤本俊子」という小樽の画家のようです。小樽市民ギャラリーで回顧展が開かれたこともある、小樽を代表する女性画家のようで、無知で申し訳ありません。
それにしても学習室などにずかずか入り込んで、彫刻・絵画の写真だけを撮っていたので、異常者感あふれる振舞いだったかもしれない。図書館利用の皆さん、お騒がせしました。その後、図書館を出て、駅前方面へ。途中に石原裕次郎メモリアルアベニュー「裕次郎の小径」の碑がポツンと残されていた。
小樽駅横の紀伊国屋書店で本を2冊購入。