ヤフーで「事務指定講習前に読んでおくと良い本は??」というご質問がありました。私なりにお答えしましたが、こちらで少し補充しておきます。
無料で入手できる手続の本をご紹介しておきます。
雇用保険ですが。ハローワークに手続本が置いてあります。県によって本の名前と内容が違っていますが、「雇用保険の手引き」と聞けばわかると思います。この本を読めば、雇用保険の基本的な手続は理解できると思います。離職票の書き方、雇用継続給付については、小冊子の方がわかりやすいかも知れません。
労災保険。労働基準監督署に各給付についての解説本があります。(例えば、療養補償給付なら「療養(補償)給付の請求手続」と言う本があり、「療養」のところに各給付名が入る。) 薄っぺらい資料ですが、よくまとまっているので、わかりやすいと思います。
労災については、ついでに死傷病報告の書き方ももらっておくと良いでしょう。ペラ紙のものがおいてあります。
社会保険・年金。社会保険事務所に行って、パンフレットをもらうと勉強になると思います。年金については、官報販売所等で販売している小冊子(3・400円)も、わかりやすいでしょう。
手続本ですが。私が使っているのは、「社会保険のてびき」社会保険研究所・刊 1785円。(この本は有料です。)現行は16年度版ですが、買われるのなら17年度版まで待たれた方がいいと思います。(年一回の改定があるため。)
事務指定講習の教科書が手続本みたいになっているので、手続本を慌てて買うことはないと思います。無料の資料を読んだり、書類の実物を見たり、実際に書いてみたりすると、感触がわかっていいと思います。