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「和らん」 伝統に囚われない斬新な和食

2017年07月05日 | 食は文化だ
和らん 岐阜市 2017.7.5



ミレイパーキングの道路を挟んで正面前にある、『和らん』 さんに初訪問です。
Kさんとランチ(一種類のみ)をいただきました。

高島屋の駐車場として、ミレイパーキングをたびたび利用していたのに、ぼくは、ほんの目と鼻の先にある「和らん」さんの存在に気がつきませんでした。
各務原から1年半前頃に、ここに移転されたそうです。以前は、確か花屋さんだったと記憶しているのですが。
みなさんは、気がつかれていましたか。

お店には、のれんも掛かっていません。
緑色のドアの右上に小さく「和らん」とあるのみです。




自然の光を大事にされているのか、室内は窓からの光と光源をしぼった照明のみで、少し暗い感じがします。
カウンター席8席、4人掛けテーブルがひとつのこぢんまりとしたお店です。

大将と若い女将さんの二人で切り盛りされています。


       【エンドウのあんかけ

和食の食材には、珍しいと思われるクラッカーが使われていました。


     【車海老のミニアメリカンドッグ

黒い色をしているのは、竹炭が衣に練り込んであるとのことでした。


      【サラダ、自家製カラスミがけ



        【ズワイガニの真丈

しっかりした昆布の出汁が、ズワイガニの甘さにマッチして大変美味。


          【いさき

ぱらぱらとふりかけてあるのは、豆鼓(とうち)の粉末。


      【帆立のかき揚げ酢味噌あえ




     【新玉ネギとまなかつおのソテー

ご飯は、食事の途中に陶器のお釜で炊いて、炊きたてが供されます。
自家製のお味噌汁と香の物は、山形のいぶりがっこ。


        【パイナップルの羊羹

マスカルポーネの白あん添えとぱらぱらしているのはカシューナッツ。

岐阜では、他に見られないユニークな和食です。
このような料理を、創作和食と称するのでしょうか。
気がついたことですが、大将は、料理のひとつひとつにパラパラとなにかパウダーを必ず振られます。
女将さんは、一皿一皿お湯で器を暖め水気を丁寧に拭き取って料理を盛られます。
一品一品丁寧に料理されていることが、目の前で分かります。
和食のお店ですが、珍しいことに日本酒ではなく、ワインを勧められました。

「和らん」さんのお料理は、伝統に囚われない感動的な和食でした。

もう少し通ったら、お店のコンセプト。
日本酒ではなく、ワインを勧める大将のこだわりなどお聞きしたいことが一杯あります。


          『 和らん  』
      住所 岐阜市徹明通3-1-7
      TEL  ( 058 ) 214 - 2739

      次回訪問………2017.8.9


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