1月19日
日経平均 3万5963.27円(497.10円高)
TOPIX 2501.03(17.94ポイント高)
長期金利(新発10年国債) 0.665%(+0.015)
1ドル= 148.26 - 148.28円(0.50円安)
1月15日 3万5901円 15億5966万株 4兆0143億円
1月16日 3万5619円 15億3332万株 3兆9416億円
1月17日 3万5477円 19億6260万株 5兆2787億円
1月18日 3万5466円 14億6267万株 3兆9982億円
1月19日 3万5963円 15億5180万株 4兆5009億円
■株探ニュース 2024.1.20
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今週の【早わかり株式市況】2週続伸、ハイテク株中心に買い優勢で一時3万6000円台乗せ
■今週の相場ポイント
1.日経平均は2週連続上昇、一時3万6000円台乗せ
2.前週大幅高に続き買い優勢、持たざるリスク意識
3.米国休場で手掛かり難、一転買い手控えムードに
4.中国株の軟調に懸念高まる、冴えない地合い続く
5.週末は半導体株高で反発、TSMC決算を好感
■週間 市場概況
今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比386円(1.1%)高の3万5963円と、2週連続で上昇した。
今週は週間でプラスを維持したものの、前週に大幅高となった反動で買い手控えムードが強まる場面もあった。
日経平均は月曜に上昇した後、火曜から3日続落。
TSMC決算を受けた半導体株の上昇で週末金曜は大きく上昇に転じた。
週明け15日(月)の東京株式市場は前週の買いの勢いが継続し、日経平均は一時3万6000円台に乗せた。
前週末の米国株市場が反落したため上値追いは見込みづらいと思われたが、フタを開けてみると想定外の強さに。
国内外の機関投資家に持たざるリスクが意識され始め、押し目を待たずに買いを入れる動きが強まった。
16日(火)は米国が休場で手掛かり材料難のなか軟調地合いを余儀なくされた。
日経平均は7日ぶりに下落。
前日までの上昇の反動でポジション調整の動きが目立った。
17日(水)は朝高後に値を消す展開。
円安進行を背景に朝方は主力ハイテク株を中心に買いが先行し、日経平均は一時600円を超える上昇をみせた。
しかし、その後に利益確定を急ぐ動きが表面化。
先物主導で売り優勢の地合いに変わり、後場に入るとマイナス圏に転落。
東証プライム市場の売買代金は5兆円を超える活況相場となった。
18日(木)は強弱観対立。
日経平均は方向感の定まらない値動きで大引けは小幅安で着地した。
前日の欧米株市場が安く、東京市場でも買い手控えムードが拭えなかった。
取引時間中は中国・上海株市場の軟調に懸念が高まり、市場のセンチメントを冷やした。
ここまで冴えない地合いが続いてきたものの、19日(金)になってようやく反発。
台湾TSMCの決算が好感され、前日の米株市場でハイテク株が上昇。
この流れを引き継ぎ、東京市場でも半導体関連株が軒並み買われ全体相場を押し上げた。
■来週のポイント
来週は米半導体関連企業の決算発表が相次ぐ。
日米ともにこれらの内容次第で相場が左右されそうだ。
また、国内では22~23日に日銀金融政策決定会合が開催される。
為替が大きく動く可能性もあるため、こちらにも注意が必要だ。
重要イベントとしては、国内では前述の日銀会合が注目される。
海外では、25日に発表されるECB(欧州中央銀行)の政策金利、米国10-12月期GDP、26日に発表される米国12月の個人所得と個人支出、27日に発表される1-12月中国工業企業利益に注視が必要だろう。
■日々の動き(1月15日~1月19日)
1月15日(月) 6日続伸、リスクオン継続で一時3万6000円台
日経平均 35901.79( +324.68) 売買高15億5966万株 売買代金4兆0143億円
1月16日(火) 7日ぶり反落、高値警戒感から利益確定売りが優勢
日経平均 35619.18( -282.61) 売買高15億3332万株 売買代金3兆9416億円
1月17日(水) 続落、朝高も利益確定売りでマイナス圏
日経平均 35477.75( -141.43) 売買高19億6260万株 売買代金5兆2787億円
1月18日(木) 3日続落、方向感なく不安定な値動きに終始
日経平均 35466.17( -11.58) 売買高14億6267万株 売買代金3兆9982億円
1月19日(金) 4日ぶり反発、半導体関連が買われバブル後高値
日経平均 35963.27( +497.10) 売買高15億5180万株 売買代金4兆5009億円
■セクター・トレンド
(1)全33業種中、18業種が値上がり
(2)値上がり率トップは川崎汽など海運
(3)トヨタなど自動車、東エレクなど電機、HOYAなど精密機器といった輸出株が高い
(4)内需株はまちまち。ソフトバンクなど情報通信や積水ハウスなど建設は買われたが、
菱地所など不動産やベイカレントなどサービスが売られた
(5)野村など証券、三菱UFJなど銀行、日本取引所などその他金融といった金融株は堅調
(6)値下がり率トップのエーザイなど医薬品のほか、JR東日本など陸運、東電HDなど電気・ガスといったディフェンシブ株が安い
■【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(1) 半導体 TSMC24年2割増収見通し受け米SOXは急伸
2(4) 半導体製造装置
3(8) TOPIXコア30
4(5) 人工知能
5(2) 復興
※カッコは前週の順位
株探ニュース(minkabu PRESS)
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