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新型コロナ感染拡大に揺れる相場展開が続くか

2020年07月19日 | 捕らぬ狸の経済


 7月17日
 日経平均 2万2696.42円(-73.94円)
 TOPIX 1573.85(-5.21)
 出来高 9億9971万株
 長期金利(新発10年国債) 0.010%(変わらず)
 1ドル=107.11円(0.16円安)


7月13日 2万2784円  12億1591万株 2兆1386億円
7月14日  2万2587円  10億9642万株 1兆9778億円
7月15日 2万2945円  12億4571万株 2兆2092億円
7月16日  2万2770円  14億7564万株 2兆4595億円
7月17日  2万2696円   9億9971万株 1兆8023億円


■株探ニュース 2020.7.18
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今週の【早わかり株式市況】3週ぶり反発、新型コロナ薬・ワクチン開発期待で買い優勢

今週の相場ポイント

1.日経平均は3週ぶりに上昇、新型コロナ警戒モードも週初と週央の大幅高が寄与
2.新型コロナ治療薬やワクチン開発に対する期待が日米株価上昇の拠りどころに
3.日銀の大規模緩和策維持などで2万3000円大台目前まで駆け上がる場面も
4.新型コロナの感染拡大が加速するなか週後半は再びリスク回避の売りが優勢に
5.週末も見送りムード強く、新型コロナ感染状況横目に次第安の展開強いられる


週間 市場概況

今週の東京株式市場は日経平均株価が前週末比405円(1.82%)高の2万2696円と3週ぶりに上昇となった。

今週は日銀やECBの金融政策会合や米中の重要経済指標などが相次ぐことで、上下に不安定な動きが想定されたが、実際は新型コロナウイルスの感染状況やワクチン・治療薬開発への期待で右往左往する展開となった。
5営業日のうち3営業日が安かった。
しかし週初と週央の大幅高が効いて週間では400円強の上昇となっている。


週明け13日(月)は大きく買い優勢に傾き、日経平均は500円近い上昇をみせた。
前週末の米国株市場では新型コロナ治療薬やワクチン開発に対する期待を背景にNYダウが大幅高に買われ、この流れを引き継ぐ格好となった。

14日(火)は反落。
前日の米国株市場でハイテク株比率の高いナスダック総合指数が大幅反落したことや取引時間中のアジア株安などが重荷となった。

15日(水)は再びリスク選好の流れとなり、日経平均は大幅高。
事前に織り込まれていたとはいえ、日銀の金融政策決定会合で大規模金融緩和策の維持を決めたことも買い安心感を与えた。
日経平均はあと一歩で2万3000円大台に到達する水準まで水準を切り上げた。
しかし、そこからの一歩が出ないのが今の相場の特徴でもある。

16日(木)は米国や日本で新型コロナの感染拡大に歯止めがかからない現状を嫌気されリスク回避の売りが再び優勢となった。
半導体関連株などへの利益確定売りが目立ち日経平均は170円あまりの下げとなった。

週末の17日(金)は引き続き収束の動きとは程遠い新型コロナの感染拡大が市場心理を悪化させた。
日経平均は朝方こそ小幅高で始まったものの、その後は次第安の展開。
引け際に買い戻しが入り下げ幅を100円未満に縮小したが、総じて見送りムードの強い地合いとなった。


来週のポイント

来週も米株市場の動向と国内の新型コロナ感染拡大に揺れる相場展開が続くとみられる。

日々の動き(7月13日~7月17日)

7月13日(月) 急反発、米株高を受けリスク選好の買い優勢
         日経平均 22784.74(+493.93)  売買高12億1591万株 売買代金2兆1386億円


7月14日(火) 反落、前日の反動やアジア株安で利益確定売り優勢
         日経平均 22587.01(-197.73)  売買高10億9642万株 売買代金1兆9778億円


7月15日(水) 大幅反発、コロナワクチン開発期待から買い優勢
         日経平均 22945.50(+358.49)  売買高12億4571万株 売買代金2兆2092億円


7月16日(木)反落、新型コロナの感染者数増加を警戒し売り優勢
         日経平均 22770.36(-175.14)  売買高14億7564万株 売買代金2兆4595億円

7月17日(金) 続落、日米で新型コロナの感染者数増加を警戒
         日経平均 22696.42(-73.94)  売買高9億9971万株 売買代金1兆8023億円


セクター・トレンド

(1)全33業種中、32業種が上昇
(2)国際石開帝石など鉱業が大幅反発で値上がり率トップ
(3)前週売られた菱地所など不動産株が買い戻された
(4)日本製鉄など鉄鋼、住友電など非鉄といった景気敏感株の一角が買われた
(5)トヨタなど自動車、コマツなど機械といった輸出株も上昇
(6)三越伊勢丹など小売り、JTなど食品といった内需株は堅調も上げ鈍い
(7)日本取引所などその他金融や三菱UFなど銀行といった金融株も高い
(8)中外薬、ロートなど医薬株が唯一、小幅下落


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数上位5テーマ)

1(1) デジタルトランスフォーメーション(DX)
2(2) 半導体 レーザーテックに続く出世株を探す動きに期待
3(4) テレワーク 「テレワーク時代」本格始動! “隠れ本命株”リスト
4(3) 5G
5(6) コロナウイルス 東京都は警戒レベルを引き上げ
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)



■モーニングスター 2020.7.18
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株式週間展望=手掛かり欠き一進一退か、ハイテクに利食い圧力/ワクチン期待も前のめり、下値は底固く

米国で新型コロナウイルスワクチンの実用化期待が高まった今週(13~17日)、日本株も強気スタンスに支えられて日経平均株価が一時2万3000円に迫った。
ただ、相場には警戒感も混在し、もちあいを上放れし切れない。
半導体を中心にハイテク株の利益確定売りの圧力が収まらなければ、3営業日の来週(20~22日)も一進一退が続く可能性がある。


今週は折り返し地点の15日に日経平均が2万2965円まで上昇し、6月半ば以降のもちあい相場に転機が訪れたかに見えた。
しかし、その後は上値が重く代替わりは持ち越された。
半導体銘柄の一角の株価に息切れ感があり、リード役不在の印象を強めている。
バリュー(割安)株に資金が流れる場面も見られるものの、全体を力強く底上げするには至っていない。
また、後場の取引時間中に明らかになることの多い東京都の新型コロナの新規感染者数が、相場に冷や水を浴びせる展開が定着し始めている。

今週はオランダの露光装置メーカーのASMLホールディングスと、ファウンドリー(半導体の受託製造業者)の台湾TSMCが4-6月期決算を発表した。
TSMCは設備投資計画を上方修正し、ASMLも強気な次四半期の売上見通しを打ち出したものの、米ナスダック総合指数や日本の関連銘柄の反応はまちまちだった。

これまで世界のマーケットを鼓舞してきた両社の業況への反応が、目に見えて薄くなったことからもハイテク株に抱く投資家の高値警戒感が浮き彫りだ。
新型コロナのワクチンは新たなけん引役になり得るものの、実際問題としては早期開発のハードルは高いとみられ、一部の市場関係者が前のめりになっている感が否めない。

米国では来週から企業の決算発表が本格化し、その翌週には日本も決算シーズンを迎える。
しかし、先行して明るい面を織り込んできた株式市場を、さらに驚かせるほどの好材料は想定しにくい。
2月期の安川電機が13日に開示した3~5月業績は営業利益が市場予想を上回ったものの、株価はその後小幅な調整を続けている。

押し目買いや買い戻し、日銀の指数連動型ETF(上場投資信託)購入がサポート要因となることで、下値については依然として底固そうだ。
半面、上値を追っていくには手掛かりに欠ける状況が続く公算。
また、米国では7月末に失業給付の増額措置が打ち切られ、少なくない額が投資に向かっていたとみられる月400億ドル(約4.3兆円)の個人所得が消失する影響も意識され始めるだろう。

23、24日が祝日の来週の日本株相場は3営業日の取引にとどまる。
日経平均の予想レンジは2万2400~2万3000円とする。  (市場動向取材班)


  提供:モーニングスター社



「あべのマスクの配布」といい、「GO TO キャンペーン」のこの時期の実施と東京都とのゴタゴタといい、現政権の政治のセンスのなさは表彰ものです。
今までずっとそう感じていたので、今更気づいたのでもないのですが一言。



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