電気の故障、、、見えないので見つけるのがタイヘンなんです。
電気に色でも付いていて、見えればいいのですけど。
エンジンオイルが漏れていたり、、、は、外から見えますが、電気が漏れていたり、流れにくい、、、などは探すのはテスターを使って探します。
テスターを使って 電圧 抵抗 時には電流を計って調べたりするのですが、、、どこかで通せんぼしている場所を探すのがタイヘンなんです。
配線が切れているだけなのは、、、その回路の抵抗を計り、導通しているのかを見れば解りますが、、、微妙な?故障は難しくなってしまうこともあります。。。捜索が。。。
そんな時は、
カプラーを、
端から外して、
点検です。
すると、、、
この様に端子が腐食しているのを発見!
する事ができたり。。。
で、修理は、、、腐食が酷い場合は端子を入れ替え、交換して修理をしたり、、、どうしようもない場合は、ハーネスごと、ユニットごとの交換になってしまいます。
このECUも接触不良 一歩前って感じです。
細い針のような端子に白い粉が噴いています。
ECUなどのカプラーは防水になっているのですが、、、それでも腐食してしまう事がありますね。
つい先日も、、、
12ヶ月点検でお預かりした車両を作業していて、、、
ここから、、、
見えてしまったのです。
シートレール(フレームパイプ)と右サイドカバーの隙間から、、、
あやしいカプラーが。
お客様は特に電装系の不具合を訴えている事は無いのですが、
この緑色に腐食したカプラーがさらに腐食進行すると、、、電気回路遮断や接触不良による端子抵抗増大、発熱、焼損、、、などのトラブルに発展いたします。
ですので、、、
接点復活剤や
カプラー保護に使える グリース を塗って、トラブルを未然に防ぐ、作業をいたします。
新車に近いバイクでは、この様なカプラーの腐食はまだまだ起こることはありませんが、5年、、、10年、、、と年月を重ねると、、、何時しかトラブルが忍び寄って来るんですね。
雨の日もバイクにも乗るよ!
駐輪場は屋根は無い、、、ボディカバー?メンドクサイよ。
洗車!大好き!
こんなユーザー様の愛車は、、、要注意です。
要注意と言っても、壊れるのを待っているのも能がありません。
壊れないように、先回りして腐食しそうな部分に潤いを与えておくのもメンテナンスのひとつですね。
↑ の写真で使ったケミカルなどを上手く使ってトラブルの防止が有効です。
メーカーでは特に腐食防止をしていない、勧めてもいないと思います。マニュアルにはこんな事は書いて無かったと思います。
でも悪いことではありません。有効な事だと思いますよ。。。