2月14日
注文していた2016年モデルのオフロードバイクの新車がやっと入庫しました。
さーて、お客様に納車ですので、、、整備をいたします。
今日はリア廻りからしますかね。。。
チェーンの張りは???
ちょっと張りすぎですね。
20mmしかありません。
マニュアルでは 40mm~45mm です。
スポークの緩み点検。
振れを見ながら、、、
締めていきます。
グリスは少量塗ってありました。
リアショックの上部はゴムブッシュです。。。観察しながら、点検を。。。
スプリングセット長はマニュアルどおりでした。当たり前ですが、、、一応確認を。。。
グリス、、、足りなくない?
老メカはグリス満タンが好きですねえ。。。
セロー225のようにグリスニップルが欲しい。。。
ニードルベアリングを使っている所は、、、ここ1か所です。
あとは、、、ブッシュ。。。
メーカー指定のグリスは、、、モリブデングリスですので、今回はモリブデンを。
モリブデングリスって、、、汚れたり劣化が解りにくいので、老メカはあまり好きではありませんが、、、
新車ですので。。。
さて、、、組み上げです。
パッドピン、、、さび付き、固着すると厄介ですので、コンパウンドでアップです。
ホイールバランスも取って、、、
チェーンの張りもマニュアルどおりに。。。
チェーンの張りって、、、張り過ぎているバイクが多いですよ。
オフ車はクッションストロークが大きいから調整も大きいですが、、、
オンロード車も張り過ぎているバイク、よく見かけます。
チェーンの張り、張り過ぎは良い事なんてひとつもありません。
張り過ぎが故障の原因になる事もあります。
マフラーのボルトナットですが、老メカのこだわりで交換します。
ノーマルは鉄のボルトとナットですが、サイレンサージョイント部のボルトは ステンレスキャップボルト に。
エキパイフランジのナットは 袋ナット にします。
エキパイの袋ナットには、スプレー式コンパウンドを入れて、、、
マフラーのネジは、、、熱でサビが発生して、、、緩めようとしても緩まず、、、苦労する事があります。
そんな苦労を幾度もしてきたので、、、袋ナットとステンレスキャップボルトに交換するようになりました。
これは老メカのこだわりです。
マフラーカバーのビスも、、、
プラグも外してコンパウンドを塗ります。
チェンジペダル、、、外して、グリスアップ。
ピローボールにも、、、スプレーグリスを入れてやります。ゴムカバーの隙間から。
今日はここまで。
次はフロントです。
新車の納車前整備です。
今回の裏メニュー整備はお客様からの申し出でやり始めました。
新車が100%なら100%に。80%しか出ていなければ100%に。120%に出来るのなら上を目指して。そんな思いのグリスアップです。