皆さんこんにちは、歯科衛生士の中島です。
今回は‘’Withコロナ‘’における確実で効率的な歯周治療・第2回患者を健康にするモチベーション、プラークコントロール、リスク検査、患者データに収集と活用というセミナーを佐賀のアバンセホールにて参加しました。
講演者は当院の院長の市丸と副院長の山口、衛生士の小川、吉冨です。コロナ禍の中での参加でしたが感染予防もしっかりしてくださり安心して参加することができました。座る場所も間隔があけてありました。
現在の歯科医療のゴールは、患者さんの口腔健康を通して全身健康に導くことです。ただお口の中だけを治すのではなく最終的には全身的に健康になっていただくことです。その為には、悪い所を治療して終了ではなく、何故、今の状態となってしまったのか、治療した後はやり直し治療をしなくて良いようにします。
歯科医院は今現在も、「悪くなってから治療する」というイメージをお持ちの方が多いように思います。
そうではなく、虫歯や歯周病は予防できる疾患なのです。
まず患者さんにお口の中の状況を把握していただきます。そのための写真撮影やいくつかの検査を行います。自分自身のお口の状態を知っていただくことで患者さん自身も予防をしないといけないと思ってきます。
そして、リスク検査を行うことで虫歯や歯周病になりやすいなどが分かります。
また、当院では初診時に全身疾患についてお聞きしてます。目的は、歯周疾患や虫歯のリスクを把握するためです。
最初はただの歯ぐきの炎症だとしても、歯周病は悪化すれば全身の健康に多大な影響を与えてしまいます。また、歯周病も糖尿病も現代人に増加している生活習慣病です。互いに深い関わりがある事も明らかとなっています。毎日の食生活をはじめ、さまざまな生活習慣を見直すことが生活習慣病の予防につながるのです。
今回のセミナーで改めてお口の健康と全身疾患について深く考えさせられました。ただ口の中だけを見るだけでなく体の状況も知って、今後病気もせずにおいしくご飯も食べられるように患者さんに接していきたいと思いました。
お口のことで何かお困り、悩み事がありましたら是非とも当院にご相談ください。
医)くらのうえ市丸歯科
新鳥栖インプラント歯周病センター(佐賀県 鳥栖市)
TEL : 0942-81-5410
歯科衛生士 中島彩花