12月4日(日) タカラベルモントさん主催のタカラ塾にて、院長の市丸と衛生士の小川で講義をさせていただきました。
お昼からのセミナーで、それぞれ1時間半の時間をいただき、
院長は、診療と学術について、これからの歯科医院の構築について。
私は、歯科衛生士としてどのような事を行うかについてお話しました。
院長は講演に慣れているので、もちろんカンペなしですしパソコンを遠隔操作で、時折海外での楽しいエピソードを交えてのお話しでした。
私は、今年3回目の講義でしたが、もちろんなかなか慣れず、パソコンの前にがっちり座り、お話させて頂きました(汗)
「歯科衛生士」という職業ですが、今年の講演では衛生士の皆さんに質問をさせて頂く機会があり、
歯科衛生士になって良かった!と思われる方は挙手をお願いします♪ と聞いてみました。
残念ながらすごく少ないんです。
恥ずかしくて手を上げられなかった方も、もちろんたくさんいらっしゃったと思っていますが、
私自身、歯科関係でない初めてお会いする方に、職業を聞かれた時、歯科衛生士ですってお答えすると、
「ああ~!あの歯医者さんで唾を取ってくれる人ね!」というお返事が返ってきます。
もちろんそれも業務の一つではあるのですが…(笑)
恐らく、アメリカやスウェーデンでは「口腔健康を管理してくれる人」という認識なのではないかと思います。
日本の歯科衛生士は、まだまだ海外に比べると業務内容に認められていない事が多くはありますが、
診査、リスク検査、口腔衛生指導、スケーリング、そして、患者さんを健康に導くためのモチベーションや、治療の介助、
データ入力、モチベーションのための資料作りなどなど。
そのため、カメラ操作(重たい一眼レフカメラなんですよ)や、パソコンも使えるようにならなくてはいけません。
しかし、その一つ一つが出来るようになる事が、=楽しい!に繋がっているように感じます。後輩たちを見ていると。
今回の講義でも、そのような内容のお話をさせて頂きました。
私は歯科衛生士になって25年経過しましたが、まだまだ学ぶ事が多いと感じています。
これからも患者さまのため、そしてこれからの歯科衛生士のために長くこの仕事を続けていきたいと思います。
2016年も12月半ばを迎え、当院の予約が現在取りにくい状況となっております。
混雑する土曜や18時は、数ヶ月待ちという状況です。
ご迷惑をおかけしておりますが、宜しくお願い致します。
(医)くらのうえ市丸歯科 新鳥栖インプラント歯周病センター(佐賀県 鳥栖市)
TEL : 0942-81-5410 歯科衛生士 小川希和子