今日は、1950鋼の第7中隊の映画を観ました。u-nextで配信しています。
アメリカ統治下の東京に、米軍総司令部が置かれ、マッカーサーが指揮を執りました。
今から73年前の朝鮮戦争時、中朝国境辺りの長津湖で起きた、アメリカ軍と中国軍が初めて衝突した時の戦争映画です。
日本では、過去にアメリカと中国との戦争があった事を、知らない人の方が多いのかもしれません。
かなり中国よりの視点で描かれていますが、
ほぼ戦史通りの内容となっています。
制作費270億円、中国軍7万人がエキストラで参加しただけあって、リアルで迫力ある戦闘シーンが大部分を占めています。
アメリカ統治下の東京に、米軍総司令部が置かれ、マッカーサーが指揮を執りました。
艦砲射撃と、空母から発進した爆撃機で空爆。
上陸して侵攻。
結果は、兵器で劣っていた中国軍が、大損害を受けつつも勝利しました。
しかし、この後も繰り返し戦争は続き、朝鮮半島全域が荒廃し尽くされました。
アメリカ軍の劣勢を挽回するため、中国本土への原爆投下を主張したマッカーサーですが、第三次世界大戦になる事を懸念したアメリカ大統領に解任され、休戦交渉に入りました。
そして、38度線を境に、休戦状態のまま現在でも戦争は終わっていないのです。
兵士同士は、特に相手に恨みがある訳では無いにも関わらず、他国からの脅威を煽る国の指導者の命令で、果てしない殺し合いを行なっています。
これを何とかしない限り、戦争は無くなりそうもありません。
近い将来、また再びこんな事になってしまうのでしょうか。
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