遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

雲を頼りに高度をとって

2019-11-04 23:07:54 | PARAGLIDER
朝起きたら、雲がどんよりしていましたが、雨は止んでました。今日の午前中はあかんやろと前日から予想していたので、飛び道具は車には積んだけども大学で仕事。 
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明日11月5日(火)の天気連休明けは秋晴れの空北海道は天気下り坂
あす朝 広く冷える 暖房が必要なくらいに (tenki.jp)
昼飯はコンビニで買って車中でとりました。獅子吼に1分でも早く着きたかったから。でも、まあ、エリアは裏風で飛んでるのは「勇者」のみ。僕は勇者引退したつもりなので、地べたで観戦♪
でも、まあ、入山しないとなんにも始まらないので入山。離陸場でもたくさんのフライヤーが状況を待っていて渋滞していた。たまに裏風が止まって出て行くグライダーがあるが、よかったりよくなかったりで踏ん切りがつきにくいというか、翼を広げてスタンばっててもなかなか出れない。
自分なりに状況を見ていて、自分なりに出られる、いや、出るべきと判断したんで、空いてるスペースに翼を広げた。見ていたのテイクオフ裏の雲の発達具合。本流は北東なんだが、それが育てた雲がテイクオフ前で吸い上げの風を作って前から弱く入るのを待ってた。離陸したらその雲を頼りに高度をとって稜線上空に出る算段。
北東風で荒れてるんなら南に行くもんなんですが、今日のフライトの課題は「下降風帯に突っ込まないこと」。はまるとちょっとシャレにならんくらい高度ロスする。ヘッドウィンドならヌルヌルと素敵な垂直降下。
南高圧線近くの斜面が綺麗に紅葉しているので、あんまり高度あげずに写真撮ってたんだけど、ダム方向へどんどん行くグライダーがいるので、適当に高度をとってさらに南進。ただ、ダムに近づくとそこは下降風帯だろうし、そこんとこはほどほどってことで。案の定、先行したグライダーは盛大に高度ロスして帰ってきてた。僕はダム手前の稜線上空に行ってダム湖をのぞき込んで満足してリターン。高度は十分あったが、かなりの向かい風でめちゃめちゃノロノロスピード。
ガレ場の谷の中で高圧線より低くなってしまったグライダーがいたんだけど、獅子吼のレジェンドが乗ってるんでなんとかするだろうと稜線上空で観戦していたら、高圧線を越えられないと判断したら山側に取り付いてフワンと高度を上げてクリアしてった・・・すげぇ・・・俺ならギブアップして谷底だ。もちろんそうならないように下降風帯に絶対突っ込まない飛びに徹していた。下手は下手なりに分をわきまえるのがアウトドアの基本。
しかし、着陸時には「下降風帯に絶対突っ込まない」方針が裏目に出た。えらい高めに帰還した上に思ったように高度が下ろせんかった。周囲のグライダーをよく見てタイミングよくスパイラルでも仕掛けたらよかったんだろうけど、もう十分しんどかったので緩めの旋回で下ろそうとしていた。結果としてAirDesignの翼を駆るO田Aくんと同高度になってしまた。技術もスタミナも彼のほうがあるんで、こちらがグズグズ高度処理をさせてもらい着陸。彼はらんディング場のものすごく狭い範囲を的にして降りなければならなかった。申し訳ない。まだQueen2を下ろすコツを掴んでないんよ。

本日のお酒:CHATEAU LAMOTHE CASTERA BORDAUX + 立山 特別本醸造
コメント
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