遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

自律神経はグダグダ

2019-11-19 23:21:54 | たわごと

どうも「寒暖差アレルギー」らしく、朝から目が痒くて痒くて、鼻水とくしゃみが止まらず・・・薬で最初はごまかしてたんだが、5限目の講義までは持たずに講義の途中からアレルギーの症状が炸裂してめちゃ苦しかったです。もうあっしの自律神経はグダグダです。
gooニュース
激しい寒暖差に強い寒気南下中師走並みの寒さも
先週より強い寒気 全国半数で霜が降りるほど冷え込む (tenki.jp)
今日よりも明日はもうちょい寒くなりそうです。天気も不安定そうです。晴れるのは明後日だな。

なかなか読ませてくれる記事です。日本の問題に対する記事なのに日本の新聞にはまず書けないレベル。
【ジャパン2020】 高齢ドライバーの増加、日本の取り組みは (BBC)
日本語版だけの記事じゃないですよ。ちゃんと本国向けのサイトに英文の記事があります。

〈以下引用〉
高齢者による交通死亡事故は、繰り返し大きな全国ニュースとして報じられている。現在、日本では75歳以上のドライバーは3年ごとに認知機能検査を受けて免許を更新する必要がある。また政府は、高齢者が先進自動ブレーキ装置のついた車種のみ運転できるようにする案を検討している。
こうした安全対策にもかかわらず、高齢者に安全に運転してもらう万能の対策はない。それが最大の問題だ。誰もが同じように年を取るわけではないし、ライフステージも人それぞれだ。世界保健機関(WHO)で障害・リハビリ事業を担当するアラナ・オフィサー氏は、「この年齢のこの時点でこの能力が減衰しやすい、ということは言えない」と指摘する。
〈中略〉
「私たちがすべきなのは、高齢者をこういうカテゴリーに押し込めるのではなく、年を取っても安全運転を続けられるようにするためにはどのような政策が必要なのかを見ていくことだと思う」
世界のどこに住んでいても、運転を諦めなければならない可能性があるのは受け入れがたいことだ。特に、十分な支援策がない中で舵を切るのは難しい。しかし日本では、この問題に直面する国民がこれからどんどん増えていくのだ。

この記事が最後に述べるように、今高齢ドライバーと呼ばれている世代は、昭和の時代に日本が国家レベルでモータリゼーションに成功し自動車による国づくりがどんどん進んだ時代にどっぷり浸かっている世代だし、日本社会自体、まだ自動車なしの生活の準備ができていない。台風19号による洪水での多くの水死者が車の中で脱出できなかったことが原因というのは、日本人の車依存を象徴的に表しているように思えます。

自動車は極めて政治的な存在でもあります。
gooニュース
トヨタやGM、トランプ政権支持 米加州の排ガス規制訴訟 
高速道路の最高速度、気候変動対策で引き下げへ オランダ (CNN)
カリフォルニア州は独自の排ガス規制の設定の権限でトランプ政権と裁判で争い、トランプ側についたトヨタ自動車やGMからは公用車を買わないとまでの事態になってます。

オランダの国土の多くは海抜より低いため気候変動の悪影響に特にさらされやすいとはいえ、オランダ国内だけで日中の高速道路の制限速度を下げてどうなるんだろう。隣のドイツでは制限速度なしの区間があったりするし・・・。 この制限速度を下げる政策は、窒素公害の縮小や家畜用飼料の変更も盛り込んだ農業分野でのガス排出量対策が一緒なので、農民からすこぶる評判が悪く何ヶ月も抗議活動が行われたそうです。


本日のお酒:PETIT LOUP MARSELAN

コメント
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