
51年ぶりに大徳寺大仙院に訪れ、和尚とも51年ぶりの再会がはたせるとは思っても見ませんでした。
私にはとんでもなく神聖な聖地で、ピシッとした緊張感のある空気に包まれ、現住職の説明に続いて前住職の和尚の説法を聞くことに。

『今とは常に過去なり、今と言うその一瞬を力一杯生き抜け』
と言う言葉そのものは無かったものの、今と言う言葉が使われ真髄は変わっていませんでした。
そしてその説法の核となる部分の迫力たるは87歳とは思えない気迫を感じ、51年前と変わらないものを感じられました。

なんだか運命的なものを感じます。
この言葉は44歳頃から使っているんだとか、きっとそれ以前が力一杯だったのかもなんて思いました。
これから新たな『今』を胸にまた歩んで行くことが出来そうです。