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旧精神科医療は思想警察なのか?

それでも、わが子を公務員にしたいですか?警察官の昇進システムをまとめてみました。

2018年06月27日 | 子育て論

今回の記事は「子育て論」について書いていきたいと思います。

テーマが公務員についてなのですが、実際、私自身、幼少の頃から、両親に「学校の教諭になりなさい」「市役所で働きなさい」

と洗脳されてきました。

そして、学生になって、大学2年から漠然と就職の準備を始めるとなった時、「社会人とは何か?」と誰も教えてくれませんでしたから、やれる準備は「とりあえず公務員試験の勉強でも」と地方上級の公務員試験の勉強を始める始末でした。

結局、大学4年生まで遊び惚けており、就職活動はというと公務員試験を片っ端からエントリーして受験していくだけ。

現在の大学生は、私の時代よりも情報網が発達していますし、SNS等が盛んですから、ずいぶん賢い若者が多いと思います。

そして、偶々筆記試験に合格してしまったのが警察官だったわけです。

とんとん拍子で警察官は2次試験もパスでき、来年度からの仕事が決まり、まさに大学生としては「この世の天国」で、バイトをして夜遅くまで遊び惚ける生活が再び始まりました。

現在の大学生がもし私と同じようい生活しているなら、「すごく意味がない生き方をしている」と思います。

現実的に、警察官は地方公務員なのですが、民間企業のようにノルマはないにしろノルマがない企業や公務員は、

「逆に新しいことをやったり、創意工夫をすることが否定され、古い慣習に従っていかなくてはならない」という文化を持っています。

さらに、組織内での昇進は試験と勤評で決まり、早い話、「ごますり」で決まってしまいます。

昇任試験は、①環境と②問題入手と③勤評の3点セットが勝負の分かれ道となります。

まず、環境ですが、昇任試験で合格しているほとんどの警察官は、本部付けの執行隊が多く、ノルマがなく、さらに飛び込み事案がない当直であるため、純粋に過去問試験対策をする時間がたくさんあるということ。

2番目に問題入手ですが、地方の県警では、1次試験にSAと呼ばれるショートアンサーつまり選択式問題があり、2次試験が筆記(論述)+勤評、3次試験が教練(組織編隊)+面接となっていました。

(「警視庁は筆記論述がない、SAで任官できる」と噂を聞いたことがあります。)

ここでも環境と同じなのですが、それぞれの県警で昇任試験を作っている人がいますが、概ね本部教養課と言われており、その教養課がこれまた警察本部に入っているのと、警察学校の教官がその任務に携わっています。

勘の鋭い人はお気づきだと思いますが、警察学校に赴任する警察官は昇進コースを歩んでいます。

もしくは本部に異動、引っ張られる人も昇進コースに入ることになります。

なぜなら、本部では「昇任試験勉強するのが当たり前」の雰囲気があり、勉強しない人、「昇任意欲がない人=警察官としてやる気がない人、能力が低い人」とみなされる異常な文化があるからです。

そして、本部に勤務していると、明らかにこれは予想問題というものが出回ります。

実は、警察官としての力量は「人脈」であり、自分の部下を昇任させてあげることがその実力のバラメータとなっています。

つまり、人脈作りとは、「自分の部下を昇任させて、恩を売り、自分の息のかかった派閥を作る、ネットワークを作ること」であり、このネットワークを通して、人事異動がすべてコントロールされてしまっており、その後の警察人生が決まってしまう仕組みなのです。

例えば、警察24時で花形とされる「刑事部 機動捜査隊」通称「機捜隊、キソウ」ですが、希望すればだれでも行けるというわけではありません。

当然、捜査経験がないといけませんから、どこかの所轄警察で刑事の経験をする必要があります。

しかし、どこの警察署の刑事課での経験でもいいのかというとそうではなく、特定の警察署での刑事経験が異動に優遇されるという噂で持ち切りでした。当然、キソウも本部付けの執行隊ですから、昇任試験勉強をする時間はたっぷりあります。

「当直中は、上司からの命令で試験勉強をさせられます!」し、試験問題も本部経由で流れます。

3つ目に「勤評」ですが、これは勤務評定のことを指します。

公務員は賞与、ボーナスについて勤務評定は一応ありますが、有名無実なもので、これでボーナスの率が変わることはありません。

警察組織はある意味フェアな昇任試験制度を持っているため、「試験勉強を頑張って、業務でもトラブルなく勤務できていれば昇任していける組織である」ことは間違いありません。

しかしながら、行政の公務員は昇任試験、つまり試験制度の昇任登用がありません。

ですから頑張ろうと頑張るまいと年功序列で昇任していくことができます。(一説によると家柄とか親戚が公職にいると昇進していくとも耳にしたことがありますが)

しかし警察官は勤務評定が、昇進試験に加点対象となります。

通常「A、B、C」評定と呼ばれています。

過去3年分の評定が2次試験筆記論述に加点される仕組みで具体的に「A評定+10点、B+5点、C加点なし」あとはその他表彰歴があります。ちなみに表彰歴は、本部長表彰レベルでは加点にならないと聞きました。柔道でオリンピックメダル獲得するなり、オウムメンバーかよど号ハイジャック犯を捕まえるといった警視総監表彰くらいとらないといけないみたいです。

つまり勤評A3の人はいきなり+30点の加点からスタートするということになります。

どうすればA評定がとれるか?というと、「巡査長が少ない内勤で勤務すること」が手っ取り早いです。

例えば、刑事課に配属になったとしても、先輩の巡査長が数人いますから、その人たちが勤評の「A」をもらいます。

当然「A」は各課でも定数が決まっていますから、内勤(刑事、交通、警備、生安組対、刑務など)に行けば、巡査が少ないため自然に勤評はAが貰えます。

逆に、交番勤務などの地域課、パト勤務と言われる、機動隊は巡査が多いためAの順番が回ってきません。

逆に、機動隊から昇任してくる人は、勤評が低いのにも関わらず試験をパスしてくるため、本当に頭脳明晰な人が多いか、人間関係作りがうまい人つまり人脈が強いひとばかりでした。

簡単に書きましたが以上が警察官の昇任試験制度です。

私は警察組織に染まるのが嫌だったので辞めてしまいました。

完全な階級制に違和感を覚えたのです。

ちなみに違和感とは何か?

というと、「公判における真実は1つだ。我々が作るんだぞ」と刑事時代に言われたことでした。

つまり捜査における取り調べ実況見分や引き当て捜査もすべて、捜査側が青図面を描いているということです。

理由としては、身柄を勾留できる期間に制限があるため、被疑者のペースで取り調べしていては公判に間に合わないということや、人間の記憶は曖昧であり、犯罪をする人間は、どこか気が狂っている人しかいないからです。

また、逮捕されたショックでパニックになっていたり、留置場での囚人のような生活や公判後の復職困難、社会復帰を考えて鬱々としてしまい、自暴自棄になっていてまともに脳が働かないのです。

私は税理士という国家が公認にする脱税ほう助資格を蔑視していますが、警察官や検察もある意味において正義を貫き通せない仕組みを知って、落胆していました。

これは聖書における「ユダヤ人パリサイ派律法学者や、徴税人マタイの話が出てきます。

パリサイ派律法学者が判事、検事、警察官といったところでしょうか?

徴税人が税理士、税務署というところでしょうか?

聖書の時代の徴税人について参考記事を転載します。

・・・・・・・・・・(徴税人 ちょうぜいにん(新共同訳など)取税人 しゅぜいにん(新改訳、口語訳など)英語表記 tax collector)

意味
使徒になる前のマタイは、カファルナウムの町で税金(おそらく通行税)を徴収する徴税人でした。
徴税人といっても、日本で税務署に座っているような公務員とはイメージが異なります。聖書では徴税人といえば、罪人や遊女と同列に扱われているのです。「なりたくない職業」というアンケートを取ったら、第二位の羊飼いをおさえてぶっちぎりの優勝まちがいなしです。

この当時のイスラエルはローマ帝国を宗主国としていて、ここでいう税金はローマに納めるためのものです
ローマ帝国は属国からの徴税を、その土地の人間に請け負わせていました。ここには属国民の反感を帝国ではなく徴税人にむけさせるという意図が当然あったでしょう。同胞にとって徴税人は、敵国の手先も同然、いわば裏切り者です。
ましてやイスラエル人は「自分たちは神に選ばれた特別な民であって、外国人は神を知らないけがれた民である」と考えていました(いわゆる選民思想ですね)。このために、異邦人との接触さえ毛嫌いしていたのです。けがれた異邦人が神の民を支配するなどという、おおよそ許容しがたい状況にあって、そのけがれた異邦人の手先となって同胞から搾取する徴税人は憎悪の的でした。

(十二弟子の中に、徴税人(ローマの手先)出身のマタイと、熱心党(反ローマの急先鋒)出身のシモンがいたというのは、実に興味深いところです。仲よかったのかなぁ。)

にもかかわらず、どうしてそのような職業に就く人がいるかというと、それぞれ理由があったことでしょうが、とにかく収入面でオイシイ仕事だったのです。
徴税人はローマから「これだけの額」ということを請け負います。その金額以上を徴収すれば、差額分まるもうけというわけです。徴税人を募集するときは入札のような制度もあって、税金を一番多く集めてくると言った者が徴税職を請け負うことができたそうです。文句を言おうにも、ローマの市民権もない属国民の身では裁判もろくにできず、恨みは徴税人へ。ローマとしても、反乱をおこされるよりは徴税人が怨まれてるほうがいいということで黙認。

マタイ(アルファイの子レビ)もけっこうな暮らし向きだったようで、彼がイエスと出会ったときには彼の家で大宴会が行われたことが聖書に記録されています(マルコ福音書2章14以下)。
ルカ福音書19章に登場するザアカイという人物は、徴税人の元締めだったから金持ちだったなどと書いてあり、相当あこぎなことをしていたのでしょう。

ところでイスラエル人には、徴税人を通してローマ帝国におさめる税のほかに、神殿税など同胞社会に徴収される税もありました。キリストも「王が民から取るのが税金だろうに、神の王子である私が神の家である神殿への納税を求められるなんてネ」と冗談を言いながら神殿税を納めています(マタイ福音書17章24以下)。

<イエスはそこをたち、通りがかりに、マタイという人が収税所に座っているのを見かけて、「わたしに従いなさい」と言われた。彼は立ち上がってイエスに従った。>

・・・・・・・・・・(転載ここまで)

警察官不祥事は後が絶えません。

【2018年度】警察官・警察職員による犯罪・不祥事(随時更新)

警察の不祥事:ニュースまとめ【6/16更新】 - ライブドアニュース

県警不祥事:止まらない 警官、押収AV大量盗む 容疑で書類送検

当直室で肉体関係、4人と不倫……北海道警の不祥事を報じ続ける札幌

悲しいかな、警察官は警察学校で、上意下達と絶対服従を学ぶだけなのです。

ですから、法律に従って仕事をする公務員全体にいえることかもしれないのですが、非常につまらない仕事をしているわけです。

警察官も含め、公務員の仕事とは、表向きは「国民市民への滅私奉公」なのですが実際は「組織維持と上司への滅私奉公」なのです。

・・・・・・・・・(警察は裏社会の一員である。日本の警官たちが悪魔に魂を奪われる瞬間とは。)

ちなみに、今回、私の家までやってきた愛媛県警は、警察の裏金問題を告発した「仙波敏郎」氏の生みの親でもあります。



このように、愛媛県警では日頃からすべての警官に常習的にニセの領収書を作らせ、強制的に悪魔に魂を売るように仕向けています。

そうすることで、正義を貫き、悪を挫こうとする警官たちの純粋な正義感を踏みにじり、その良心を心から奪い取ってしまおうというわけでしょう。まさに悪魔の所業としか言いようがありません。

これについては、私も過去に以下のような記事を書いています。

○警察は裏社会の一員である。日本の警官たちが悪魔に魂を奪われる瞬間とは。

警官自体がこのような悪に加担しているため、彼らが純粋にこの世の悪に対峙できるはずがありません。

ある意味、この世の警官もすべてが弱みを握られているわけです。なので、我々庶民がこの部分を鋭く指摘すると、警官たちも黙りこんでしまうしかないのです。

皆さんも、警官から不審な職務質問をされたり、不当な圧力をかけられたりしたときは、「仙波敏郎」氏の名前を出し、「警察の裏金問題」に言及してみてください。

・・・・・・・・・・(転載ここまで)

私利私欲に狂った政治家の下で働く公務員もたまったもんじゃありませんから、内部告発がこれからも公務員組織では出てくるでしょう。

私たちがこどもに託す人気職業に「公務員」がランキングされていることがおかしな話なのです。

私にとっては銀行マン、税理士と同じ卑しい仕事だと認識しています。

子供に、たった一度の人生を、堂々とした生き方を歩めるような仕事につけるよう導くのは親の仕事であり、

結局は親が成長し続けるしか、子育てを成し遂げることは難しいのではないかという結論になってしまいます。

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