学生は就職活動をするとき、自己の振り返りをします。
「自分は何がしたいのか?」「自分の長所や短所は何か?」「自分は何をしている時に喜びを感じるのか?」
そのような条件にぴたっと当てはまる企業や仕事に巡り合える人などこの世に一人もいないでしょう。
もしできるとすれば、それは自営業などの個人事業主になるか、小規模で細々とやっているような家族経営のお店などしかありません。
つまり、自分を見つめれば見つめるほど、「自営する」しかないのです。
ホリエモンなどは、起業など偉そうな言葉を使いますが、自分の個性をどこまで引き上げて、世の中に役に立ち、世の中の人達が「欲しい!」とか「必要だ!」と思うまで高められるかをすることが、一番の就職活動の近道だと思いませんか?
つまり、就職活動とは「将来、自営するために必要な経験や知識を学べる場所に修行しにいく」ことが私なりの定義となります。
個性才能を生かして生活していくための方法については「こちら」を読んでみてください。
(また、私たちが何のために働くのか?どうすれば成功できるのか?について知りたい方は「こちら」をどうぞ)
就職活動で心を病む学生が多いそうですね。
そういった学生向けの記事が書かれていましたので転載します。
・・・・・・・・・・・・・・・(就職活動で落ち込んだとき、覚えておくべき3つのこと 2018年9月8日 7時0分 Forbes JAPAN)
就職活動で落ち込んだとき、覚えておくべき3つのこと
あなたは夢の仕事を胸に抱き、履歴書を更新して、面接で聞かれそうな難しい質問への答えも用意し、就職活動の準備は万端な状態かもしれない。しかし、労働市場がどんなに求職者に有利な状況であっても、内定を獲得するまで一度もつらい経験をしなくて済むとは考えにくい。
人材コンサルティング企業ロバート・ハーフの上級エグゼクティブディレクター、ポール・マクドナルドは「私はいつも、仕事を見つけて内定を受ける方が、実際に仕事を遂行するよりも難しいことがあると話してきた」と述べた。「前向きな精神状態を保つには、多大な忍耐力が必要になる」
自分が直面する障壁をコントロールすることはできないかもしれないが、それにどう反応するかは自分で選べる。就職活動は過酷なときもあるが、内定が舞い込んでくるまでレジリエンス(回復力)を維持するために、次のステップを実践しよう。
1. 元気を回復する時間を取る
数週間人脈を当たり、履歴書を送り、面接に通っても何も効果が得られなかった場合、さらに努力を重ね、成功が見えるまで頑張り続けることが本能的な反応かもしれない。しかし、就職活動がどれほど不毛に見えても、しつこく続けることは最終的には非生産なことかもしれない。
組織心理学者で米紙ニューヨーク・タイムズのベストセラー作家、ターシャ・ユーリックは「就職活動を、食べたり、呼吸したり、寝たりすることはできない」と語る。「現状を忘れる許可を自分に与えること。(…)自分にむち打ったり自己ケアをやめたりしたら、悪循環に陥る」
就職活動について一時的に忘れるのが難しければ、就活のルーティンを作り、自己ケアに時間を割り当てよう。エグゼクティブ指導とリーダーシップのコンサルティング企業、ワーキング・リソーシズ(Working Resources)の創業者で心理学者のメイナード・ブルースマンは「自分を省みてエネルギーを回復するため、マインドフルネスでも瞑想(めいそう)でも、定期的に実践することがレジリエンスにとって最も重要だ」と語る。「一度や二度実践しただけでは効果は現れないかもしれない。しかし、これを習慣とすることで、自分自身についてより心地よく感じることができるようになる」
運動も、精神の健康を強化してくれる。マクドナルドは「多くの人は、就職活動に気を取られてしまうと自分の体をケアしなくなる」と語る。「精神の健康を上向きに保つ方法を見つけることが必要だ。身体的な運動は、それにぴったりだ」(マクドナルド)
2. 信頼できる人にフィードバックをもらう
一歩引いて頭をクリアにするチャンスが持てたら、周囲の人にフィードバックを求めよう。誰しも盲点があるものなので、建設的な批判を少し受け入れるようにすれば、今まで経験していた困難の根本原因が見つかるかもしれない。「どんなに有能な人でも、誰もが助けを必要としている」とブルースマン。「一人で闘わず、支援のシステムを持つことが大事」
家族や友人に、自分の履歴書や職務経歴書、リンクトインのプロフィールなどについて意見を聞こう。あなたの適性は明確で、書類には間違いがないだろうか? ソーシャルメディアのプロフィールはプロフェッショナルに書かれていて、将来の雇用主にとって魅力的なものか?
こうした点を確認したら、今度はメンターとの模擬面接を通してストーリーテリングのスキルについて意見を聞こう。マクドナルドは「面接では、人はあなたの最高の姿を見たいと思っている。残念なことに、長い間失職・就職活動をしていた人の場合、ネガティブになりがち。それも理解できることだ」と述べた。
信頼できる助言者とリハーサルすれば、自分が採用担当の管理職にどのような印象を与えているかをより正確に認識できる。そうして自己認識すれば、より心の準備ができ、自信が向上するかもしれない。「良いメンターは、あなたに試練を与え、努力するよう促し、そばであなたを導いてくれる」とマクドナルド。「メンターがいなければ、見つけること。メンターがいる場合は活用すること」
3. 意識して視点を変える努力をする
心をリフレッシュし、率直なフィードバックをもらえば流れを調整することができるが、就職活動を生産的な方法で前進させるには、楽観的な見通しで考えなければならない。
考え方をシフトするには、自分の思考をより深く認識することが必要だ。「自分に厳しくすることなく、自分の考えがどのようなものか認識すること。自分の思考法は楽観的か、役に立っているか、自分や状況についてより心地良く感じる助けになるか考える」とブルースマン。「自己認識とレジリエンスに優れた人は、『What(何)』という言葉を含む質問をすることが多い。『自分がこの出来事を経験しているのはなぜか(Why)』ではなく『うまくいかせるためには来週何ができるか(What)』と自問する」(ユーリック)
自分の頭の中の独り言をコントロールできるようになれば、視点を変えやすくなる。そうすれば明確さが増し、ストレスの多い状況への闘争・逃走反応が軽減する。
そして何よりも、どんなにつらい就職活動だったとしても永遠には続かないことを思い出そう。「障壁はあるが、大いに努力して勤勉さと根気を持てば、目標を達成できるはずだ」(ブルースマン)
・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)
マインドフルネスや瞑想、メンターをみつけるなどわけのわからないことばかり書いていますが、つまりは、「心を安定させなさい」と言っているに過ぎません。
その心が安定しないから困っているのに、マインドフルネスや瞑想などをして、そしてメンターに相談して、果たして心が安定するのでしょうか?
仮に、マインドフルネスや瞑想をして心が安定するのであれば、どうしてお寺のお坊さんたちは、数々の不祥事を起こしたりするんでしょうか?座禅や瞑想をして、心が安定するはずなのに。
メンターも言い方だと思いますが、つまり、金払って、就職活動塾に通うなり就活アドバイザーを雇って、コンサルタントを入れろということですよね?
こんなことをするくらいなら、コネを使って、裏口コネ入社すればいいだけだと思いませんか?
私が警察官になったのは、「単に公務員志望であっただけ」でした。
いくつか公務員試験を受験しようと思っていた一つに警察官があっただけでした。
たまたま受験したら合格した、そして警察学校に入校して、半年間訓練を受けました。
そして、初任科を終え、現場に出て、警察官の仕事をしましたが、世の中の役に立つ仕事というよりは、権力を維持する、具体的には強いものを守るための装置が警察であるということがはっきりとわかりました。
正義の味方でも何でもありません。
組織維持をするために、悪人たちを守るのが警察の仕事えあるとはっきりとわかりました。
刑事ドラマ、警察24時などの警察礼賛番組は、警察官のイメージアップのためのものであることもわかりました。
必死に勉強して、偶々合格した公務員という仕事でしたが、イメージと全く違いました。
友人で行政職や技術職の公務員はいますが「何も楽しくない」と言っています。
「楽して稼げるから」「成果主義を求められず、競争がないから」
という超安定志向で公務員を志望する人が多いですが、上司はさらに安定志向、前例踏襲、慣例主義など超コンサバティブですから、若者が行けばつまらなくなり、息が詰まってしまう。
実際、大学在学中、業界研究をいくらしたところで、実際に働いてみないと、その業界のことなどほとんどわかりません。
ですから、一番良い方法はバイト、フリーターで興味のある職種に入ってみることです。
当然、自営業するなら簿記の知識は必要ですが、普通科高校では簿記のぼの字も学ばず、役に立たない微分積分やベクトルなどを勉強させられます。
当然、大学入試が終われば、いつのまにか普通科高校で学んだことはほとんど忘れてしまいます。
公務員試験対策で学びなおすのですが、大学入試とは出題趣旨が違うため応用が利きません。
資格就職するために、看護師の養成機関に入りましたが、結局看護とは名ばかりで、医療産業の一角に加えられるだけで、ルーチンワークをこなすだけで、国民の健康状態を向上させるなどは全く関わることができません。
「医療は患者がいなければなりたたない」
から当たり前なのですが、
「予防医学」
も所詮は金儲けであり、「健康不安」というパイの奪い合いをしているだけでした。
「早期発早期治療」につながるだけで、結局は医療ビジネスに加担させられるだけです。
残念ながら、就活とは、「どうやって生活していくか?」
というお金の問題になります。
ですから、独立を考えない人は
「自宅から近く、労働時間、拘束時間も短い仕事で休日がしっかりしている職種」
がおすすめかもしれません。
そういった仕事は、バイトなどをして探すもので、就活説明会などでは出てきません。
特に、「営業」の仕事などは、うつ病になってしまう人も多いですから、注意が必要です。
・・・・・・・・・・・・・・・(「優秀な学生が採用される」という勘違い)
これは全くの勘違いです^^;
その変な勘違いのせいで沢山の人が苦しんでいる。なんとかしたいなぁ。。。
あなたも同じ勘違いをしてしまっていませんか?
ぼくも学生の新卒採用の時、全く同じ勘違いをしてしまっていました><
でも面接官という180°違う立場になって気が付きました。
採用されるのは「優秀な学生」ではなく、
「自社の中で将来パフォーマンスを発揮してくれそうな学生」です。
この違いが分かるでしょうか?
要は雑に言ってしまうと、社風に合って・使い勝手が良さそうな人を採用するんです。
そもそも優れている・劣っているなんて『環境が変われば判断基準が変わる』曖昧でどうでもいいものだと思いませんか?
「この子はヤバい!将来凄い仕事しそうだな」とか「とても人当たりが良いな、一緒に働けたら幸せにしてくれそう」と思える魅力的な学生さん達も本当に沢山いました。
でも「今年は〇〇の能力が高い学生を取りたい」とか「やっぱ社風に合いそうな子がいいね」みたいな変な基準のせいで採用されなかった学生さんも多いです。
あぁ、悲しいなぁ。。。
こういうケースを見ていると、採用・不採用なんて本当にどうでも良いと思ってしまいます。。。(ちょっと言い過ぎですかね?)
もっと言うと、「ハーバード大学首席の超頭の切れるエリートでバリバリ働く、でも上司の事を馬鹿にして無視する学生」が仮にもしも就職活動を受けに来る事があったら、ほぼ全ての日本企業で採用されないですよね?きっと。
だって「社風に合わない」から「どう扱っていいか分からない」から。ただそれだけの事なんですよ。。。
今の就活は本当にくだらないよ
そもそも今の就職活動システムなんて上手く機能してないんです。
ネットのオープンエントリーで何社も自由に受けられるようになった今。学生や企業にとってより有意義なものになるかと思ったら実際は違った・・・
採用活動のシステムどうにかしないとヤバい・・・今そんな感じです。
だから「就活」なんてくだらないもので心を痛める必要なんてないと思うんです。
まして就職活動に失敗して「自分は劣っている」と勘違いなんてして欲しくない。
ホント自分を責めないで下さいね^^;何度も言いますがホントこれ事実です。
逆に「ぼく・わたしを採用しないなんて馬鹿な企業・・・入らなくて正解だったよ!」位のノリが正解だと思います。。。
個人的な意見だけれど、負の感情は全て怒りに変えると楽ですよ。
怒りの感情は、運動や気分転換で思いっきり遊んだりすれば何処かへ行っちゃうし、次のチャレンジへのエネルギーにもなります。
だから、自分を決して責めないで欲しいな。
「就活」なんてすべて勘違いなんだから。。。
ただの綺麗ごとかもしれないけれど、心の底からそう思います。
就職を焦る必要は全然ない
「本当に良い人なのに採用試験で落とされてしまう人」もいれば、「自称優秀」な就活強者の人でも入社して半年もしない内に「こんなはずではなかった・・・」と言って自ら退職していく人が沢山いるのが、今の就職活動の実態です。
そして、30代・40代。周りの社会人の方をみていると、時間が掛かったとしても「自分に合った場所」を見つけられた人が幸せになっている様に感じます。新卒で『就職強者』と呼ばれていた人はプライドが邪魔するのでしょうか?意外ですが、後々苦労している人が多い印象です。。。
就職活動の裏側では、「今の就職活動のシステムって全然上手く機能してないよね・・・」というお話しばかりです^^;そもそも「一括新卒採用」なんて採用している国の方が少ないですし。。。
就活が上手くいかないのは、制度が上手く機能していないせいで起こるミスマッチが一番の原因です。決して就活生のせいでは無いので、本当に「自分を責めて、辛くなる」必要なんて全然ないんです。
「このままではマズイな・・・」
と、いう事で最近は「若者と企業のミスマッチを無くす」為のサポートに力を入れている就職支援サイトも充実してきました。これはとても良い事ですね^^
「既卒」「第二新卒」「新卒で上手くいっていない人」や「体調を崩してしまい、ゆっくり就活をしたい人」を無料で就活支援してくれるサービスは今の時代、本当に求められているのでしょう。その数も年々増えていますね。(有名どころで言えば“いい就職.com” など)
だから、心をすり減らしてまで就職を焦る必要なんて全然ないと思うんです。
それこそ重度のうつ病になってしまうと、もの凄く辛く家族みんなが苦労するし、元気で生活できる様に回復するまで年単位で時間が掛かってしまいます。。。うつ病の母と妻をみていて「心の健康」ほど大切なものはないとぼくは思うのです。「就職活動」と「人生の成否」はほんとうに全然関係ありません。なので、やっぱり自分の心を一番大切にして欲しいです。どうか就活で鬱になる人がいなくなりますように願っています。思い詰め過ぎず、気楽に考えて下さいね^^
・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)
「採用してもらう」
のでなく
「労働力を提供してやる」
のが正解です。
ですから
不採用でも「卑屈になる」必要はありません。
採用側としても「スキルが高い、学歴が高い学生」を採用するのはリスクがあります。
なぜなら、社風に合わないかもしれないからです。
どちらかというと、低学歴で、体育会系の部活をやっているような、頭が筋肉でできている”あたきん”さんが企業としては都合がいい。
企業は「搾取できる相手」を探しています。
成長させようとしているのは、「さらに搾取するため」
就活する側も、キャリアアップを前提に就職先の企業、業種を選ぶべきです。
ですから、正社員になる必要なんてありません。
限定社員、パートアルバイトで十分なのです。
「車ほしいし、ボーナスでブランド時計買いたい、ブランドのスーツも、週末はオシャレなバーで楽しみたい。」
給料は少ないけど、自分の時間があったほうが、豊かな人生だとは思いませんか?
深刻にならず、どこに自分の時間=労働力を提供することで自分のためになるのか?を考えて就活すればいいのです。