心のハンドル操作方法 幸せに生きるための教習所

旧精神科医療は思想警察なのか?

教えて看護師国家試験勉強!精神保健福祉センターと保健所による2重行政

2023年08月31日 | 世界一分からない日本の精神科医療と精神科看護

精神保健福祉センターとは、保健所と2重業務を行っています。

その役割を、一言で説明すると

「社会的弱者を監視することで、地域で問題を起こさないようにする保安的役割」

です。

説明になっていたでしょうか?

社会的弱者とは、貧困者のことです。

働けない人、働きたくても働き口がない人、働かない人(ひきこもり)、ホームレスなどが挙げられます。

そういった社会的弱者が政治に対して反発したり、自暴自棄になって犯罪に走ったりすることを抑止するためにの役割を「保健所」が担っていました。

しかし、より一層、社会的弱者の監視機能を増やすために設置されたのが、「精神保健福祉センター」だったのです。

設置のきっかけは1964年の「#ライシャワー駐日大使刺傷事件」です。

大阪で19歳の精神病院通院歴のある青年が、ライシャワー駐日大使を刃物で襲撃した事件をマスコミが大々的に報道し「キチガイを野放しにするな」という世論誘導がされました。

そして、精神衛生法が翌年1965年に改正され、「問題を起こした社会的弱者を行政(都道府県知事命令)によって、精神病院に強制入院させる権限強化と監視体制強化」がなされました。

その制度は2023年現在も、「#緊急措置入院」「通報制度」として現行法に残っています。

 

しかし、厚労省が推進する、地域包括ケアシステムには精神科医慮分野も含まれており、法制度と行政のずれが生じ始めています。

今なお、負の遺産として、精神科と老人医療は在宅完結しないように、「死ぬまで病院で面倒を見る」というシステムとして、精神科療養病棟や介護療養病床が、まだ残っています。

延命技術の向上により、人工呼吸器や経管栄養を行うことで、意思表示もできない、寝たきり植物状態の老人が増えました。

また政府は貧困者、ひきこもりを隔離収容するビジネスを精神科病院に認めています。

 

社会不適合者(ひきこもり働かない人)、健康寿命をとっくに超えて、延命されてしまった生活介護が必要な貧困老人といった、生産性の低い社会的弱者の問題について

諸外国は、社会的な問題としてソーシャルワーカーが担当しています。

つまり、先進国では、社会的問題を医療に丸投げせず、政治的な問題として政府が解決していこうとしているのです。

しかし、日本は、適当に病名をつけて、医療費を使って、病院に収容することで社会的な問題を病院や施設といった建物の中に隠蔽してしまったのです。

政府は、隠蔽、口止めの協力機関である病院や施設経営者に

①「隔離しておくだけ、生かしておくだけで利益が出るビジネスモデル」の許諾と

②「医師、医療福祉従事者としての権力、地位」

を与えたのです。

病気でもなんでもなく、社会的弱者を医療で面倒みているため、矛盾が生じ、その矛盾に対してストレスが溜まり「病院や施設での虐待が収まらなくなっている」のが今の虐待の原因です。

システムエラーが起こっているのです。

人間が人間を傷つけるシステム。まさに悪魔的なシステムとしか言いようがありません。

 

この悪魔的なシステムが生まれた理由が分かりますか?

「常識が間違っている」「間違った常識の上に社会が成り立っているから」ことが原因です。

 

病気にならず健康に長生きすることは大切なことです。

しかし、「長生き=幸せ」だと言い切れるでしょうか?

私たち日本人は「人間としての本当の幸せ」についてずっと隠され、

「植物状態でも寝たきり状態でも、長生きすることは良いことだ」と洗脳されてきたのです。

本当でしょうか?なぜ人間の寿命は100年と設定されたのでしょうか?

私たち人間は100年という寿命を使ってなすべきことがあるのに、それを誰も教えてくれません。

神を信じない無神論社会、神道や仏教といった、「悪魔を神と拝む風習」の中で生活しているため、「#人間とは何か?」「#人生とはどう生きるべきか」について誰も答えられないのです。

社会的な問題とは、根っこにあるその国固有の文化、つまり「思想」から生み出されています。

1人1人が、「人間として正しい考え方」を持って生きれば、社会は変わっていきます。

その答えがRAPTブログにあります。

RAPT有料記事284(2018年6月11日)我々人間がこの世に生まれてきた目的は、霊魂の救いと成長のためだ。https://rapt-neo.com/?p=47936

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ただの抗がん剤、クロザピン... | トップ | これからの精神病院の在り方... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

世界一分からない日本の精神科医療と精神科看護」カテゴリの最新記事