人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

今まで出来なかったことで必要な事を見極めて実行する!

2014年02月23日 | コーティングビジネス
帳面によると 現金も商品製品も流動資産として
資産の部に計上され同等の価値があるように思われます。
しかし細かく仕分けすると現金預金と商品に区分され 
帳面上は同価値であっても実は違うという面があるわけです。

200万の現金は今月の200万の給料が払える原資になりますが
200万の商品では今月の200万の給料が払えず 
他から現金を調達して払うことになります。
(現物支給というなら話は別ですが)
200万の商品を担保に現金を借りなければなりません
しかも担保評価は帳簿価200万でも7掛けとかになって
調達できる現金は140万円となります。
この仕分けと貸し方・借り方 資産負債資本と呼ぶ
バランスシート・損益計算書といった
財務諸表が理解できる為には簿記の知識が必要になります。

物販業であるタイヤ小売では商品在庫といった科目があり
帳面上資産はあっても現金が無いといった場面に遭遇しますが
サービス業である洗車・コーティング専門店では
売上げ=ほぼ付加価値であるために 
原材料の在庫は少々有っても
製品在庫が無いために とてもわかりやすく単純なバランスシートになります。

たえず付加価値が生まれるサービス業では 
商品を現金化して給料を払う必要が無いわけです。
経費のコントロールがキチンと行なわれれば 
後は付加価値の創出に力を注ぐだけで良いのです。
これを「受注型」の商売と呼びます。
また物販業は売れる見込みで商品を
仕入れる事が先行しますから「見込み型」の商売と呼びます。


「受注型」のビジネスであるキーパープロショップ岐阜店は
その誕生から「受注」をいただくために品質重視の姿勢を貫きました。
第一の課題をそこにおいていたため 
例えばアルバイトの運営といったことに
「そのやり方」の工夫という進化がもたらされる前の
アルバイトが入るかは入らないといった
原始的な手法が取られていました。
これまではアルバイトさんの数も少なく 
タイヤのベテランアルバイトが洗車のアルバイトに移行するといった
その場しのぎのやり方で充分間に合っていました。

でもそういうアバウト管理では限界が見えています。
タイヤ・キーパークロスという考え方を
アルバイト運営面で反映させ始めます。
フルタイムアルバイトをF98勤務
ミドルタイムアルバイトをM76 M65とよび
左側が拘束時間 右側が労務時間限界です。
「朝10時からM76でお願いします」という指示なら
10時入店で17時まで(うち一時間休憩)というスタイルになります。
そしてショートとしてS4・S3・S2という労務時間のみの指定は
主に高校生の平日入店を意識したものです。


お店が育ってきて今までの管理手法は上手くいかない
それなら管理手法を変更する事こそ
進化といえるものであり 
それを創造していくことが仕事そのものです。
創造的な仕事とは 今までしていなかった 
あるいは出来なかったことで
これは必要だと思える「木を見るより山を見る」能力を働かせる事に尽きます。












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