「タイヤの換え時」について良く聞かれます。
今日もBMW2シリーズにお乗りのA様が ご来店になり「見て欲しい」とおっしゃいます。
まずは
走行距離を尋ねると
5万7千キロ
そのうち冬はスタッドレスを履いているので
夏用タイヤでの実走は4万キロぐらいとのお答えです。
実は 今月最初に電話ですでにタイヤは注文済でして
「交換は秋から冬で 支払いは済ませるのそれまで預かっていて欲しい」
それで本日 支払い入金にお見えになったのです。
拝見すると
タイヤの残り溝は3~4分あり
シリアルは2015年で製造後8年経過です、丁寧に乗られているのがよく分かりました。
A様が言われるには
当初 まだ溝はあるようなので秋から冬の交換と思っていたが
専門家の意見を聞きたいとおっしゃいます。
なので
現在の状況(上記)をお話しした上で
タイヤを交換するタイミングは
1 溝がすり減った時
2 ひび割れが広がっている場合
3 車検で指摘されそうな時
と もう一つ
4 「タイヤが気になる時」が虫の知らせといって交換の時期です。
溝はまだある ひび割れもない 車検も通る なのにタイヤが気になる。
これが「虫の知らせ」という潜在意識からのアドバイスです。
想像するに これから高速を走る機会がある、その時に雨が降っているとすると・・・・。
「タイヤは大丈夫だろうか? 古くなっているのでスリップするかも?」
こうなることを未然に防ぐ予知能力を「虫の知らせ」と呼びます。
案外 これは重要な要素だと思いませんか
損得の勘定なら
「溝があるならもったいない」「まだ交換の必要はない」となって
その時点では タイヤの事は気にならないものです。
損得でなく 安全面からは
「溝はあっても能力の低下は間違いない」「いざという時には危ないかも」
このような予感は大切にした方が良いと思います。
このようなアドバイスをさせていただきました。
その上で
これから梅雨になる前に
交換されたらいかがですかと申し送っておきました。
タイヤは注文して頂いて入荷しています。
代金は頂戴済みです。
いつでも準備はOKです。
ここまで準備しておけば 後はお客様の判断だけです。
タイヤが気になるようならお早めに!