JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「青春残酷物語」

2020-05-03 | 映画(DVD)
「昭和の銀幕に輝くヒロイン 第94弾 桑野みゆき」

「青春残酷物語」1960年 松竹 監督・脚本:大島渚

生きる目的を失ったまま「美人局」という犯罪行為に走って破滅していくカップル無残な青春ーーー。松竹ヌーヴェルヴァーグの幕開け!桑野みゆきはそれまでのイメージをかなぐり捨て体当たり演技を披露、清純な娘役からの脱皮をはかった。



真琴(桑野みゆき)が中年の男にホテルに連れ込まれそうになったとき、彼女を助けたのは清(川津祐介)という大学生だった。二人は男から奪った金で遊び、真琴は清に抱かれるが、それ以来連絡が来なくなった。清は人妻と不倫をしていたが、まっすぐな真琴に惹かれ同棲を始める。二人は美人局で金を稼ぐようになるが、真琴が妊娠していることが判明。清に子供を堕ろせと言われた真琴はアパートを出て行った。清は子供を堕ろした真琴と再会しアパートに戻るが、そこにはすでに警官が待ち構えていた。



常にカッコいい構図、究極の画角。
常に夕陽のような照明に映える天然色。
松竹ヌーベルバーグの真髄。



時代、世代。
姉・久我美子と僅かの差でも時代が違えば青春も親の干渉度も違う。自分等とも違うし今の子等ならなお違う。いづれにしても青春はギラギラの方がらしくて良い。

渡辺文雄のウザい理屈と川津祐介の青林檎。
桑野みゆき、どんだけ可愛いワンピ持ってんのよ。

結末がつまんないのは惜しい。





ラピュタ阿佐ヶ谷

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