JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「懺悔 -松岡真知子の秘密-」

2010-07-29 | 映画(DVD)
「R18 LOVE CINEMA SHOWCASE VOL.8 その男、城定(JOJO)につき。―――」

「懺悔 -松岡真知子の秘密-」2010年 GPミュージアムソフト 監督:城定秀夫

足の不自由な姉・景子(原紗央莉)と二人暮らしの高校音楽教師・松岡真知子(松浦ひろみ)。仲の良かった二人の姉妹だが「ある事件」をきっかけに景子は不具になり、その原因が妹にあると考える景子は、以来真知子を奴隷のように扱う。盲目的に景子に従う真知子であったが、心には鬱屈した衝動が溜まっていた。そして、いつしか教え子と秘密の関係を持つようになった真知子は・・・

ラブ・コメディに光るものを見せてくれる印象が強くなってきた城定監督。こちらはシリアスでちょと重いテーマの作品。

松浦ひろみというシンガーソングライターを主演にするというプロデューサー側の要求で作られたそうですが、この松浦ひろみというちょっと暗めで美的にも今一イケてない感じの人の実に暗いむっつりスケベ教師っぷりが似合っていました。
ブサイクはリアリティを伴い、時にメチャクチャエロくなる典型。
松岡真知子先生の教え子2人もAVレンタルショップでそのような会話をしていましたっけ。

対する下半身不随の姉役。こちらはAV界でも人気の原紗央莉。
動いているところを初めてまともに見ましたが、なるほど人気のあるAVさん。顔や身体の厭らしさったらないですね。
いわくつきの姉妹で、とある事故から下半身不随となり性格がめちゃくちゃ悪く、妹をいじめ抜く役。その目力。啖呵や毒付く瞬間の唇のゆがみ具合が迫力あります。
彼女の撮影スケジュールはたった1日しかなかったとか。早撮りピンクとはいえ凄まじい根性。

妹のムッツリ。深夜でAV見ながら慰める。ピアノ個人教授をしていた男子生徒から迫られ、一旦は拒むものの呼び戻しての強チン。

この妹、ストレスからなのかゲロ吐くんですね。ゲロ吐いてもやり続けるんですね。

姉妹の関係の重さに少し苦手感はありましたが見ごたえのある作品となっていました。

原紗央莉が足に嵌めているギブス。予算の関係でスタッフの手作りだそうですが、こんなギブス無いだろうという嘘くささが、またナイスでした。

ミヒャエル・ハネケ監督作「ピアニスト」

ポレポレ東中野

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