「ロスト・ハイウェイ」

「デビット・リンチの映画」

「ロスト・ハイウェイ」1997年　米　監督：デヴィッド・リンチ

妻レネエと平凡な生活を送る、サックス奏者のフレッド。ところがある日、ディック・ロランドは死んだ、と誰かがインターフォンで謎のメッセージを告げた。やがて一本のビデオ・テープが届く。そこには、妻をバラバラに切り刻む彼の姿が写っていた……。



デビッド・リンチの特集。「ロスト・ハイウェイ」「マルホランド・ドライブ」「インランド・エンパイア」が未見でいずれ見たいと思っていたが、短期の特集でこの3連発は厳しいんでないか。眠ってしまったりしないんだろうか、と不安でした。とりあえず今回、2本鑑賞。「インランド・エンパイア」はまた近いうちに劇場上映機会を待ちたい。
眠気との戦いは杞憂。流石に面白いじゃないか。
まず、オープニングのボウイ。暗闇のハイウェイがPV並のカッコ良さ。

問題の難解度。

人が入れ替わったり難解ではあるけれど監督自ら出したヒント「O.J.シンプソン事件」と聞くと何となく解る。何度見ても完全に理解できないだろうが、それは他の映画でも同じだ。そして何度も見たくなるかどうかが勝負だが、圧倒的に何度も見たくなるのがリンチワールドの魅力だな。
サスペンスからカルトホラーとジャンルをいとも簡単に横断してしまうリンチ・ワールド。


パトリシア・アークエット

白塗りの男のキャラがいかにもすぎてまいっちゃう。





それにしても赤いカーテン好きね。










パトリシア
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角川シネマ新宿