三途の川巡り最終章。
最初に立てた予定では、ホテルを9時に出発して恐山を1時間くらい回って次へ。
って感じだったんだけど・・・。
とりあえず早く目が覚めたのもあって、8時前にホテルを出発。
ホテルから恐山までは近いので、木々に囲まれた自然豊かな道路をゆっくり走行。
前後に全然車が走って無かったから出来たというのもある(爆)
走って10分くらいしたところで発見。
大きな杉の木。
杉の木から5分くらい走ったところにある恐山冷水(ひやみず)。
冷たくておいしかった。
そういえば、この場所を撮った別の写真にオーブとか写ってて不思議な感じだったな。
今回の本当の目的である三途川が入り口にあるんだけど、駐車場がそこから100mくらい
奥に入ったところにあるので、一旦車を駐めて歩いて戻った。
三途川に架かる橋の隣に、脱衣婆と懸衣翁の石像があった。
その隣には、三途川に架かる橋がある。
そして今回の目的、三途川の始め。
この三途川は宇曾利湖から流れ出している。
この湖は酸性が強いらしくて、独特な色をしている。
どうでもいいけど、うそりこってひらがなで書くとかわいいよね。
ここから駐車場に戻る途中で小雨が降り出した。
車を駐めたときには晴れ間が見えてたのに・・・。
入山料を払って、いよいよ中へ。
総門の横にある像。
総門をくぐると、奥に山門が見える。
このとき、曇っていたものの雨は止んでた。
山門をくぐると、奥に地蔵殿が見える。
山門と地蔵殿の間の左右に温泉に入れる小屋がある。
地蔵殿に向かって左側に冷抜の湯と古滝の湯があり、両方とも女湯の札が付いてた。
地蔵殿に向かって右側に薬師の湯があり、そこに入った。
薬師の湯の中。
お湯は白く濁っていて硫黄の臭いがすごい。
湯温は少し高め。
掲示されていた注意書きには、硫黄成分が強いからお湯で顔を洗わないように。
とか、長湯をせず3~10分くらいで出るようにとあった。
湯につかってすぐ、おじいさんが扉を開け入るのかと思ったら、湯加減を聞いてどこかに行った。
それからしばらくして、別の人が扉を開け中を見るだけでどこかに行った。
貸し切り状態じゃ無いとイヤなんだろうか?
良い加減に温まってきたのでそろそろ出ようかと思ってたときに、開いてる窓から雨が吹き込んできた。
そういえば、中を見に来た人が傘を差してたなぁ・・・。
着替えをしてるときに2人組が中を見てどこかに行った。みんな入らないのかよ・・・。
小屋から出てみると良く晴れてた。
小屋を出て地蔵堂にお参りした後、順路に沿って行く。
荒涼とした風景の中にいろいろな地獄とか像がある。
それにしても、さっきまでの曇り空が嘘のように気持ち良く晴れた。
全体的に白っぽい地面と真っ青な空と風の音しかしない静かな環境。
いつまでも居たいと思う様な穏やかな空間だった。
そんな風景を歩いて行くと賽の河原に到着。
石が積んである光景が賽の河原って感じがする。
賽の河原を進んでいき小高い丘を越えると、宇曾利湖畔の極楽浜に出る。
何も知らずに見たら、一瞬南国の海のような景色に見える。
この浜の砂は白くてサラサラしてて、歩くとふわふわして気持ち良い。
全体的に風が良く吹いてるのは、宇曾利湖のおかげで土地が開けてる所為何だろうか?
五智山展望台と呼ばれる小高い場所。
ここには、五智如来の像がある。
展望台から宇曾利湖の方を一望。
地蔵殿の裏手にある不動尊参道の途中から撮った建物。
手前の建物が地蔵殿。その左に渡り廊下で繋がってるのが薬師堂。
薬師堂奥の縦長の建物が宿坊「吉祥閣」。
もともと温泉には入る予定だったのでそれを含めても数十分見学して、1時間くらいで帰る予定だった。
気づいたら1時間半経ってた。
機会があったらまた来たいなぁって思った。
後ろ髪を引かれる思いで出発。
三途の川の手前くらいで観光バスとすれ違った。
アレにかち合ってたら静かに見学できなかったと思うと、予定より早く来て正解だったかもしれない。
薬研温泉の方に行って、そこから佐井村方面に行くルートを通った。
カーナビは薬研温泉で右折して国道279号線を行くルートを案内してたけど、どうしても佐井村経由の
ルートで行きたかったので、カーナビを無視してそっちのルートにした。
温泉地を抜けたところ辺りから未舗装路が20kmくらい続いた。
中には車がすれ違えないくらいの道幅のところもあって、カーナビが案内しないのも仕方ないのかもと思った。
それにしても、他に車が走ってない未舗装路は走ってて楽しかったな。
途中でニホンカモシカに遭遇した。
後で調べたら、この辺には生息しているらしいんだけど、なかなか遭遇できないらしい。
ラッキーだったのかも。
それからしばらく走ると舗装路になった。
舗装路になってしばらく行くと佐井村の中心地に出た。
佐井村に出てすぐに雨が降り出した。
それから国道338号線を10kmほど北上したら、次の目的地である大間に到着。
本州最北の地の石碑。
大間と言えばマグロなので、それを釣り上げる様子をもしたオブジェもあった。
駐車場に到着したときには雨が降ってたのに、駐車場から最北の地の石碑に行く間に晴れた。
晴れたのは良いのだけれど、風が強かったな。
大間崎から見える弁天島
灯台の奥に見える山々は北海道なんだよなぁ。
なんか不思議な感じだな。
時間的にちょうど良かったので、昼飯を食うことにした。
たまたま入った店では、マグロの解体ショーをやるとのことだった。
店に入って何にしようか悩んだあげく、マグから定食にした。
まぁ、マグロの唐揚げなんだけど、チキンナゲットみたいな味でおいしかった。
他にも刺身やどんぶりとかもあったんだけど、3色丼という大トロ・中トロ・赤身ののったどんぶりが
3000円だった。食事にそんな金は掛けられん。って事で即却下。
刺身も結構いい値段だったのでこれも却下した。
注文して待ってるときに、解体ショーが始まるというので見に行った。
ヒレを切ったり切り込みを入れたりしてこれから本格的に、、、ってところで出来ましたって呼ばれて、
いいとこを見ることが出来なかった。orz
飯を食った後、駐車場近くのお土産屋で昆布を購入。
何でも大間はマグロ以外に昆布も良くとれるらしい。
お土産として買うなら日持ちするものじゃ無いとなぁ、、、と言うことでマグロは却下して昆布にした。
そのお土産屋のおばちゃん夫妻は、テレビやCMに出たことがあるらしい。
そんな話を聞かされた。
無事土産も買って大間を出発。
国道279号線を南下すること約40分。
今回の三途の川巡りの最後である、正津川の最下流に到着。
国道の橋なので綺麗だな。
それぞれの欄干には橋の名前が書いてあった。
川の名前が橋の名前になってるんだな。
もう一方の欄干には川の名前が書いてあった。
正津川というのは、三途川の正式名称。
宇曾利湖から流れ出てるあの部分を三途川と呼んでいる。
三途の川の最終端。
津軽海峡に流れ出ている。
そしてこれにて、三途の川巡り終了。
これでこの年の目標は達成できた。
ここから、この日の宿泊地である青森市内まで100km強のドライブ。
薬研から大間までの道路と違い、整備された普通の道路。
まっ、普段通りだよね。
途中、浅虫温泉でトイレ休憩。
道の駅が温泉に入れる施設になってたんだけど、そこから見える湯ノ島。
温泉に入ろうかとも思ったけど、ここで入ったらゆっくりしすぎてしまいそうだったのでやめた。
正津川橋から約2時間半で、青森市内に到着。
青森市内に到着してすぐ、土砂降りの雨。その雨はすぐに小降りになったけど・・・。
折角だからと言うことで青森ベイブリッジを走って見たんだけど、あれくらいの大きさの橋だったら
家からちょっと行けばあるな(爆)という感じで、特に感動は無し。
ついでだからと言うことで、ベイブリッジの先にあるフェリー乗り場に立ち寄った。
約16年前に車で北海道旅行に行ったことを思いだしたのでね。
そこからベイブリッジ方面に戻り、物産館のアスパムに行った。
この建物三角形になってる。
この写真は海側から撮ったものね。
展望台に上り、周りの景色を見ることにした。
この頃には、雨がすっかり止んでた。
まずはフェリー乗り場。
ちょうどフェリーが停泊してた。
青森市内。
ここだけ見るとどこにでもある町並みって感じ。
あっ、宿泊するホテルだ。。。(爆)
さっき通ったベイブリッジ。
青森ほたての看板が邪魔だな・・・。
景色を見て回ってるときに、遠くの方で晴れ間が見えた。
雲の間から光が差し込んで綺麗だった。
展望台で景色を楽しんだ後、アスパムの1階でお土産購入。あれやこれや買った所為で荷物が多くなった。
車に行くまでの間、袋が指に食い込んで地獄だったわ(爆)
未舗装路を走って泥だらけになった。
写真じゃ分かり難いけど、実際はもっと白っぽく汚くなってた。
そんなことより両サイドにひっかき傷が出来てしまって、それをどうしたもんかと軽くショック。
アスパムからホテルまでは数分で到着。
部屋に入ってふしゅ~って感じでしばらくくつろいで、 18時過ぎに近くのコンビニで飯を買ってきた。
どこかに食べに行こうとも思ったけど、よくよく考えると地元でも食えるじゃん的なものばかりだったんでやめた。
飯食ってシャワー浴びてテレビ見て画像を整理して、、、とかやってたら0時過ぎてた。
早く寝ないと。。。