オチノツボ

日々起こる出来事について雑感をただだらだらたらたら述べております。

さようなら

2003-10-25 | 地元
10月25日

 おじちゃんのお通夜に行く。明日は結婚式があり、告別式には出られないから、今日がおじちゃんとの最後のお別れになる。

 姉貴の旦那の車に父親・母親・姉貴・旦那・僕の5人が乗込む。道中で両親と話しをしている内に、おじちゃんは僕が聞いていた以上に深刻な状況だったことがわかった。最後に会ったのが姉貴の結婚式だから半年ちょっと前になる。その時も確かにしんどそうだったけど、すごくニコニコしてたのに。改めてさびしい気持ちがする。

 3時間ほどで、池田市の斎場に着く。着いてみると、すでにたくさんの人が来ていて、その中には久しぶりに会う親戚も結構いた。東京のおばちゃんには近くにおんのに、あんたは全然家に顔を出さんと、しっかり叱られた。高校の時以来に会う従兄弟は雰囲気が変わっていてびっくりした。

 従兄弟と話しをした後、おじちゃんの顔を見た。とても穏やかな顔をしている。話しかけたら起き出しそうだ。心の中で、おじちゃんに話しかけた。

 「来たで、おじちゃん。ちょっと遅れてしもたけど。けど、僕、今、頑張ってるから。」

 お通夜が終わったら、悲しみが少し消えていた。最後のお別れをちゃんとできたからだろうか。

 二カッと笑ったおじちゃんの顔とおじちゃんの頑張ってるかの問いかけを僕はずっと忘れないでいようと思う。