オチノツボ

日々起こる出来事について雑感をただだらだらたらたら述べております。

真夏のストレート

2006-07-08 | 音楽・映画
7月8日

 休み。買い物がてら梅田に行った。まずLOFTへ向かい2階のボディ・ケアコーナーでメディシンボールを購入する。これは片手で持てる位のゴムボールの中に重りが入っているアイテムでダンベルの代わりとかで使われる。500g・750g・1Kgと重さもいろいろあるのだが、僕は1Kgをチョイス。これで毎日のトレーニングが更に充実させられる。トレーニングもなんだかんだで一ヶ月以上続けているのにお腹が全然凹んでこない今日この頃、このアイテムを効果的に使って凸凹腹筋を身につけねば!

 その後、NU茶屋町にあるTower Recordへ。邦楽・洋楽コーナーをグルッと一周した後、甲本ヒロトのシングル「真夏のストレート/天国うまれ」とASIAN KUNG-FU GENERATION「NANO-MUGEN COMPILATION 2006」を購入する。

 で、紀伊国屋に行き何か面白い本はないかと店内をブラブラうろつく。でも、めぼしいのが無かった。まあ、こんな時もある。

 寮に戻ると、食堂で東京から異動されたばかりの先輩が新入社員の子と何やら話しこんでいる。新入社員の子も東京から来たので関東のネタで盛り上がっているみたいだ。ま、僕が東京にいたのは昔の話やしと思いつつ隣でヨーグルトを食べていたら、いつのまにやら僕も会話に巻き込まれ、気がついたら30分くらい話し込んでた。先輩とは東京にいた時、あまり接点が無かったが今回いろいろ話せて面白かった。今度は寮の歓迎会でこの続きをやろうと思う。

 ようやく部屋。早速買ってきたCDを聞いた。たまにはレコ評チックに書いてみます↓。


 甲本ヒロト「真夏のストレート/天国うまれ」

 まず最初に一言。素晴らしい。これまでTHE BLUEHEARTSやTHE HIGH-LOWSというバンドで歌ってきたヒロトだが、この作品はソロ、それも甲本ヒロトのソロでなければ成立しえない作品だ。ヒロトの歌詞の特徴である「単純な言葉だけで誰も真似できない世界を表現してしまう」ことが出来ているのは当然なのだが、今回の作品はそれだけでなく曲のアレンジも含めヒロトの世界が爆発している。この作品にはヒロトがこれまでやってきた「聞いている内に気分が高揚して一緒に歌いたくなる」ような熱はどこにも無い。ただあるのは「普通に生活していたら簡単に見過ごしてしまうけど、間違いなく生活の中で秘めたり捨てたりする思い」をさりげなく、それでいて誠実に教えてくれる歌があるだけだ。癒しとは違う優しさが詰まっている二曲です。



 ASIAN KUNG-FU GENERATION「NANO-MUGEN COMPILATION 2006」

 こないだライブにも行って来たアジカン。この作品は、彼らが主催して横浜で行われるフェスに参加するバンドがそれぞれ一曲ずつ持ち寄ったコンピレーションアルバムだ。こういうコンピ盤は既発曲を提供するバンドが結構多い。知らないバンドの代表曲が聞きたい人にとっては良いのだろうが、新しモン好きの僕としてはやはり新曲に目が、というより耳が行く。そういう意味では、この作品には新曲が結構入ってるのが嬉しい。そして特に気に入ったのがこの二曲。

 1.ASIAN KUNG-FU GENERATRION「十二進法の夕景」
 ライブで聞いていたのだが、こうしてアルバムで聞くと思った以上の出来。次のアルバムが早く聞きたいと思わせてくれます。

 2.BEAT CRUSADERSの「ANOTHER TIME,ANOTHER STORY」
 これまたビークルらしさが全開の一曲。去年、狂ったように聞きまくったバンドですが相変わらず僕のツボをしっかり打ち抜いてくれます。

 これだけじゃなくって、ストレイテナー・ELLEGARDENなどの良い曲が入っているのですが、困った事が一つだけある。それは聞いていると横浜のフェスにどんどん行きたくなるってこと。これは本当に困りもの。


 と、グダグダ書いてたらすっかり真夜中。