オスグット、少し膝を曲げるのも痛い

小学５年生の男の子。野球チーム所属。
昨年の１０月から膝下が痛み、１２月からは練習を休む。
接骨院に通うが痛みは減らず。

２月のはじめに初めて来院した時は、身体全体に疲れがあり、
膝は少し曲げただけで痛みがあり、足踏みしても痛いと、
重篤な状態でした。
初回は身体全体の疲れを和らげることがメインとなり、
２回目以降は日を詰めてほぼ毎日の来院を薦める。

４回目でしゃがんでも痛くなくなり、
痛くない範囲で運動を再開。
６回目では普通に練習しても、試合に出ても
痛みがなく、終了となる。

あれだけ重篤な状態が、ずいぶん早く回復したものだと、
この子の回復力に感心させられました。

さて、痛みは膝下でも、問題は身体全体という場合も多い。
筋肉の疲労、緊張、身体のゆがみがありながら、
自分では自覚がなく、施術で軽く触れるだけで
痛みがあることに気がつく。

普段、緊張している状態、身体に関心が向かないなどという状態は
身体の異常に気づきにくく、鈍感？な状態とも言える。
痛みを感じなならそのほうがいいのではと思うかもしれないが、
けしてそうではない。
感覚がにぶければ、
身体の異常を悪化させるまで放置してしまうことになるからです。

それはオスグットに限らず全ての怪我や病気にも
いえることだと思う。

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