マーケティング研究 他社事例 760 「有料会員サービスも拡大」 ~任天堂の強さはどこまで続くか?~
任天堂は11月5日の決算会見で、主力ゲーム機「ニンテンドースイッチ」をマレーシアで生産し始めたと明かしました。
中国、ベトナムに続く、第3の生産拠点になります。
まだフル生産には至っていませんが、マレーシア生産品が「そろそろ店頭に並ぶ」という段階に来ているようです。(2020年11月現在)
2017年3月に発売したスイッチの生産は、当初は中国に一極集中していました。
米中貿易摩擦が表面化し、リスク低減のために2019年夏からベトナムでも生産を開始し、今回はそれに続く生産拠点の拡充となります。
古川社長はかねて「中国とベトナム以外の生産拠点も検討している」と説明してきました。
発売から4年目を迎えたスイッチの発売は今なお好調で、任天堂は2021年3月期通期の販売台数を1900万台と見込んでいましたが、2400万台へと大幅に上方修正したのでした。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出制限で巣籠もり需要が急増した上、2020年3月20日に発売した人気ソフト「あつまれ どうぶつの森」は累計販売本数が2604万本に上る大ヒットとなり、社会に「あつ森」現象を生み出しました。
その一方で、新型コロナウイルスで都市封鎖で部品の供給や製造が一時的に停止し、スイッチの供給が需要に追い付かない状況が続きました。
古川社長は「夏には生産が通常に戻った」と話していましたが、2020年の冬のクリスマス商戦でさらに需要が拡大し、生産拠点の拡充で供給網を強化しました。
2021年3月期通期は連結売上高が前期比7%増の1兆4000億円、純利益は16%増の3000億円を見込みます。
スイッチの販売拡大に伴い、新作のソフトだけではなく過去に発売したソフトの販売も伸びるという好循環に入っています。
古川社長は累計で6000万台以上を販売したスイッチについて、「従来のハードのライフサイクルを超えて成長していく基盤が整いつつある」と話します。
月額306円(税込み)からのサブスクリプションサービス「ニンテンドースイッチオンライン」の会員数が9月時点で2600万を超えるなど、販売後も顧客から継続的に収入を得るビジネスモデルを確立しつつあります。
盤石に見える任天堂に死角はあるのでしょうか?
大ヒットした「あつ森」の7~9月期の販売実績は4~6月期に比べて66%減と失速し、頭打ち感も出ています。
しかし、7~9月期のスイッチの販売台数は4~6月期に比べて20.6%も増えており、かつての「ニンテンドーDS」のように、ゲームに関心が薄い新規ユーザーの獲得に成功したと言える状況です。
「2021年には遅れていた大型タイトルが出てくる。2021年はソフトを中心に販売を延ばす1年になりそうだ」という市場の予測も聞えて来ます。
任天堂の好調さはしばらく続きそうです。
下記は彩りプロジェクトのご紹介です。
ご興味があればご一読下さい。
彩りプロジェクトでは、ビジネススキルに特化した、オンラインセミナーをサブスクリプション制(定額制)でご案内しております。
毎月定額(基本価格10,000円(税抜)※企業規模(パート社員含む社員数)で価格は変動します)をお支払いいただく事で、何人でも何回でもご参加いただけるビジネスセミナーを開催しております。(別途カレンダー参照)
内容は、多岐に渡るものの、求められている役割毎に設定した内容となっています。
基本的なコースは、R29コースで、PDCA、コミュニケーション、情報収集、イノベーション、ファシリテート、コーチング、意思を伝える、フォロワーシップ、チームワーク、マネジメント、報告・連絡・相談、ビジネスマナーの12種類(2020年11月現在)となっております。
R35コースで、PDCA、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、ファシリテート、チームビルディング、イノベーションの9種類でR29コースよりも上級編の内容となっております。
最後に、R43コースが最上位クラスで設定されており、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、イノベーションの6種類となっております。
R29コースの特徴は、まずは個人にフォーカスしています。今更聞けないといった内容を中心に構成されており、現在の課題克服の為、またはこれから身に付けなくてはならないスキルとなっています。
R35コースの特徴は、視座を高くした構成で専門的な役職要件に応じた内容で構成されております。そして指導する立場になったあなたが身に着けるべきスキル集になっています。
R43コースの特徴は、それこそ会社全体を見回せるスキルの構成となっており、幹部候補にとっても必須の内容になっております。
セミナー名の一部をご紹介します。
・パラダイムシフトが必要なあなたのマネジメント力
・影響力から見るあなたのチームワーク力
・求められているそれを知り意見を伝える力
・創再共イノベーション力
・予定調和じゃ無い方のPDCA力
・非認知的アプローチから入るコーチング力
・笑顔がもたらす効果コミュニケーション力
受講にあたっては各自の選択制(年齢が20代だから、R43は受講できないといった事ではありません)となっており、先んじて学びを深めたい、今更聞けない事だから、といった様々な動機にお答えする内容となっております。
ちなみに、R〇〇のとなりは年齢をイメージしておりますが、例えば、R43は43歳以上の人は受けられないという事はありませんし、大卒1年目の方でもR43を受講する事は可能です。
定額制で何人でも何回でも受講が可能です!!
詳しい、資料のご請求や、ご質問等は以下にメールをお待ちしております。
メール info@irodori-pro.jp
HP https://www.fuudokaikaku.com/
お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
任天堂は11月5日の決算会見で、主力ゲーム機「ニンテンドースイッチ」をマレーシアで生産し始めたと明かしました。
中国、ベトナムに続く、第3の生産拠点になります。
まだフル生産には至っていませんが、マレーシア生産品が「そろそろ店頭に並ぶ」という段階に来ているようです。(2020年11月現在)
2017年3月に発売したスイッチの生産は、当初は中国に一極集中していました。
米中貿易摩擦が表面化し、リスク低減のために2019年夏からベトナムでも生産を開始し、今回はそれに続く生産拠点の拡充となります。
古川社長はかねて「中国とベトナム以外の生産拠点も検討している」と説明してきました。
発売から4年目を迎えたスイッチの発売は今なお好調で、任天堂は2021年3月期通期の販売台数を1900万台と見込んでいましたが、2400万台へと大幅に上方修正したのでした。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出制限で巣籠もり需要が急増した上、2020年3月20日に発売した人気ソフト「あつまれ どうぶつの森」は累計販売本数が2604万本に上る大ヒットとなり、社会に「あつ森」現象を生み出しました。
その一方で、新型コロナウイルスで都市封鎖で部品の供給や製造が一時的に停止し、スイッチの供給が需要に追い付かない状況が続きました。
古川社長は「夏には生産が通常に戻った」と話していましたが、2020年の冬のクリスマス商戦でさらに需要が拡大し、生産拠点の拡充で供給網を強化しました。
2021年3月期通期は連結売上高が前期比7%増の1兆4000億円、純利益は16%増の3000億円を見込みます。
スイッチの販売拡大に伴い、新作のソフトだけではなく過去に発売したソフトの販売も伸びるという好循環に入っています。
古川社長は累計で6000万台以上を販売したスイッチについて、「従来のハードのライフサイクルを超えて成長していく基盤が整いつつある」と話します。
月額306円(税込み)からのサブスクリプションサービス「ニンテンドースイッチオンライン」の会員数が9月時点で2600万を超えるなど、販売後も顧客から継続的に収入を得るビジネスモデルを確立しつつあります。
盤石に見える任天堂に死角はあるのでしょうか?
大ヒットした「あつ森」の7~9月期の販売実績は4~6月期に比べて66%減と失速し、頭打ち感も出ています。
しかし、7~9月期のスイッチの販売台数は4~6月期に比べて20.6%も増えており、かつての「ニンテンドーDS」のように、ゲームに関心が薄い新規ユーザーの獲得に成功したと言える状況です。
「2021年には遅れていた大型タイトルが出てくる。2021年はソフトを中心に販売を延ばす1年になりそうだ」という市場の予測も聞えて来ます。
任天堂の好調さはしばらく続きそうです。
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内容は、多岐に渡るものの、求められている役割毎に設定した内容となっています。
基本的なコースは、R29コースで、PDCA、コミュニケーション、情報収集、イノベーション、ファシリテート、コーチング、意思を伝える、フォロワーシップ、チームワーク、マネジメント、報告・連絡・相談、ビジネスマナーの12種類(2020年11月現在)となっております。
R35コースで、PDCA、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、ファシリテート、チームビルディング、イノベーションの9種類でR29コースよりも上級編の内容となっております。
最後に、R43コースが最上位クラスで設定されており、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、イノベーションの6種類となっております。
R29コースの特徴は、まずは個人にフォーカスしています。今更聞けないといった内容を中心に構成されており、現在の課題克服の為、またはこれから身に付けなくてはならないスキルとなっています。
R35コースの特徴は、視座を高くした構成で専門的な役職要件に応じた内容で構成されております。そして指導する立場になったあなたが身に着けるべきスキル集になっています。
R43コースの特徴は、それこそ会社全体を見回せるスキルの構成となっており、幹部候補にとっても必須の内容になっております。
セミナー名の一部をご紹介します。
・パラダイムシフトが必要なあなたのマネジメント力
・影響力から見るあなたのチームワーク力
・求められているそれを知り意見を伝える力
・創再共イノベーション力
・予定調和じゃ無い方のPDCA力
・非認知的アプローチから入るコーチング力
・笑顔がもたらす効果コミュニケーション力
受講にあたっては各自の選択制(年齢が20代だから、R43は受講できないといった事ではありません)となっており、先んじて学びを深めたい、今更聞けない事だから、といった様々な動機にお答えする内容となっております。
ちなみに、R〇〇のとなりは年齢をイメージしておりますが、例えば、R43は43歳以上の人は受けられないという事はありませんし、大卒1年目の方でもR43を受講する事は可能です。
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成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
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