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教科書に載っていない良い職場とは その159 【相手の赤に反応するな 1】

2021-11-22 09:05:21 | コミュニケーション
教科書に載っていない良い職場とは その159 【相手の赤に反応するな 1】


自分が相手にとってストレスを与えている存在になっていないか?その点検をしていく過程で、どうしても自分にストレスを与えてくる相手がいたとします。
(それを理解する事で相手にストレスを与えているか確認が出来ます。)

最初は、「いやだな~」ぐらいでしょうが、思考が段々別な方向に行き、「早くこの人の元を去りたい」と思うようになると思います。そして、その時間は全く無駄だったと思うものです。そういった際に、客観的に振り返ってみて下さい。相手の何にこちらが嫌だなと反応しているのか?話し方なのか?目の動かし方なのか?姿勢なのか?それらを総称した態度なのか?人間性なのか?価値観なのか?等々

より後者になればなるほど、すでにだいぶ深い段階まで落ちてしまっていると思います。その状態から、一緒に建設的になるのはかなり難しいと言わざるを得ません。こちらが日々のストレスを受け続け、しっかり発散するというサイクルをまわして行く事が肝要です。溜まったストレスをそのままにすると、体が不調を来たします。ところで、「相手に反応する」という言葉はどのようにご理解いただいているでしょうか?人間にはミラー細胞があるので、自然に真似るという習性があります。しかし、これは好ましいと思っている場合です。
そうでは無く、好ましいと思っていなかった場合はそうはなりません。そういった反応の中で、相手が批判的であったり、従順なふりをしてみたり、交戦的であったりする場合に皆さん自身にどのような反応がありますか?

我々は自分の状態を、赤い状態と青い状態に分ける事が出来ます。
そして、同じように相手にも赤い状態と青い状態があるのです。
青い状態は、共感性が高く、論理的であり、無邪気である事。
赤い状態は、批判し、交戦的であるし、従順な振りをしたり、わがままである事。

相手の批判にはこちらの相手を批判する気持ちが駆り立てられ、同じ反応を起こしてしまうものです。

そういった意味では相手の赤に反応するのは必然的であるとも言えます。

(つづく)




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成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣

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