マーケティング研究 他社事例 739 「食料不足は今後10年で深刻に」 ~飽食の終わり~
国連のアントニオ・グテーレス事務総長は2020年6月に世界に向けてメッセージを配信しました。
「何億人もの子供と大人に長期的に影響を与える世界的な食糧危機が差し迫っている」
新型コロナウイルスで景気の悪化が続き、現状で6億9000万人とされる飢餓人口が急増する可能性を危惧したのでした。
国連をはじめとする国際機関は飢餓の撲滅と食糧の安定供給を訴え続けて来ました。
「飢餓と食糧安全保障は地球規模の問題で、世界人口の増加などに鑑み、緊急に一致した行動をとることが必要」(1996年、世界食糧サミットのローマ宣言)
「2030年までに食料生産を50%増やさねばならない」(潘基文国連事務総長、2008年)
しかし、食卓が豊かな日本人には実感が湧かず、先進国はどこも同じと言えます。
飢餓はアフリカなど一部の地域の話で自分とは関係ないと思い込んで来ました。
しかし、今回の声明はこれまでとは異なっています。
飢餓に直面する国ののみならず、「食糧が豊富な国でもサプライチェーンに混乱が生じるリスクがある」と言及しています。
先進国の多くの人が謳歌していた飽食の時代は、終わりが近づいているのでしょうか?
2020年4月ロシアが不穏な動きを見せました。
世界の輸出量の約2割を占める小麦のほかライ麦、大麦、トウモロコシの4月~6月の輸出量の上限を700万トンとする制度を取り入れました。
ウクライナも小麦の輸出量の上限を設定し、他国でも鶏卵や大豆で輸出規制の動きが広まりました。
世界の穀物は8年連続の豊作で輸出制限の規模も限定的ですが、食糧供給網を直ちに脅かすものではありません。
しかし、新型コロナウイルスによる輸送力の減少と相まって、穀物の生産が一部の国に偏っている実態を再認識させるには十分な出来事だったと言えます。
輸出大国のさじ加減一つで、食糧不足が起こり得るという漠然とした不安を日本を含む先進国にも与えています。
2020年は年初から、世界的な食糧危機を連想させる自然現象も伝わっています。
アフリカから南アジアにかけてバッタが大発生し、旧約聖書の出エジプト記でバッタによる農作物への被害は「十の災い」の一つに挙げられています。
今年の、ケニアでは過去70年間で最悪、インドでも30年ぶりと言われるほど大規模に発生しました。
(続く)
下記は彩りプロジェクトのご紹介です。
ご興味があればご一読下さい。
彩りプロジェクトでは、ビジネススキルに特化した、オンラインセミナーをサブスクリプション制(定額制)でご案内しております。
毎月定額(基本価格10,000円(税抜)※企業規模(パート社員含む社員数)で価格は変動します)をお支払いいただく事で、何人でも何回でもご参加いただけるビジネスセミナーを開催しております。(別途カレンダー参照)
内容は、多岐に渡るものの、求められている役割毎に設定した内容となっています。
基本的なコースは、R29コースで、PDCA、コミュニケーション、情報収集、イノベーション、ファシリテート、コーチング、意思を伝える、フォロワーシップ、チームワーク、マネジメント、報告・連絡・相談、ビジネスマナーの12種類(2020年11月現在)となっております。
R35コースで、PDCA、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、ファシリテート、チームビルディング、イノベーションの9種類でR29コースよりも上級編の内容となっております。
最後に、R43コースが最上位クラスで設定されており、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、イノベーションの6種類となっております。
R29コースの特徴は、まずは個人にフォーカスしています。今更聞けないといった内容を中心に構成されており、現在の課題克服の為、またはこれから身に付けなくてはならないスキルとなっています。
R35コースの特徴は、視座を高くした構成で専門的な役職要件に応じた内容で構成されております。そして指導する立場になったあなたが身に着けるべきスキル集になっています。
R43コースの特徴は、それこそ会社全体を見回せるスキルの構成となっており、幹部候補にとっても必須の内容になっております。
セミナー名の一部をご紹介します。
・パラダイムシフトが必要なあなたのマネジメント力
・影響力から見るあなたのチームワーク力
・求められているそれを知り意見を伝える力
・創再共イノベーション力
・予定調和じゃ無い方のPDCA力
・非認知的アプローチから入るコーチング力
・笑顔がもたらす効果コミュニケーション力
受講にあたっては各自の選択制(年齢が20代だから、R43は受講できないといった事ではありません)となっており、先んじて学びを深めたい、今更聞けない事だから、といった様々な動機にお答えする内容となっております。
ちなみに、R〇〇のとなりは年齢をイメージしておりますが、例えば、R43は43歳以上の人は受けられないという事はありませんし、大卒1年目の方でもR43を受講する事は可能です。
定額制で何人でも何回でも受講が可能です!!
詳しい、資料のご請求や、ご質問等は以下にメールをお待ちしております。
メール info@irodori-pro.jp
HP https://www.fuudokaikaku.com/
お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
国連のアントニオ・グテーレス事務総長は2020年6月に世界に向けてメッセージを配信しました。
「何億人もの子供と大人に長期的に影響を与える世界的な食糧危機が差し迫っている」
新型コロナウイルスで景気の悪化が続き、現状で6億9000万人とされる飢餓人口が急増する可能性を危惧したのでした。
国連をはじめとする国際機関は飢餓の撲滅と食糧の安定供給を訴え続けて来ました。
「飢餓と食糧安全保障は地球規模の問題で、世界人口の増加などに鑑み、緊急に一致した行動をとることが必要」(1996年、世界食糧サミットのローマ宣言)
「2030年までに食料生産を50%増やさねばならない」(潘基文国連事務総長、2008年)
しかし、食卓が豊かな日本人には実感が湧かず、先進国はどこも同じと言えます。
飢餓はアフリカなど一部の地域の話で自分とは関係ないと思い込んで来ました。
しかし、今回の声明はこれまでとは異なっています。
飢餓に直面する国ののみならず、「食糧が豊富な国でもサプライチェーンに混乱が生じるリスクがある」と言及しています。
先進国の多くの人が謳歌していた飽食の時代は、終わりが近づいているのでしょうか?
2020年4月ロシアが不穏な動きを見せました。
世界の輸出量の約2割を占める小麦のほかライ麦、大麦、トウモロコシの4月~6月の輸出量の上限を700万トンとする制度を取り入れました。
ウクライナも小麦の輸出量の上限を設定し、他国でも鶏卵や大豆で輸出規制の動きが広まりました。
世界の穀物は8年連続の豊作で輸出制限の規模も限定的ですが、食糧供給網を直ちに脅かすものではありません。
しかし、新型コロナウイルスによる輸送力の減少と相まって、穀物の生産が一部の国に偏っている実態を再認識させるには十分な出来事だったと言えます。
輸出大国のさじ加減一つで、食糧不足が起こり得るという漠然とした不安を日本を含む先進国にも与えています。
2020年は年初から、世界的な食糧危機を連想させる自然現象も伝わっています。
アフリカから南アジアにかけてバッタが大発生し、旧約聖書の出エジプト記でバッタによる農作物への被害は「十の災い」の一つに挙げられています。
今年の、ケニアでは過去70年間で最悪、インドでも30年ぶりと言われるほど大規模に発生しました。
(続く)
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基本的なコースは、R29コースで、PDCA、コミュニケーション、情報収集、イノベーション、ファシリテート、コーチング、意思を伝える、フォロワーシップ、チームワーク、マネジメント、報告・連絡・相談、ビジネスマナーの12種類(2020年11月現在)となっております。
R35コースで、PDCA、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、ファシリテート、チームビルディング、イノベーションの9種類でR29コースよりも上級編の内容となっております。
最後に、R43コースが最上位クラスで設定されており、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、イノベーションの6種類となっております。
R29コースの特徴は、まずは個人にフォーカスしています。今更聞けないといった内容を中心に構成されており、現在の課題克服の為、またはこれから身に付けなくてはならないスキルとなっています。
R35コースの特徴は、視座を高くした構成で専門的な役職要件に応じた内容で構成されております。そして指導する立場になったあなたが身に着けるべきスキル集になっています。
R43コースの特徴は、それこそ会社全体を見回せるスキルの構成となっており、幹部候補にとっても必須の内容になっております。
セミナー名の一部をご紹介します。
・パラダイムシフトが必要なあなたのマネジメント力
・影響力から見るあなたのチームワーク力
・求められているそれを知り意見を伝える力
・創再共イノベーション力
・予定調和じゃ無い方のPDCA力
・非認知的アプローチから入るコーチング力
・笑顔がもたらす効果コミュニケーション力
受講にあたっては各自の選択制(年齢が20代だから、R43は受講できないといった事ではありません)となっており、先んじて学びを深めたい、今更聞けない事だから、といった様々な動機にお答えする内容となっております。
ちなみに、R〇〇のとなりは年齢をイメージしておりますが、例えば、R43は43歳以上の人は受けられないという事はありませんし、大卒1年目の方でもR43を受講する事は可能です。
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